【魔裟斗・矢沢 心夫妻】
もともと家での時間は長く、会話の多い生活スタイル。
コロナ禍以前から、もともとおウチ時間が長い生活スタイルだったという魔裟斗さんと矢沢 心さん。
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The Time Spend Together 01
お互いの“自分時間”を
作ることで、一緒に
過ごす時間も楽しめる。
(魔裟斗)魔裟斗:カーディガン4万2900円(キャバン/キャバン 代官山)、その他はスタイリスト私物 矢沢:トップ3万1900円、パンツ2万9700円(以上ミュラーオブヨシオクボ)、ネックレス1万6500円、リング9900円(以上ノースワークス/ウトス ピーアール)
「夫は決まった時間にトレーニングをして、仕事の外出もほぼ決まった時間内に済ませるのが、現役時代から変わらないルーティン。それ以外の時間は家族で家にいるという生活は、コロナ禍になる前から変わっていないんです」と矢沢さん。
魔裟斗さんもそれが当たり前という感覚のよう。
「コロナ禍以前は、週に何回かしていた外食がなくなったので、家で過ごす時間はさらに増えましたが、もともと多い日で20時間は家にいましたから」と語る。
2人が結婚して15年め。一般家庭以上におウチ時間が長いが、今でも変わらず、おしどり夫婦といわれるほど仲がいい。はたしてその理由とは!?
「なんでしょうね(笑)。もちろん結婚してからしばらくは、夫に対して“これはこうしてほしい”といった不満をいろいろ吐き出したこともあります。でも吐き出してばかりだと、逆に不満も溜まりやすくなる気がして。だから、いいたいことが5個溜まったらひとついうことにしたんです。それから、さらに10個溜まってからに変えていったら、少しずつ心が広くなれた気がします。そうやっていたら、まあ、いっても変わらないからやめようかなって思えるようになりました(笑)」と矢沢さん。
魔裟斗さんは、家という一緒の空間にいる時間が長いからこそ、お互いの“自分時間”を確保することが大切だと思っているよう。
「お互いの好きなことをできる時間は尊重しあうようにしています。僕の場合でいうと、トレーニングの時間だけは邪魔しないでと伝えています。この時間が取られてしまうと、ストレスが溜まるので(笑)。それ以外の時間は、子供の送り迎えなども率先してやっています」
おウチ時間の多くは、子供と過ごす時間。一緒に食事をしたり、ゲームをしたりと様々なことを家族で楽しむが、会話をなるべく多くかわすことは、自然と心がけるようになったことなのだとか。
「食卓ではもちろんのこと、朝起きてから寝るまで、その日の出来事や、友達、学校、習いごとのことをよく話しています」と矢沢さん。
人と話すことの大切さは、コロナ禍で人と会える機会が少なくなったからこそ実感しているという。
「夫や子供との会話もそうですが、誰かと話すことで悩みが解消されることもあるし、笑顔に繋がったりするんです。夫が『仕事は息抜きの場所にもなるから、できるときはやってみなよ』といってくれたので、時間を見つけては仕事をするようにしています。そういうときにも、人と話をすることの大切さを感じます」
ちなみに2人は夫婦喧嘩もするが、大きな喧嘩はしたことがないのだとか。
「僕が根に持つタイプではないというのもありますが、うちは基本が昭和スタイル。昭和の男というのは、なにがあっても家族の面倒をみるということ。それをちゃんとやっていることで信頼関係が築けている。だから、大きな喧嘩にも発展しないのかもしれません。そこがなくなったら偉そうなこともいえないし、家でちっちゃくなってなきゃいけない(笑)。だから、昭和の男は頑張るんですよ」
The Time Spend Together 02
みんなでよく
話すことで、自然と
笑顔のある生活に。
(矢沢 心)魔裟斗
1979年、千葉県生まれ。“反逆のカリスマ”として格闘技界を牽引し、日本人初のK-1世界王者に君臨。生涯戦績は63戦55勝6敗2分。2009年の引退後は、キャスターなど多方面で活躍中。矢沢心さんとは2007年に結婚。
矢沢 心
1981年、東京都生まれ。女優・タレントとして活躍し、結婚後は2012年に長女、'14年に次女、'19年に長男が誕生。現役時代の夫の食をサポートするために資格取得した食育インストラクターの知識を、子供たちの食事にも生かしている。
音楽もみんなでシェア。
午後のオヤツタイムや小腹が空いたとき。おウチ時間に欠かせないもののひとつが、手軽に焼けるミニパンケーキ。その時々で味を変えたり、青汁を入れたりしてアレンジすると、みんな食べる手が止まらないのだとか。音楽やゲームも、家族で楽しんでいるよう。
にこにこパンケーキ。
スマイリーフェイスのミニパンケーキを、7枚焼けるパンケーキパン。これで焼くと子供もペロリと食べてくれて、冷凍での作りおきも簡単。魔裟斗さんのオヤツでもあるのだとか。
自然とみんなのカラダが動く。
〈ボーズ〉のBluetoothスピーカーは、「朝食でも夕食でも、ほぼ一日中、音楽が流れている」(矢沢さん)というおウチの必需品。洋楽系のヒット曲を中心に、その時々の気分で選曲。
子供たちには学びも。
外出ができないときに、みんなで遊べる楽しさを実感したのが、“ニンテンドースイッチ”。「“あつ森”で遊ぶことで、子供たちの学びがあるということは嬉しい発見でした」と矢沢さん。
●キャバン 代官山
TEL:03-5489-5101
●ミュラーオブヨシオクボ
TEL:03-3794-4037
●ウトス ピーアール
TEL:03-6427-1030
『Safari me time』Vol.5 P20~21掲載