そのデニムにリピーター続出!
今、LA発〈マザー〉に注目する理由とは!?
餅は餅屋じゃないが、ジーンズはアメリカで生まれただけあって、現地のデニム専任ブランドには、独特の魅力がある。今回は、待望の日本上陸を果たしたLA生まれの実力派デニムブランドである〈マザー〉をピックアップ。そのクセになる抜群の穿き心地と、カラダのラインを美しく魅せてくれる計算され尽くされたシルエットが魅力!
〈マザー〉は、2010年にLAでスタートしたデニムブランド。2000年代に一大ムーブメントとなったアメリカのプレミアムデニムの仕掛け人であるセールスのリラ・ベッカーと、ニューヨークでファッションを学び、〈ギャップ〉の1969ジーンズや有名プレミアムデニムブランドのクリエイティブディレクターを務めたティム・カーディングがタッグを組んでいる。
2人の専門知識とデザイン美学を随所に感じられるラインナップは、定番性の高いベーシックコレクション、インラインとして展開するシーズンコレクション、そしてスーパーモデルなどと共同制作するコラボレーションコレクションの3つ。そのほかデザイン性を高めたカプセルコレクションも展開する。
マザーの最大の特徴は、リピーターが続出するストレッチが効いて、柔らかなオリジナルデニム。その肌触り抜群の生地を使い、ヒップや脚などカラダのラインを美しく見せてくれる。また加工のレベルも高く、ナチュラルな色落ちやダメージでこなれ感たっぷりなのも魅力のひとつ。美脚だけどコンフォートな穿き心地と来れば、人気が出ないわけがない。カラダのラインをきれいに魅せたいけど、窮屈なものは嫌!なんていう大人にこそ試して欲しい。
MOTHER
2万9000円(マザー/サザビーリーグ)
ほどよく青味の残ったナチュラルなエイジング加工が目を引くモデル。アンクル丈にカットオフしているので、よりこなれた雰囲気になるのが嬉しい。
3万6000円(マザー/サザビーリーグ)
何年も穿きこんだような色落ちとダメージ具合がお見事なテイパードシルエットモデル。色落ちした部分に汚れ加工を施すことで、よりリアリティを演出した。
参考商品(マザー/サザビーリーグ)
アンクル丈にカットオフされたブラウンカラーのデニムパンツ。縦横ともにブラウンの糸を使っているので、穿きこむことでよりフェードしたトーンに変化。
●サザビーリーグ
TEL:03-5412-1937
styling :Masahiro Enomoto(remix) text : Syuhei Sato
※価格は例外を除きすべて税抜き価格です