時を知らせるのが時計の役割。だけど、それだけでなく様々な計測も可能なことはいわずもがな。でも、1本で3種類の計測ができると聞けば、大いに驚くに違いない。〈オメガ〉の新作スピードマスター クロノスコープは、なんとタキメーター、テレメーター、パルスメーターの機能を搭載したモデル。しかも1940年代に採用されていたデザインにインスパイアされた見た目で、ヴィンテージ感漂う仕上がりとなっている。これなら大人の手元にぴったり。文字盤を覆う各目盛りが、なんとも知的な印象も与えるのも嬉しいところ!
43mmのケースは、ステンレススチール製。ポリッシュ仕上げと、ブラッシュ仕上げを組み合わせることで立体感を演出している。ベゼルにはブルーの陽極酸化アルミニウム製ベゼルリングをセット。そこにタキメーターを刻印している。
タキメーターは、距離をもとに速度を計測できる機能のこと。走行距離をもとに走行速度を計測。スケールは特定の2 地点間の平均移動時間を測定するので、移動距離がマイルでもkmでも関係ないのでご安心を。
文字盤はベースをホワイトで彩色。そこにブルーカラーでテレメーターとパルスメーターを備えている。テレメーターは、音速をもとに距離を計測する機能。たとえば雷など、目に見えて音も聞こえる対象物と現地点との間の距離を正確に計測できる。
一方、パルスメーターは心拍数を計測する機能で、30 回の脈拍の計測で1分間の心拍数がわかるというもの。いずれもいざというときには頼りになる機能。備わっているだけで安心だろう。
機能性に加えて、注目したいのがデザイン。1940年代にクロノグラフ腕時計に使用されていた“スネイル”デザインを2つのサブダイヤルに取り入れている。そのほかリーフ型の針、インデックスのアラビア数字、そのアラビア数字の下に施された“スパイラル”トラックパターンを採用。う〜ん、なんともクラシックな表情で、実にお洒落。豊富な知識を持つ大人にこそお似合いな1本だろう。3時位置のサブダイヤルは12時間と60分の積算計、9時位置はスモールセコンドとなっている。
ムーブメントは手巻きの新型コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー9908を搭載。ブリッジにアラベスク模様のジュネーブ装飾仕上げが施されていて、てん輪からはじまっているのが特徴。これは〈オメガ〉初の試みなんだとか。またツインバレルを導入し、パワーリザーブを60時間にまで向上している。
ケース径43mm、手巻き、SSケース&ブレス、50m防水。102万3000円(オメガ/オメガお客様センター)
ちなみにラインナップはステンレススチールモデルが6種類、ブロンズゴールドモデルが1種類。
ケース径43mm、手巻き、SSケース、レザーストラップ、50m防水。97万9000円(オメガ/オメガお客様センター)
ケース径43mm、手巻き、SSケース&ブレス、50m防水。102万3000円(オメガ/オメガお客様センター)
ケース径43mm、手巻き、SSケース&ブレス、50m防水。102万3000円(オメガ/オメガお客様センター)
ケース径43mm、手巻き、SSケース、レザーストラップ、50m防水。97万9000円(オメガ/オメガお客様センター)
ケース径43mm、手巻き、SSケース、レザーストラップ、50m防水。97万9000円(オメガ/オメガお客様センター)
酸化処理によって特別な風合いに仕上げたブロンズの文字盤に、オパリンシルバーのサブダイヤル、ブロンズゴールドPVDコーティングを施したリーフ型の針とアラビア数字を採用。ブラウンセラミック製ベゼルリングのタキメータースケールは、ブランド初となる“ヴィンテージ”エナメルで施されている。11月発売。ケース径43mm、手巻き、ブロンズゴールドケース、レザーストラップ、50m防水。166万1000円(オメガ/オメガお客様センター)
3種類の計測機能が1本に搭載された〈オメガ〉の新作クロノ。クラシックな表情がなんとも味わい深いので、着こなしに渋さがほしいときにはうってつけ。計7種類のバージョンがあるので、普段のコーデに合った1本を選べるのも嬉しい。着こなしの格上げに、是非いかが?
●オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400