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FASHION ファッション

2022.05.28


スニーカー通が選ぶ、 今こそ名作“ジャーマントレーナー”!

スニーカー人気が覚めやらぬ中、クラシックなデザインに回帰する人が増えている模様。昨今デザインの過激度がインフレしっぱなしですが、結局ベーシックなスニーカーの方がなんだかんだとヘビロテするのは事実だからだ。今回紹介するジャーマントレーナーは、その象徴的なモデルと言っていい。なにせ、多くのブランドがその完成されたデザインにインスパイアされているのだから。

■今、なぜ“ジャーマントレーナー”がかっこいい?■

ポイント1:シンプルにして完成されたデザイン
ポイント2:ハイブランドも注目するファッション性の高さ
ポイント3:デニムからスラックスまで対応

読んで字の如く、ジャーマントレーナーとは旧西ドイツ軍のトレーニングシューズとして開発された。1970年代から’90年代頃まで、〈アディダス〉や〈プーマ〉といったブランドが生産していたという背景もあり、実用スニーカーとしてだけでなくファッションスニーカーとしても質実ともに評価が高い。なにせ、ラグジュアリーブランドである〈メゾン マルジェラ〉も、スニーカーコレクションの主軸に据えるほどだ。

基本的に、ミリタリーアイテムのデザインに特許はない。というか、特許を取得するためには開発者やデザインの詳細を明かさねばならず、ゆえに秘匿性が求められるミリタリーアイテムには不相応だからだ。つまり、サンプリングが自由ってワケ。そんなこともあって、ジャーマトレーナーのデザインは世界中のブランドで採用されている。いわゆるローテク系には名作が多いが、そんな背景がジャーマントレーナー人気を他に類を見ないほど広めた一因になっている。

大きな特徴は、スムースレザーとスウェードをコンビ使いしたアッパーとガムソール。特にトウのデザインが印象的。シルエットはナローなものが多く、それゆえデニムといったカジュアルパンツだけでなく、スラックスにも馴染んでくれる。まあ、控えめに言っても、一生履き続けられるデザインってことだ。 

 

《代表格のジャーマントレーナーはコチラ!》
[リプロダクション オブ ファウンド]
REPRODUCTION OF FOUND

 


2万5080円(リプロダクション オブ ファウンド/アイ ファウンド)

この1足があれば、リアルに万能
大人スニーカーの絶対王者

実際に’70年代のミリタリーシューズを手掛けていたスロバキアのファクトリーで生産する同ブランドらしく、細部まで忠実に再現されている。イタリアンレザーを採用し、耐久性と履き心地のよさを両立。 

 

◆ジャーマントレーナーの特徴◆

最も特徴的なのが、このトウのデザイン。そもそもはトウの補強のために配されたスウェードだが、今ではそれがアイコン的な存在に

耐久性が高く、なおかつグリップ力にも優れているガムソール。アッパーと生ゴム色ソールのコントラストが、クラシックな雰囲気を楽しませる

アキレス腱を保護するため、高さを持たせたバックステイ。ミリタリースニーカーだけでなく、’70年代のスニーカーには比較的よく見られるデザイン 

 

〈リプロダクション オブ ファウンド〉のアレンジモデル!
◆カラーバリエーション◆

2万5080円(リプロダクション オブ ファウンド/アイ ファウンド)

ベーシックなホワイト×グレーに対して、コチラはヌードカラーを採用。イタリアンナッパレザーとイタリアンスウェードの組み合わせはそのままに、よりシックな雰囲気を楽しめる。

◆ベルクロタイプ◆

2万6180円(リプロダクション オブ ファウンド/アイ ファウンド)

‘80年代的な雰囲気が漂うベルクロ仕様。脱ぎ履きがクイックになるのはもちろん、柔らかなピッグレザー製のライニングと相まって、コンフォートな履き心地を与えてくれる。

◆スケートタイプ◆

2万1780円(リプロダクション オブ ファウンド/アイ ファウンド)

シンプル&ベーシックであるがゆえに、こんな派生デザインも登場。見てのとおりスケボー仕様で、ソールやライニングによりクッション性を持たせ、ウィズも幅広に設定されている。

◆セレナソールタイプ◆


2万8380円(リプロダクション オブ ファウンド/アイ ファウンド)

こちらは、ラグジュアリーブランドのスニーカーでも御用達のセレナソールを採用。シックにして艶感のあるブラック×ブラウンの配色と、上質な雰囲気に仕上がっている。 

 

人気ブランドからも続々登場!
[アディダス オリジナルス]
ADIDAS ORIGINAL


1万4500円(アディダス オリジナルス/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店

サンプリングの常連だからこそ
ここが作ることに意味がある

言うなれば、本家によるリメイク。“BW ARMY”と名付けられた1足は、もちろんジャーマントレーナーがインスピレーション源。日本人の足型にマッチする、やや幅があり甲高のあるラストが見どころだ。とはいえ、トウのデザインやガムソールなどオリジナルへのリスペクトはしっかり。 

 

[プーマ]
PUMA

各1万2100円(プーマ/プーマ お客様サービス)

オリジナル感を残しつつも
ブランドの個性もしっかり注入


こちらも直系の血筋を引く1足。オリジナルのミリタリー感を残しつつも、プレミアムレザーが上質感をアピール。ゴールドカラーの箔押しも、その印象を後押しする。サイドにはプーマ フォーム ストリップが。細身を踏襲することで、スタイリッシュな履き姿に。 

 

[パトリック×アーバンリサーチ ドアーズ]
PATRICK × URBAN RESEARCH DOORS

1万5950円(パトリック×アーバンリサーチ ドアーズ/アーバンリサーチ オンラインストア)

よく見ると「アレ?」なアレンジ
これがツウの物欲を刺激!


フランスブランドが作る、ジャーマントレーナー。それも〈アーバンリサーチ ドアーズ〉の別注となれば、実に興味深い。オリジナルを踏襲しつつ、インサイドには〈パトリック〉の2本ラインをアレンジ。シルエットが細身で、クリーンな履き姿を楽しませてくれる仕上がりだ。 

 

[インターナショナルギャラリー ビームス]
INTERNATIONAL GALLERY BEAMS

2万900円(インターナショナルギャラリー ビームス)

下手にイジる必要がないことを
この1足が示してくれる

 
実に再現度の高い1足。それもそのはず、当時と同じラスト、マテリアルを採用して作られたのだから。各パーツの形状もオリジナルに忠実に従った、ヴィンテージ好きも納得の仕上がりになっている。いかにオリジナルのデザインが完成されたものであったかを、証明する1足だ。 


ヴィンテージ好きからも、モード好きからも、イタリアンラグジュアリー好きからも、はたまたフレンチカジュアル好きからも、いわば全方位から愛されているジャーマントレーナー。スニーカー百花繚乱時代に、どれを履けばいいかわからなくなったら、その答えはここにある。  

 
Information

●アイ ファウンド
TEL:03-6434-7418

●アーバンリサーチ オンラインストア
TEL:050-2017-9011

●インターナショナルギャラリー ビームス
TEL:03-3470-3948

●ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店
TEL:03-6212-1500

●プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

写真=正重智生 スタイリング=田川 匠 文=安岡将文
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takumi Tagawa  text : Masafumi Yasuoka

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