オリンピックの大舞台に挑んでいるのは選手だけじゃない!?
ミスが許されない“時計”の挑戦!
もうすぐ平昌冬季オリンピックが開幕。そして2020年にはいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催される。日本代表のメダルが期待される競技はもちろん、世界のトップアスリートたちによる競演を、今から楽しみにしている人も多いのでは?
で、そんなスリリングな競技の陰で、重要な役割を担っているのがオフィシャルタイムキーパーの存在。さて、オリンピックの公式計時を担当する時計ブランドといえば?
短距離走などタイムを争う競技では、一瞬の出来事を的確に計時する必要がある。一方、柔道のように試合時間が決まっている競技では、コンマ数秒の単位で精緻なカウントダウンが求められる。いずれにしても、一切のミスが許されない、責任重大な役割ということができる。ましてや4年に一度のオリンピックという場。オフィシャルタイムキーパーにのしかかる重圧も、さぞ大きいことだろう。
オリンピックを支えてきた
〈オメガ〉による挑戦の歴史
そんなオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを、1932年以来27回も務めてきたのが〈オメガ〉。当初は、30個のスプリットセコンドクロノグラフを会場に持ちこみ、すべて手作業で計時していたというから驚く。その後、1948年スイスのサンモリッツで行われた冬季オリンピック、さらに同年のロンドン夏季オリンピックでは、初めて光電子写真装置が使用。より正確な計時が機械の手に委ねられることになった。また、1964年のメキシコシティ大会では、水泳競技のプール壁面にタッチパネルを設置。選手がタッチすることでタイマーを止める、今ではお馴染みとなったシステムが初採用。そして現在では、専門のチームがなんと最大450トンもの装置を駆使し、世界最大のスポーツの祭典を支えている。100万分の1秒という驚くべき計時精度は、オリンピックという場で〈オメガ〉が挑み続けた、もうひとつの挑戦の成果というべきだろう。
オリンピックとの深い関わりを
物語る特別なモデルが登場!
そうした歴史をもつ〈オメガ〉が今年発売したのが、“シーマスター オリンピック コレクション”だ。ブラック、イエロー、グリーン、ブルー、レッドという五輪カラーをまとい、伝統あるストップウォッチから着想を得た、遊び心あふれるデザインとなっている。特に白と黒に彩られたドーム型のダイヤルは視認性がよく、スポーティかつシャープな印象を醸し出す。ダイヤル外周には各色で表示されたパルスリーダーを設置。20秒ごとに3つに区切られていて、1分あたりの心拍数を簡単に計算することができるのも見せどころ。また、ケースバックには、1932年のロサンゼルス大会から2028年開催予定のロサンゼルス大会まで、現時点で決定しているすべてのオリンピック大会の開催年と都市名が記されている。まさに〈オメガ〉とオリンピックの深い関わりを物語る、特別な腕時計の登場といえる。
各モデルは2032本の限定生産。〈オメガ〉のオフィシャルタイムキーパーの役割が2032年まで延長されたことにちなんでいる。ちなみに、2032年は〈オメガ〉のオリンピック計時100周年にあたる。ケース径39.5㎜、自動巻き、SSケース、レザーストラップ。各58万円(以上オメガ/オメガお客様センター)
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