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2024.12.09


先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジー

セレブに人気のGクラスに電気自動車が登場! Gクラスとしての高いオフロード性能はそのままに、電気自動車ならではのオフロード走破性を高める機能も備えるという。さらに、先進の機能やラグジュアリー感もプラス。さて、その実力はいかに?

先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジー今秋、“電気自動車のラスボス”みたいなクルマが登場した。写真のモデル、G 580 with EQテクノロジーである。いうなれば、GクラスのBEV。これだけ重くて大きなボディを内燃機関なしの電池だけで自由に動かすのだから驚きである。

もちろん、メルセデスはそれだけの技術を十分持ち合わせている。ほかのBEVを見ればわかるように、EQS SUVをすでにラインナップしているからだ。これはいうなればSUVのSクラス。バッテリーだけで動かすフルサイズのラグジュアリーSUVとして君臨する。しかもフラッグシップとしての豪華装備はもちろん、運動性能まで高く評価されているのだ。サイズや重量にかかわらず、うまい具合にBEVの特徴を引き出している。

今回のG 580の投入で、8車種13モデルの電気自動車ラインナップとなり、EV化において実績が多いメルセデスだが、Gクラスは特別な存在。なので、このクルマは根本的に同門のBEVとは異なる設計図で成り立つ。オフロード走行をするための堅牢なラダーフレームや防水や耐水性を高めた渡河性能、それとこのクルマが得意とする3つのデフロック機構などを必須とするからだ。ほかのSUVではスタックしてしまうようなオフロードをこのクルマは涼しい顔で走りきらなければならない。そうでなければそもそもオフロードでのパフォーマンスを高めるためにデザインされたスタイリングは絵に描いた餅になってしまうだろう。そのためにメルセデス開発陣の英知と技術を結集した。ラダーフレームに大容量リチウムイオン電池を搭載するためにバッテリーセルから考え直さなければならなかったほどだ。その結果、フレームとバッテリーを組み合わせることで低重心と車体剛性を大幅にアップしたのだからさすが。

先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジー彼らの意地を感じる。BEVになったGクラスの醍醐味は、パワートレインにある。メルセデス初となる4輪独立式モーターがそれだ。通常モーターは2輪駆動ならひとつ、4輪駆動なら前後のアクスルにひとつずつ付くのが定石。その上をいくスーパーカーでも3つくらいしか聞かない。が、こいつはそれを超える4モーター。2速のトランスミッション&制御システムとともに、電動パワートレインを形成する。

4つのモーターは前後アクスルにふたつずつ組み込まれ、短いシャフトによってそれぞれの車輪を駆動する。最高出力108kWの各モーターは、システムトータルで587PS(432kW)、最大トルク1164N・mだそうだ。すごい!

でもってこれがGターンやGステアリング、オフロードクロール機能といった技を生み出す。特にその場で向きを変えられるGターンはウルトラ級の離れ業。左右のタイヤを逆回転させることで、方向転換できるのだ。きっと目の前で見たら多くの人が唖然とするだろう。細い道を何度もステアリングを切り返すことなく、180度向きを変えて戻ってこられる。まるで魔法のようなUターン。ただ、使えるのは未舗装路のみ。公道では使用できないので、お忘れなく。

ドライブモードはオフロードを意識した“トレイル”や“ロック”があるが、一般道を走る“コンフォート”や“スポーツ”もちゃんとある。“コンフォート”は基本2輪駆動なので電費はいいかも。そのへんは他モデルと共有する技術が使われるが、このクルマオンリーの技術が最大のウリであることは間違いない。

大人が欲しくなる理由!  
フィギュアスケーター的なターン


先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジーメルセデス初となる4輪独立式モーターを搭載。4つのタイヤを個別に制御することができるので、Gターン(G-TURN)のようなことができる。左右のタイヤを逆に回すことで、その場で方向転換できる革新的なシステムだ。右回りも左回りも旋回可能。未舗装路限定で1回に最大2回転までできる。

乗り込めばそこは別世界!


先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジーナッパレザーシートなどクラフツマンシップをふんだんにあしらったインテリアはGクラスならではの高級感が漂う。と同時に最新のインターフェイスが楽しめる。ユーザーの習慣に応じてモニターを予測的に表示するゼロレイヤーはそんなシステム。またメルセデスが得意のARナビゲーションも搭載する。

この分野での妥協はゼロ!


先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジー電気自動車であってもこれまで同様ローレンジモードでオフロード走行ができる。各車輪に配置されたモーターそれぞれにトランスミッションが備わるからだ。減速比は2 : 1と頼もしい。また機械式のデフロック機構を持たずしてモーターを制御し、それ同等の動きができるのも凄技。悪路の走行性能は高い!

BEVらしさはこんなところに!?


先進機能でセレブを魅了。Gクラスの電気自動車! 〈メルセデス・ベンツ〉G 580 with EQテクノロジーGクラスといえば背面タイヤはひとつのアイコン。だが、このクルマにはスペアタイヤに代わってデザインボックスが用意される。充電ケーブルや工具などを収納する場所だ。充電は200Vの普通充電と急速充電に対応。後者は出力150kWまで可能だ。WLTCモードでの一充電航続距離は530㎞に達する。

SPECIFICATIONS
メルセデス・ベンツ G 580 with EQテクノロジー エディション1
●全長×全幅×全高 : 4730×1985×1990㎜
●ホイールベース : 2890㎜
●車両重量 : 3120㎏
●モーター : 永久磁石同期モーター4基(フロント左右/リヤ左右)
●最高出力 : 108kW(147PS)/1基、 システム合計432kW(587PS)
●最大トルク : 291N・m/1基、システム合計1164N・m
●駆動方式 : 4輪駆動
●乗車定員 : 5名
●価格 : 2635万円
※写真は欧州仕様車を含みます。日本仕様と異なる場合があります。

 
Information

●メルセデスコール
TEL:0120-190-610

雑誌『Safari』1月号 P200〜201掲載

オースティン・バトラーが表紙を飾る
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