ジョルジオ・アルマーニが待望の来日!
世界が注目する華麗なショーの中身とは?
このところ、〈ジョルジオ アルマーニ〉というワードをよく耳にする人も多いはず。それもそのはず、3月には銀座に“アルマーニ / 銀座タワー”がリニューアルオープン。そして5月にはあのジョルジオ・アルマーニが約12年ぶりに来日。東京で2020年クルーズのショーを開催したのだから。続けざまに入ってきたビッグなニュースに、お洒落好きは心躍らせたのでは!?
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バックステージで最後までショーモデルの着こなしをチェックするジョルジオ・アルマーニ
で、今回はジョルジオ・アルマーニの来日とともに開催された、2020年クルーズのショーケースをレポートしたい。まず、ショーの行われる前日にはメディアに向けたカンファレンスが行われ、ジョルジオ・アルマーニが自ら登場。今回のクルーズコレクション、そして日本で行うショーへの思いを語るなど、ファッションに真摯に向き合う姿を披露してくれた。
今回のショーは、歴史ある重厚な建物が美しい東京・上野にある東京国立博物館の表慶館で行われた。重要文化財に指定されている建物を華麗なモデルたちがランウェイするという、スペシャルな舞台。ちなみに〈ジョルジオ アルマーニ〉が、クルーズコレクションをランウェイ形式で行うのはブランド初。それだけに、今回のショーは特別感が違った。
表慶館に作られたランウェイを、〈ジョルジオ アルマーニ〉の新作を纏ったモデルたちが華麗に歩き、メンズ、レディスの全124体が登場。メンズは、カラダにほどよくフィットするソフトな仕立てが特徴的で、ダブルのスーツでも素材が上質なニットという具合。また、デイリーで使う服を表情豊かに展開したのも印象的だった。一方のレディスコレクションは優美で縦に流れるようなシルエットが主流。穏やかであるのに凛としたそのラインの美しさには、誰もが溜め息をつくほどだった。そして夢のようなショーの最後には、アルマーニ自らランウェイを最後まで歩き(これはとっても珍しいこと!)、観客すべてに喜びと感謝を伝えていた。
フィナーレでランウェイを歩くジョルジオ・アルマーニ
ショーは夕方と夜の部と2部制で行われ、多くの観客が集まった。海外からは、女優ユマ・サーマンが出席。日本からも、メイド トゥ メジャーの広告モデルを務める西島秀俊をはじめ、多くの著名人がフロントロウに揃い、ショーの美しさにさらなる豪華さを添えていた。
メイド トゥ メジャーの広告モデルを務める西島秀俊
ショーのために来日したユマ・サーマン
齋藤 工
布袋寅泰
これまで独自の世界観を築いてきたジョルジオ・アルマーニと、彼が手掛けてきたブランド〈ジョルジオ アルマーニ〉。その確固たるスタイルの中で、今回も時代の流れを映し出し、ファッションの素晴らしさを伝えてくれた。もちろんそんなブランドアイデンティティは、みなさんが手にするひとつひとつのアイテムにも宿っているもの。お洒落な大人にとっては、今後も目が離せないブランドなのは間違いない。
©courtesy of Giorgio Armani
●ジョルジオ アルマーニ ジャパン
TEL:03-6274-7070
URL:https://www.armani.com/