【セレブの愛車】世界に1台!? ホログラム仕様の
〈ランボルギーニ〉に乗るのは誰?
今年6月、イタリア・ミラノでパパラッチされたこの写真。〈フィリップ プレイン〉のショップ前に横づけされたのは、〈ランボルギーニ〉ウラカン ペルフォルマンテ スパイダーだ。このクルマ自体、2018年3月にジュネーブ・モーターショーで発表されたものだから、まだまだお目にかかる機会が少ないのだが、驚いたのは外装がまさかのホログラム仕様だってこと! 一体誰が運転しているの?と思ったところ、クルマに乗りこんだのは、サッカー・プレミアリーグ、アーセナルFCの韋駄天FW、ピエール=エメリク・オーバメヤンだった。
ん? 誰それ?って人は思い出してほしい。彼はブンデスリーガ・ドルトムント時代、香川真司選手のチームメイト。トップを立てた個性的な髪型に加えて、ゴールを決めたときはマスクを被り喜びを爆発させた、な~んてこともよくあったから覚えている人もいるのでは? もちろんサッカー通ならご存知のとおり、今年5月に行われたヨーロッパリーグ決勝ではチェルシー相手に惜敗したものの、アーセナルFCを19年ぶりの決勝進出へと導いた立役者が彼。また、プレミアリーグ18-19シーズンでも22得点を叩き出しリーグ得点王に。まあ、とにかく世界中のサッカーファンなら知っている、スーパーヒーローなのだ。
で、そんな彼がミラノで乗っていたクルマが〈ランボルギーニ〉ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー。もちろんこのクルマもタダモノではない。実はコレ、徹底した軽量化と空力特性を纏ったウラカンのハイパフォーマンス版。その恩恵を得て最高速度はなんと325km/h。0-100km/h加速も3.1秒(!)と、まさに彼同様の韋駄天ぶりを発揮するモンスターなのだ。当然、背中に積まれた5.2ℓV10の自然吸気エンジンもウラカンより上。最高出力640PSのパワーはウラカンの610PSに30PS上乗せ。トルクだって600Nmと、プラス40Nmの仕様となっているから手に負えない。
さらに、そんなスーパーカーに自分流の演出を加えるのも派手好きなオーバメヤンの得意技。というのは、過去にはフラッシュグリーンに塗られた〈アストンマーティン〉やゴールドの〈ランボルギーニ〉ガヤルドなどなど、彼はお目立ち必至のクルマばかりを所有。自分流のカスタムをしないと気が済まないのか(?)、ノーマル仕様のまま乗るなんてことはほとんどなかった。そして今回のホログラム仕様も然り。見る角度によって妖艶な光を放つサマは、明らかに特別仕様の証。こんなクルマが止まっていれば、そりゃあ、まわりの通行人だって目が釘付けになるのも無理はない。
ご本人もまさかのホログラム仕様!
さらに驚いたのは彼のスタイル。ホログラムはクルマだけかと思いきや、オーバメヤンの着こなしもご覧のとおりのホログラム仕様。目立つところでは、ハーフショーツは〈グッチ〉のシルバーラミネートスパークリングGGジャージー。ハイカットスニーカーはトウにスタッズ付きの〈クリスチャン ルブタン〉。そして、ちょっと写真では見えづらいけど、〈ナイキ〉のTシャツも胸のグラフィックがちゃ~んとホログラムしている。
う~ん、さすがサッカー界のファッショニスタ。ホログラム仕様のスーパーカーと着こなしをコーディネートするなんて、スターとしての演出もバッチリ!?