’90年代テイストのバスケットボールシューズを、ファッション目線で楽しめる1足。パンチング素材とメッシュを組み合わせた側面のディテールが、横顔のアクセントに。色はイエローのほか、ドラゴンフルーツ(ピンク)、白、黒を含む全6色展開。2万9700円(オニツカタイガー/オニツカタイガージャパン)
大好きな西海岸の太陽を感じさせる夏の強い陽射しが、すっかり秋の穏やかな陽射しになってきた。西海岸を愛する大人としては寂しい限りだが、そんなときこそ“お洒落の力”に頼ってみてはどうだろう。おすすめなのはあざやかなイエロー。眩しく輝く太陽のようなこの色をまとえば、いつでもどこでも西海岸の陽射しを感じることができるはず。そのための選択肢として注目したいのが、〈オニツカタイガー〉の新作シューズだ。
“ティグコート”と呼ばれる本作は、ハイファッションとスポーツの融合をテーマとする新カテゴリー“アルティ RS”シリーズのひとつとして発表されたモデル。バスケットボールシューズに使われるソールデザインを採用することで、優れたクッション性と安定性を確保する一方、1990年代のクラシックなスタイルに着想を得たアッパーデザインも特徴となっている。このシリーズ自体が従来のスポーツシューズの枠を超え、都市とアウトドア、日常とスポーツの垣根を取り払うというコンセプトを持つだけに、アクティブ派の大人にはうってつけの仕上がりだ。そしてなによりも秀逸なのが、靴紐まで同じ色で彩られたイエローの配色。知っている人も多いかもしれないが、実はこのイエローという色は〈オニツカタイガー〉のシグネチャーカラー。1970年代から愛され続けている名作“メキシコ66”で世界に認知され、ブランドを象徴する色としての地位を確立したものだ。
ちなみにイエローという色自体は、古くから“希望”や“活力”、“明るさ”を象徴する色とされてきたもので、〈オニツカタイガー〉というブランドから感じる“エネルギッシュで前向きな精神”にもどこかで通じるものがある。足元に明るい色を取り入れれば、履くだけで西海岸を感じられて気持ちも前向きに。こんなスニーカーなら履かない手はない!?
●オニツカタイガージャパン
URL:https://www.onitsukatiger.com/jp/ja-jp/contact/
※『Safari』11月号284ページ掲載
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