こちらは俳優のマイルズ・テラー(写真左)とダン・スティーブンス(写真右)。彼らは、それぞれ別の作品に急遽代役として撮影に参加している。というのも、彼らの前に配役されていたのが『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマー。アーミーは性的スキャンダルにより予定されていた全作品を降板。各作品の製作が中断するピンチとなったのだが、救いの手をのばしたのがマイルズとダン。代役を演じることで、その窮地を救ったというわけだ。
Miles Teller[マイルズ・テラー]
『セッション』のマイルズ・テラーが代役として参加しているのがドラマ『ジ・オファー(原題)』。これはフランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』の舞台裏を描くもの。作品のプロデューサー、アルバート・S・ラディが体験した製作中の出来事を全10話で映像化していくという。マイルズは主人公のアルバートをアーミーの代わりに演じる。9月9日にはロサンゼルスで撮影に向かう姿をキャッチ。笑顔で会話するなど、リラックスした表情が見られた。作品にはそのほか、コッポラ監督役にダン・フォグラー、マーロン・ブランド役にジャスティン・チェンバース、アル・パチーノ役にアンソニー・イッポリートがアナウンスされている。
ドラマ『ジ・オファー(原題)』は米パラマウントプラスにて2022年に配信予定。
Dan Stevens[ダン・スティーブンス]
一方、『美女と野獣』のダン・スティーブンスが代役として挑んでいるのがドラマ『ガスリット(原題)』。米DEADLINEによると、こちらはウォーターゲート事件を題材にした作品で、ニクソン大統領を取り巻く人々にスポットを当てた内容になるという。ダンは、ホワイトハウスの法律顧問ジョン・ディーンを演じる。9月8日には、カリフォルニアのウエストレイク・ビレッジでロケ撮影に参加。トラックに乗るシーンを撮影したようだ。共演は、司法長官ジョン・ミッチェル役にショーン・ペン、その妻マーサ・ミッチェル役にジュリア・ロバーツ。
ドラマ『ガスリット(原題)』は米Starzで2021年に放送予定。