これぞ理想形!
俳優クリス・パインがデニム好きの心を動かす理由!
最近のデニムにはなんの新しさもない、なんて思っていません? いやいや、それは大間違い。だって、デニムは普遍の魅力を持ったデイリーウエア。肝心なのは、それをどう着こなすかってことですよね。で、「やっぱりデニムってかっこいいよな~」と、その魅力を再認識させられるのが、このクリス・パインの着こなしだ。
彼が着用しているのは、至ってベーシックなGジャンとスリムストレートのデニムパンツ。でも、この2つがここまでかっこよく見えるにはワケがある。その理由のひとつが、Tシャツにブルーグレーの色みを選んで、全身をブルーのワントーンでまとめたこと。
これにより、デニムならではのラフな風合いがグッと際立っているのがわかるでしょ? そう、これこそがデニム好きが泣いて喜ぶポイント。それに、ブルーのワントーンは見た目にすっきり。余計な差し色やブランドロゴがないのも、大人の着こなしとしてはいさぎよし。当然、好感度もアップするってことになる。
それともうひとつ、グッとくるポイントがある。ちょっとクリスの足元をご覧あれ。LAは暖かいとはいえまだ冬。普通なら白のスニーカーあたりを合わせそうなところだが、彼が選んだのは〈ビルケンシュトック〉のレザーサンダル。しかも色は話題の白だ。これがブルーのデニム着こなしにほどよいヌケ感を与えているうえ、ブルー×白の色合わせ効果で春先にふさわしい爽やかさを添えている。つまり彼は、ベーシックなデニムに旬なアイテムを合わせることで、デニム姿を今季らしくアップデイトしているともいえそう。う~ん、これは上手い。
そのほか、メガネでクラシックなテイストを加えたり、ペンダント使いで胸元を飾ったりと小物を使った演出にも余念がない様子。どれもさりげなく見えるけど、デニム姿をお洒落に見せる工夫としては効果バツグン。さっそく、みなさんのデニム着こなしの参考にしてみてはどう?