3億8700万円の次は!?
落札額が気になる超レア〈オメガ〉スピードマスターとは?
先日〈オメガ〉史上最も高値で落札された“スピードマスター”初期モデル。時計好きなら驚きのニュースとして記憶に残っているだろう。それもそのはず、世界的なオークションハウス“フィリップス”にて落札されたソレは、日本円にしてなんと約3億8700万円! そんな中、再び〈オメガ〉スピードマスターの注目の品が“フィリップス”にて出品されるというのだから、これはとっても気になるところ!
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今回出品される時計は、1994年に亡くなったアメリカの作家、ラルフ・エリソンが愛用していた“スピードマスターST145.012”。ラルフは1914年に生まれ、『見えない人間』などの小説で、その名を世界に知られている著名な小説家。この『見えない人間』は、史上最高のアメリカ文学のひとつともみなされ、1952年出版ながらも、今でも名著として語り継がれている。
そんなラルフが愛用していた“スピードマスター ST145.012”は、伝説的なキャリバー321を搭載した最後のモデル。アポロ計画にて、月面で着用されたモデルのひとつでもあり、世界的にレアな時計として崇められている1本ということになる。“フィリップス”は、アメリカ文学の象徴にもなるラルフ愛用の“スピードマスター”を紹介できることが、大変光栄であるとコメント。非常に注目度の高い品だということが伝わってくる。
そして、話題の時計がこちら。出品に際しては、なるべく彼が愛用していたときの状態と近いものにキープするため、耐水性を確保するための施しと、ムーブメントのクリーニングなどしかしていないという。とはいえ、そもそも時計の状態が良好なので、実用性を損なっていることはないようだ。
時計界の中でも非常にファンの多い〈オメガ〉“スピードマスター”。史上最高額を記録した次は、一体いくらで落札されるのだろうか。気になる人は、下の“フィリップス”公式HPよりチェックしてみてはいかが?
フィリップス公式HP:https://www.phillips.com/detail/omega/NY080121/138