スウェットよりも気持ちいい!?
柔らか“パイルパーカ”にハマる理由!
海上がりにふわりと羽織るパーカは、心地よくて温かく包んでくれるものがいい。夏であっても海に入ればカラダは冷えるからね。そんなパーカはスウェット素材が主流だけど、特に夏には、それよりもおすすめの素材がある。それが“パイル”織り素材。肌触りといい、ふわっとした感触といい、コレはなんとも幸せな気分になる。一度着たらヤミツキで、きっとやめられなくなるに違いない!?
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パイル地とは、いわゆる吸汗性のあるタオル地のこと。ホラ、聞いただけで優しく包みこんでくれそうで気持ちよさそうでしょ。海上がりのカラダについた水滴だって吸収してくれるし、汗をかいたってベタベタしないから快適。ということで、海で映えそうなものから街使いでもいけそうなものまで、即戦力で使えるパイルパーカを集めてみた。さて、今年の夏パーカはどれにする?
BLACK LABEL CRESTBRIDGE
2万9000円(ブラックレーベル・クレストブリッジ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)
上品かつちょっぴり攻めた印象に!
ふわりと軽く、それでいて清涼感のある風合いの秘密は、綿とポリエステルを交編したパイル生地。目を引く“クレストブリッジチェック”柄も、プリントではなく、ジャカードの柔らかな織りで描いているので、柄が目立ちすぎず品よく着こなせる。フードのスピンドルも先端にメタルを用いた都会的な仕様。左前裾に織りネームを施すなど、演出もとことん大人目線。
LOVELESS
各1万8000円(以上ラブレス/ラブレス青山)
絵になる海映えグラデ!
グラデーションボディが印象的なパーカは、ビーチでばっちり映えそうな仕上がり。それもそのはず、実はこれ、海っぽいエッセンスをたっぷり盛りこんだ〈ラブレス〉と『Safari Lounge』のコラボ作。細かく編み立てたループパイルのボディは、表面はさらりとしたタッチで、羽織ってみると独特のふわふわ感が伝わってくる。まさに癒し系の着心地だ。綿×ポリエステルに少量のポリウレタンをミックスしてストレッチも効かせているので、ジャストサイズで着ても動きやすさ満点。
SIDE SLOPE
5万9000円(サイドスロープ/フェニックスインターナショナル)
まさかのリネン素材!
リネンという素材は、パイル編みに使用するのが難しいというのが定説。そんな不可能を可能にし、リネンパイルボディに仕上げてしまったのがこちら。素材自体に張りがあるので、きれいなドレープを演出できて、肌触りもサラッサラ。ほんのり光沢感があるのが特徴だ。フードの内側を軽やかな天竺編みにして快適な被り心地に仕上げるなど、ニット業界屈指のファクトリーブランドのこだわりが詰まった1着。これぞまさに夏にぴったり。
MAJESTIC FILATURES
1万9000円(マジェスティック フィラチュール/インターブリッジ)
あげたくなるテロン感!
まるで高級タオルのようなとろみのあるサマーパイル素材がクセになるこのグレーパーカは、25年の歴史を持つフランスのカットソーブランドが手掛けたもの。裏面は表面よりもさらにソフトなニット風の編み地なので、海上がりの素肌に直接に羽織ってその優しい着用感に癒されてみてほしい。ボディは薄手なので、肩掛けや腰巻きといったアレンジ技にもうってつけ。
●SANYO SHOKAI カスタマーサポート
TEL:0120-340-460
●ラブレス青山
TEL:03-3401-2301
●フェニックスインターナショナル
TEL:03-5488-6390
●インターブリッジ
TEL:03-5776-5810
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Hidenori Asai text : Takumi Endo