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CULTURE カルチャー

2025.07.05

あのヒーロー映画の主役に抜擢!
デイビッド・コレンスウェット「スーパーマンを支えるロボットたちの存在は予想もしてなかった」



誰もが知っているヒーローの、新たな伝説が今ここにはじまる……。スーパーヒーローの中でも圧倒的な人気を誇るスーパーマンの最新作が完成。タイトルもそのものズバリの『スーパーマン』で、主役に抜擢されたのが、この7月に32歳となるデイビッド・コレンスウェットだ。ネットフリックスのドラマ『ハリウッド』や、映画『Paerl パール』『ツイスターズ』でキャリアを積んだ彼が、世界的注目の大作で主役を飾ることになった。クリストファー・リーヴ、ブランドン・ラウス、ヘンリー・カヴィルらが演じてきたスーパーマン役。大都会“メトロポリス”の新聞社デイリー・プラネットで働くクラーク・ケントが、人々の危機でスーパーマンに変身して戦うという基本設定を押さえつつ、過去のスーパーマン映画とはまったく異なるアプローチも込められた本作。

監督は、マーベルでは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどを、DCでは『ザ・スーサイド・スクワッド悪党、集結』などを手がけたジェームズ・ガン。ヒーロー映画の第一人者と言える彼の下で、どんなスーパーマン役を演じようと決めたのか。オーディションの苦労や、自身と役のシンクロ、そして今回の見どころである“スーパードッグ”との撮影秘話などを、コレンスウェットに聞いた。

ーースーパーマン/クラーク・ケント役はオーディションで得たそうですが、その流れから聞かせてください。

「最初はオーディション用の動画を自宅で撮影しました。ジェームズ(・ガン監督)がオーディション用に書いた脚本で、(相手役の)ロイスのセリフは妻が担当してくれたんです。それはロイスがスーパーマンであるクラークをインタビューするシーンで、最終バージョンに近いもの。そこで僕が感じたのは、今回の『スーパーマン』には、ジェームズ・スチュワートやクラーク・ゲイブルといった往年のスターの作品のユーモアやクラシカルな雰囲気があるということでした。僕が子供の頃に観ていた映画を思い出し、心が躍りましたね」

ーーその後、スクリーンテストに呼ばれたのですね。

「数カ月後に呼ばれました。ロサンゼルスへ飛び、ロイス候補の人とペアを組んで、10ページにおよぶインタビューのシーンを練習しました。7バージョンくらい試し、撮影には数時間かかったのを覚えています。さらにワーヤーに繋げられ、スタントチームとともに空を飛ぶテストもしました。そして最後におなじみのスーパーマンのスーツを試着して終了です。その後、ジェームズから“きみがスーパーマン役だ”と連絡をもらったのが、今からちょうど2年前でした」

ーーそこからスーパーマン役に向けて肉体作りがはじまったわけですね。

「1日に何時間もジムでトレーニングしました。ジムと言っても、そこにいるのは僕一人で、トレーナーからビデオチャットで指導を受けるんです。そんな風にトレーニングを続けていると、崇高な孤独感に包まれました。ウェイトを持ち上げるのも自分の判断。強制されるわけではありません。その孤独な感覚によって、スーパーマンのキャラクターの核心を掴んだ気もします。彼は最強のヒーローですが、この世界ではエイリアン(宇宙人)。地球の人たちとは距離を置きながら、彼らのために責任と能力を行使することに誇りを感じる。この孤独な感覚によって、ジムで“もう1セット、いやさらに1セット”とトレーニングを積み続けられたのです」

ーー脚本を受け取って、どんな作品になると予想しましたか?

「脚本を読んでいろいろと驚きました。(スーパードッグの)クリプトや、スーパーマンを支えるロボットたちの存在は予想もしてなかったんです。Kaijuも出てきますが“Kaijuって何なのだろう?”とGoogleで検索したくらい(笑)。とにかくジェームズのアイデアの数々に圧倒され、脚本を読んでもどんな映像になるか想像できなかったのです」
 

  

 


ーー監督のジェームズからはどのような指示があったのですか?

