B-3とMA-1のいいとこ取りした ハイブリッドなアビエイターJK!
タフな男によく似合うアウターといえば、『Safari』世代には懐かしいアビエイタージャケット。なかでも、人気が高いのがB‐3やMA-1。どっちを選べばいいかわからないって人は、こんなハイブリッドはいかが?
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POLO RALPH LAUREN
自由な魂と、瞬時の判断力を持つ、タフな飛行機乗りたち。大空を飛びまわるパイロットは、いくつになっても男の憧れ。'80年代にはそんなパイロットたちが着用したB-3やMA-1が街を席巻。着るだけで高揚感が増した、そんなジャケットを持っていた人も多いかもしれない。そして今、再び注目されているアビエイタージャケット。懐かしさとときめきを感じながら、ずらりと並んだラインナップを眺め、目移りしている人もいるのでは? 確かにB-3は堂々たる風格があるし、スポーティにも仕上がるMA-1も捨てがたい。どちらのよさも知っているぶん、迷ってしまうかも。
そこで、ご覧いただきたいのが、〈ポロラルフ ローレン〉のアビエイタージャケット。ん!? これって……! そうなんです。コチラは、B-3とMA-1が合体したハイブリッドタイプ。ほかにはない斬新さと存在感にワクワクしない? ベースは、クラシックかつ豪華なB-3。イタリアの毛織物工場で仕上げたアイスランドの羊のシアリングを前身頃に採用。ムートンの裏表の1枚仕立てとなり、驚きの保温性と贅沢な雰囲気をもたらすモコモコの羊毛が内側に。対する表面はヘビーなウォッシュを施して、長年着こんだようなヴィンテージ風の表情と、柔らかな質感を表現。さらには、ポケットや袖の付け根に丈夫なカウハイドレザー、メタルジッパーは耐久性に優れたタロン社製を採用し、すべてにおいて抜かりない仕上がり。そして、カーキのナイロン素材の袖と後ろ身頃の発想のもとは、いわずと知れたMA-1。中綿入りのゆったりとした作りの袖は動きやすく、アクティブな男にもぴったりだ。シガレットポケットや、後ろの裾のリブ使いなど、ディテールへのこだわりも満載している。歴代アビエイターへのリスペクトにあふれた1着で、もう選択に迷いなし!?
取り外し可能なフードはカーキのナイロン素材で、内側にモコモコのフェイクファーを施している。フードの縁に配したラグジュアリーなリアルファーも、スナップボタンで簡単に着脱可。首元の2本のベルトや、腰のサイドベルトなど、ディテールの機能美にも注目。31万9000円(ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレン)
●ラルフローレン
TEL:0120-3274-20
雑誌『Safari』2月号 P224掲載