〈シャネル〉の裏側見たことある?
秘蔵アートで芸術の秋を満喫!
うだるような暑さは続いているけど、暦ではもう晩夏。すぐそこまで来た秋には、食にスポーツにと、いろいろなジャンルに手が伸びる。もちろん、芸術の秋もそのひとつ。アートは心を落ち着かせてくれるから、休日リフレッシュしたいときにうってつけ。なにより美意識が磨かれるから、洒落者としてのレベルアップも期待できる!? そんな秋の一大テーマを楽しむのにぴったりなイベントが、8月31日(水)から開催されるから注目だ。
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©Anne de Vandière
それが、“à mains levées シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展”。こちらの展覧会では、〈シャネル〉が職人らとともに創り上げてきたファッション技術がお披露目されるという。それは、これまでほとんど明かされることがなかったレアなもの。そんな貴重な裏側を知れるとあっては見逃すわけにはいかない。
©Anne de Vandière
展示される写真には、職人による丁寧な手仕事の数々が収められている。それを捉えたのが、アンヌ・ドゥ・ヴァンディエール。アンヌはこれまで、“手”に注目した作品を世に出してきたフランス人の写真家。当然、本展でもそのスタイルは健在。それらの作品からは、〈シャネル〉の創作を支える裏側がありありと感じられる。ちなみに、写真と一緒に展示される職人の手にまつわる言葉にもそれぞれのストーリーがあって面白いので注目してほしい。
©Anne de Vandière
普段決して見ることのできない〈シャネル〉の裏側を伝えるため、アンヌが訪れたのは〈シャネル〉クリエイションの聖地“le19M”。フランス・パリ19区にあるここは、〈シャネル〉が“メティエダール”と言われる“芸術的な手仕事”を受け継いでいくために、専門工房を集めた場所。アンヌは、そんなアトリエの中でも〈シャネル〉の重要な部分を担う、刺繍のルサージュやモンテックスに密着。人の手から織りなされる温かみのある芸術と技術を余すことなく写真に収めた。世界のファッションを牽引する創作の舞台裏から受ける刺激は、きっとあなたの感性を目覚めさせてくれるはず!
〈シャネル〉を生み出す“手”に注目して完成させたアートの世界。本展は東京・銀座の“シャネル・ネクサス・ホール”で開催。予約も入場料も不要なので、ふらっと立ち寄ることもできる。是非こちらの展覧会で芸術の秋を楽しんでみて。
●シャネル・ネクサス・ホール事務局
TEL:03-6386-3071
●à mains levées シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階 シャネル・ネクサス・ホール
期間:8月31日(水)~10月2日(日)
営業時間:11:00~19:00 ※最終入場は18:30
休日:会期中無休
URL:https://nexushall.chanel.com/program/2022/mains/