“me time” Overseas
愛に満ちたカップルが見せる希望の光。
常にクリエイティブな情熱を抱いているスティーブと、いつも周囲を和ませるダンサーのクリステン。ロングビーチの郊外に暮らす2人は去年、交際6年めにして、めでたく婚約を交わした微笑ましいカップルです。
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大きな庭の広がる家で、サスティナブルな食事やリサイクル、DIYを楽しむ2人。その家族の一員がミックス犬の愛犬のバディー。彼が子犬の頃、道端で彷徨っているところを友人が発見。スティーブが里親となって愛情を注いだ結果、今では2人を癒すセラピードッグのような存在に
スティーブ・ファウレイさん(アーティスト、マッサージセラピスト)
クリステン・フローレスさん(オーガニックビューティブランド代表、ダンサー)
オレンジカウンティ出身のスティーブとロングビーチ出身のクリステンは、現在、彼女の地元であるロングビーチで同棲中。婚約中の彼らは見事なチームワークでお互いのビジネスを支え合いながら、ヘルシーライフを満喫しています。
彼らの家があるノース・ロングビーチはもともと閑静な住宅地ですが、最近お洒落なカフェやレストランがオープンし、発展してきている注目のエリア。そんな場所で、2人はこれまで多くの友人たちに囲まれヘルシーでにぎやかな暮らしを満喫してきました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンが発令された去年の春から状況は一変。友人たちを招くことが難しくなり、2人だけで過ごす静かな時間が増加。その結果互いに自己探究を深め、さらに絆が深まったそう。また、ヘルシー志向がさらに強まったことで家の前に広がるミニファームを2人の手で改良。今では多種多様な野菜やフルーツが実る肥沃なガーデンとなっています。
そんな探究心旺盛な2人には、趣味を仕事として成り立たせ、順調に育てているビジネスマンとしての一面もあります。アーティストであるスティーブは、この期間中に新作を描き上げ、先月は仲間のアーティストたちをキュレートし、アートショーを開催したそうです。一方のクリステンは、自宅の専用ラボに籠もり、オーガニックフローラルとクリスタルを融合させたチャクラスプレーを開発。人々の心を癒す品格のあるトロピカルな香りに仕上がったよう。
持ち前の才能を生かして不穏な世の中に優しい光を灯す2人。自分たちのペースで静かにまわりの人々の役にも立つように活動する、その様子は、希望の光のようにも思えます。
去年春からのパンデミックにより、2人の健康意識にも変化が。コンポストを使って生ゴミから肥料を作り、家の庭に新しい苗を植えたりしています。すると野菜やフルーツ、ハーブなど一年中収穫祭り状態に。今年の夏は、トマト、ケール、レタス、アボカド、レモンなどが豊作です。
また、人々の健康と平和を祈って手作りのオーガニックハンドソープブランド〈エブリバディ ラブズ ソープ〉をスタート。Amazonでも販売を開始し、ヘルシーで自給自足的な生活に近づいたそう。
アーティストのスティーブは新作のアートを完成(www.stevefawley.com)。さらに後回しにしていたアトリエの整理やサーフボードのメンテナンスにも着手できたそう。
時間に余裕ができ、それぞれ仕事の研究を深めた2人。スティーブはクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)の腕磨きに没頭。頭蓋骨と脊椎の中を流れる体液の循環がよくなるそう。
クリステンはパンデミックによる不安を癒すためにプルメリアを原料としたオーガニック・チャクラスプレーを開発。musebath.com
『Safari me time』Vol.5 P6~7掲載