「ジェームズは、『オールスター・スーパーマン』というコミックや、(コミックを手がけた)グラント・モリソン、フランク・クワイトリーのアートワークを送ってくれました。それらを見ると、ジェームズが今回の『スーパーマン』に盛り込みたい要素が理解できたんです。こうしたコミック、つまり原点を基にファンタスティックな世界を創造しようとする彼の姿勢に、僕も胸が高鳴りました。そしてアトランタの制作スタジオの“ウォールーム(War Room)”と呼ばれるスペースで、コンセプトアートやデザインを見せてもらいました。床から天井までが図面や、クリーチャーや宇宙船の模型などで埋め尽くされ、『スター・ウォーズ』のようなひとつのユニバースを形成していましたね。“これらがスクリーンに映し出され、僕もその世界で物語を語るんだ。最高にクールな体験だ”と実感しました」

ーー先ほどクリプトの話が出ましたが、スーパーマンの“相棒犬”として今回はクリプトが大活躍します。クリプトはCGですか? 本物の犬でも撮影したのですか?

CGと実写の両方です。クリプト役はメインの1匹と、もう1匹が現場にいました。一緒に遊ぶ時間も作りましたよ(笑)。行儀がいい時もあれば、そうでない時もありましたが、彼らは誰にでも愛想よく、撮影現場が明るい雰囲気になるんです。CGで合成されるシーンでは、犬の演技をするモーションキャプチャーの俳優が、実際の犬には不可能な動きをしてくれました。四つん這いで素早く動いたり、くるくる回ったりしていて、僕は演劇学校での訓練を思い出しました。僕と犬役の俳優は“クリプトはどんな大きさか”とか、“いまクリプトは尻尾を振っている”、“立ってるのか座ってるのか”など細かい確認をしながら苦労して演じたわけですが、その様子をジェームズは楽しそうに眺めていましたね(笑)」

ーー今回のスーパーマン/クラーク・ケントが向き合う葛藤や不安、恐れは誰しもが経験することだとあなたは語っています。俳優としてのあなた自身が共感する部分もありましたか?

「それはあるかもしれません。クラーク・ケントは人生で2つのキャラクターを演じ分けています。まずスーパーマンとしてのキャラクター。彼が守るメトロポリスの人々に安心感を与え、小さな子供や年配の人たちにとって親しみやすい人物になることです。そしてもうひとつが、デイリー・プラネットでのクラーク。スーパーマンのように目立つのを避け、むしろ“壁になりたい”タイプで、新聞社の一員という感覚で(恋人の)ロイスを支えようとします。スーパーマンはつねに正しい答えを持っていますが、クラークは不確かな側面も多く、その意味で人間的。つまりクラークは、この両人格を“演じて”いるわけです。僕も俳優として、実生活では経験できないあらゆる経験やキャラクラーを探求しなくてはなりません。ですから日常から演じ分けているクラークとオーバーラップしてしまうのでしょう」

ーーこの『スーパーマン』にはDCコミックの他のヒーローキャラも登場します。彼らを演じるキャストとの共演を振り返ってください。

「それぞれが違った個性とエネルギー、ユーモアのセンスを持っていました。そして全員に共通していたのが、この作品やキャラクターに対する深い愛情です。中でも痛快だったのは、グリーン・ランタン役のネイサン・フィリオンでしょうか。スーパーマンとランタンは競い合い、時には対立する関係性でもあり、ネイサンは即興のセリフもどんどん入れてくるので、共演は楽しかったですね。あとはミスター・テリフィック。スーパーマンとは強い友情の絆が生まれるので、演じたエヒ・ガテギと現場にいるのは頼もしかったです」

ーー今後、彼らのさらなる活躍が観られそうですね。

「『スーパーマン』でもそれぞれにドラマが用意され、自分の目的を果たしています。それでいて詰め込み過ぎの印象がないのは、監督のジェームズの手腕のおかげでしょう。彼には今後の明確な展望があるはずで。すでにドラマ『ピースメイカー』に出てるキャラクター(ホークガール)もいますし、グリーン・ランタンを主人公にしたシリーズも個人的に楽しみです。『スーパーマン』ととは異なり、探偵小説のようなジャンルになるということで、どんな活躍を見せてくれるのか……。そんな風に才能あるキャストたちの、ジャンルや作品をクロスオーバーさせながらの共演は、観る側として素直に期待が高まりますね」

『スーパーマン』7月11日(金) 日米同時公開
監督/ジェームズ・ガン 出演/デイビッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラ ス・ホルト 配給/ ワーナー・ブラザース映画

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取材・文/斉藤博昭 text:Hiroaki Saito
(c) &TM DC(c)2025 WBEI
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