この〈モンクレール〉見たことある?
ジョー・ジョナス愛用のダウンの正体とは⁉
アメリカの大人気グループ“ジョナス・ブラザーズ”のひとりであり、ボーカルとして自身のバンド“DNCE”を率いるジョー・ジョナス。そんな彼が、12月のNYでパパラッチされた写真がコチラ。さすが、お洒落セレブとしても有名なジョー。〈モンクレール〉のダウン姿もスタイリッシュだ。でもちょっと待って。そう、「このダウン、普通の〈モンクレール〉じゃないでしょ?」と思った人は、かなりのファッション通。実はこのダウン、〈モンクレール〉が8人のクリエイターとコラボしたプロジェクト“モンクレール ジーニアス”のひとつ。で、このダウンの正体はというと、あの藤原ヒロシが手掛けた“7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ”のアンセムというダウンなのだ。
シェル素材には光沢あるラッカーナイロンを使用し、フードは取り外し可能で2つの表情が楽しめるこのダウン。パッと見ストリート感覚にあふれているが、それはボリューミーで今どきなシルエットと、胸や袖にあるベルクロパッチのせい。さらに背面下には、エンボス加工のエコレザーを使ったフラグメントのアイコンであるサンダーロゴ入り。ファッション通は、このロゴを見て「あっ!」と思うってワケ。う~ん、さすがに洒落者のジョー。話題のアイテムの取りこみが早い。
とはいえ、誰もが羨むダウンで満足しないのがジョー。着こなしだって負けてはいない。黒のテカテカダウンはとにかく存在感が強いのだが、彼は全体をモノトーンで統一することで見事なまとまりを披露。むやみに真っ黒着こなしで強面にはせず、グレーの濃淡で奥行き感を演出。その結果、重い印象を回避したのは、みなさんの参考になるのでは? さらに唸るのが、インに品のよいチェックのブルゾンを重ねたこと。これにより、着こなしに落ち着きと優しげなニュアンスが生れ、テカテカなダウンと絶妙なコントラストが生れる結果に。このバランス感覚も参考になりそうだ。
ジョーの着こなしはゴリゴリのストリート着こなしとは違う、大人らしいお洒落なダウン着こなし。ダウンが魅力的なうえに着こなしも上手いなんて、やっぱりジョーは洒落者だった!?