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FASHION ファッション

2022.04.23

“サステナブル”なお洒落アイテムって、
実際なにがどう違うのか?

エコ、エシカル、リサイクル、アップサイクルなどなど、地球環境の改善または保全を行うための取り組みに対して、様々な方法とその呼び方がある。その中でも、昨今“サステナブル”という言葉をよく耳にするはず。もはやファッション業界においても欠かせないキーワードとなっているが、果たして“サステナブルなアイテム”というと、実際どんな仕様になっているのだろうか? 

■ブランドが進める“サステナブル”とは?■

サステナブル1: リサイクル
サステナブル2:アップサイクル
サステナブル3:ヴィーガン
サステナブル4:環境負荷が低い

“サステナブル”なお洒落アイテムって、実際なにがどう違うのか?地球環境の改善・保全が広く叫ばれるようになったのは1980年代。都市生活型公害が深刻化した結果、環境に配慮するための様々な規制が生まれた。『Safari』世代にとっては、おそらく“エコロジー=エコ”が最初に耳にしたワードではないだろうか。エコロジーとは本来なら生態学を意味する言葉だが、転じて自然の生き物や植物に関する知見を深めようという意味で用いられるようになっていった。では、昨今最もよく耳にする“サステナブル”というワードは、どんな意味を持つのだろうか。

なんとなく環境に優しいという意味のように捉えている人も多いが、正確には持続可能な発展を意味する。つまり、限りある資源をひたすらに消費するのではなく、後世に永く受け継ぎながら発展を目指そうという意味。そのための方法はいくつかあるが、ファッション業界においては使用した資源の再利用、生産工程における有害物質排出の削減、不用品の新たな価値の創生、天然素材栽培における土壌汚染物質の使用禁止、何度も収穫が可能な多年草繊維の活用など。少々難しい書き方をしたが、昨今はどんなサステナブル要素があるのかを示した商品が多いので、意識して見てみるといい。

そして今回は、すべてのアイテムに再生素材や環境負荷の低い素材を使用する、スペイン発のサステナブルファッションブランド〈エコアルフ〉のアイテムを通して、ファッションにおけるサステナブルな取り組みを紹介していこう。 

 

[エコアルフ]
ECOALF
サステナブル01/リサイクル 
再生ナイロン

“サステナブル”なお洒落アイテムって、実際なにがどう違うのか?バックパック1万9800円(エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

ジャケット2万9700円、ショートパンツ1万3200円(以上エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

普段よく着るナイロンこそ
再生することの効果は大きい!

スポーティなブルゾンに採用されるのは、リサイクルナイロンとオーガニックコットンのブレンド生地。ショーツやバックパックにもリサイクルナイロンが使用される。リサイクルナイロンは、カーペットなどの廃棄物から再生成されたもので、新たにナイロンを作るために必要な化学処理や電力、水の使用を抑えることができる。 

 
“サステナブル”なお洒落アイテムって、実際なにがどう違うのか?スニーカー9900円(エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

使い古したタイヤのゴムも
ソールとしてならまだまだ現役!

ゴムソールに使用されるのは、廃タイヤや廃棄ゴムをリサイクルしたもの。同じゴムとあって再利用が容易に思えるが、タイヤには金属のワイヤーや硬化を防ぐための抗酸化剤などが含まれており、再利用するのは意外にハードルが高い。ここのブランドは、研究に2年を費やし、フットウエアに適したゴムへのリサイクル方法を開発した。 

 

サステナブル02/アップサイクル 
漁網


“サステナブル”なお洒落アイテムって、実際なにがどう違うのか?黒ナイロントート2万2000円(エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

漁で使われた網も再利用!
仕事ツールがファッションツールに

日本限定企画となるトートバッグ。廃棄されるはずの漁網を再生したもので、粉砕、洗浄、脱水、乾燥、熱処理を行うことでチップ状になった漁網を、その後リサイクルナイロン糸として再構築している。ちなみに、このトートバッグに使われた漁網は、北海道の刺網漁業で用いられたものとなっている。 

 

海洋ゴミ


“サステナブル”なお洒落アイテムって、実際なにがどう違うのか?ニットトート2万7500円、ニットスニーカー1万5400円(以上エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

再利用+工夫で、海のゴミも
新しい価値あるアイテムに!

エコアルフが主導するプロジェクト“アップサイクリング ジ・オーシャンズ”。同プロジェクトで展開されるこのトートバッグとスニーカーに用いられているのは、海に漂うプラスチックゴミを再生したポリエステル糸。それを高密度のニット編みにすることで、ファッション性と実用性、さらにサステナブルという三拍子揃った価値を実現した。 

 

サステナブル03/ヴィーガン


“サステナブル”なお洒落アイテムって、実際なにがどう違うのか?白スニーカー各1万7600円(以上エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

見た目はリアルレザー、
でも実は植物からできている!?

動物保護や鞣し工程での有害物質排出削減の観点から、本革ではなく人工革を使用する。その人工革を“ヴィーガンレザー”と呼ぶが、このスニーカーではさらに木材由来のセルロースファイバーをリサイクルポリエステル生地に混ぜ合わせることで、レザーの風合いを巧みに表現している。 

 

サステナブル04/環境負荷が低い 
オーガニックコットン

右から、スウェットシャツ1万1000円、Tシャツ各6930円、イージーパンツ1万5400円(以上エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

地球に優しい育て方をすると
人にも優しい素材になる!

「第2の地球はないのだから」。そんなスローガンが示すとおり、土壌環境の汚染を防ぐため、有機栽培、つまり農薬などを使わない栽培方法で育てられたオーガニックコットンを使用。さらに、廃棄されるコットン製品をリサイクルしたリサイクルコットンなども合わせて使用されている。 

 

リネン



シャツ各1万9800円(以上エコアルフ/SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

地球に優しく着心地もよい、
天然素材の素晴らしさを実感!


成長が速く二酸化炭素の吸収量が多い亜麻科の植物。その繊維を使った織物であるリネンは、焼却しても有害物質が出ず、土に埋めるとバクテリアが完全分解してくれるエコ素材でもある。さらに汗をよく吸収し、通気性や耐久性も高いのも特徴。まさしくこれからの時期に着るシャツの素材として理想的だ。

ファッションでできる環境保護の方法が、これだけあるのに驚いた人も多いかも知れない。技術の進歩によって、これからさらにアプローチも増えるだろう。そして、気に入った服を長く愛用するのも、サステナブルなライフスタイルを実践できるひとつの方法だということもお忘れなく。 

 

 
Information

●SANYO SHOKAI カスタマーサポート(エコアルフ)
TEL:0120-340-460

写真=正重智生 スタイリング=田川 匠 文=安岡将文
photo : Tomoo Syoju(BOIL) styling : Takumi Tagawa  text : Masafumi Yasuoka
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