クルマでもなく、バイクでもない!?
ラグジュアリーなこの四輪駆動車の正体は?
ジュネーブ・ モーターショーでお披露目されたこの四輪駆動車。実はイタリアを代表するレザーブランド〈トッズ 〉の“トッズ ノーコード”が新たに発表したコラボ四輪駆動車“クーデル”だ。
いまや、世界では自動車とラグジュアリーブランドが手を取り、エクスクルーシブなプロジェクトを作り出している。そんな流れの中、“トッズ ノーコード”がコラボした新しい四輪駆動車“クーデル”がお目見え。
この“クーデル”はクアドロ・ヴィークルズ社の四輪車両。クルマでもなく、バイクでもなく、 スクーターでもない、全く新しい都市型移動車両だ。これら三種の移動手段の最もよい特徴を融合させたハイブリッドな乗り物といっていい。
[クーデル×トッズ ノーコード]
QOODER × TOD’S No_Code
‟トッズ ノーコード”とは!?
そもそも、‟トッズ ノーコード”はシーズンに囚われず、コード(規則)の束縛から解き放たれ、テクノロジーとメイド・イン・イタリーの高い品質を流動的に融合させるというプロジェクト。今回“クーデル”とコラボした“トッズ ノーコード”は、シューズとスニーカーを融合させたと新しいフットウェアで、別名 “シューカー”とも呼ばれている。
この‟シューカー”はイタリアが誇る製靴伝統のノウハウを生かし、レザーや天然素材を使用している。これは、フォーマルシューズが持つエレガントな雰囲気を持ち合わせている前代未聞の乗り物ということになる。ラフなシーンで乗るのはもちろん、フォーマルなシーンにまで相応しいプロダクトだ。日本発売は未定ではあるが、ちょっと気になる1台だ。
〈トッズ〉はこの“ノーコード シューカー プロジェクト”を韓国人デザイナー、ソク・ヨンベ(写真右)に託している。“シューカー”は拡張したラバーソールを持ち、このソールがステップを安定させている。このソールはEVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)という人工素材で作られており、強度、優れた衝撃吸収力と強いグリップ力がある。
ソク・ヨンベは今回のプロジェクトでこのように語る。
美しく、それでいてシンプルな物が作りたい
「クアドロ・ヴィークルズ社と我々がコラボレーションで“クーデル”をデザインするにあたり、私はその車両のパーソナライゼーションだけではなく、全体感や空気感について特に考えました。このコラボがごく自然に決定したのは、“トッズ ノーコード”とクアドロ・ヴィークルズ社の“クーデル”が類似のビジョンと哲学を持っていたからです。
私の観点からすると、この車体の美しさや意匠の本質は、デザインや機能を重視して いることにあると思います。独特な形と実用的なフォルムを融合させるのはとても難しいことでしたが、私は美しく、それでいてシンプルな物が作りたいと思いました。」
ラグジュアリーのシューズと革新的な乗り物を作り出した自動車会社との新たなコラボレーションによって誕生したプロダクト。意外だと思っていたモノとモノとを繋ぐその挑戦は、なんとも面白いうえにやりがいがあるわけだ。
〈トッズ〉の新たなプロジェクトである“ノーコード”は今後も目が離せない!
●トッズ・ジャパン
TEL:0120-102-578