今どき“ゆる”トップをどう着る?
お手本セレブはニック・ジョナス!
肩の落ちたビッグシルエットの服が増えてきた昨今。でも、中には「流行を追っているようで自分にはムリ……」と、苦手意識を持っている人もいるのでは? いい大人だから、流行は追いかける必要はないけど、そうはいってもやっぱり旬のデザインは意識したいもの。ここはひとつ前向きに、どうしたらビッグシルエットにトライしやすいかを考えてみよう。
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そこで参考にしたいのが、歌手ニック・ジョナスのビッグシルエット・スタイル。変にモードっぽくなったり、小僧っぽくなったりすることもなく、しっかり大人カジュアルな雰囲気で着こなしている。彼の王道パターンは、トップにビッグシルエット、そして合わせるボトムをジャスト~細身のタイプにすること。さらに、軽く腕捲りすることで、シルエットにニュアンスを付けているのもポイントだ。ではさっそく、ニックの”ゆるトップ”コーデを見ていこう。
Style01
スウェットシャツ
落ち着いた色味とほどよいシルエットが正解!
ゆるっとしたオーバーサイズの茶スウェットを着たニック。ボトムは太くも細くもない適度なテイパードシルエットで、上下をバランスよく見せているのがわかる。また、肩にニットをかけることでオフショルダーを隠しているのも印象的。これによってオーバーサイズ感を緩和して、大人っぽくすっきり見せることに成功している。スウェットの袖を片方だけ捲って、アシンメトリーなシルエットにしているのもうまい。もちろん全体を茶とネイビーでまとめているのも、大人っぽさの要因だ。
Style02
デニムシャツ
個性派”ゆるデニシャツ”をバランスよく着こなす!
コチラのニックは、淡い色落ちとダメージ加工が効いたビッグシルエットのデニムシャツ。ボトムは細身の黒スウェットバンツにして、足元にはヌケ感たっぷりな白スニという着こなしだ。ビッグシルエットとはいえ、シャツの肩はジャストだし、ウエストも適度にシェイプされたタイプ。ダボっとした上半身だけが目立ってしまうこともなく、バランスのとれたシルエットになっている。両方の袖をアシメントリーかつラフに捲って、絶妙なニュアンスをつけている点にも注目!
Style03
シャツジャケット
同柄シャツのイン使いとすっきり黒ボトムが見事!
ボリュームたっぷりなチェック柄シャツジャケットを羽織ったニック。あえてインにも同色同柄のシャツを合わせて、全体が一体化したような印象に仕上げている。アウターがチェック柄の場合、インに合わせるアイテム次第でガチャガチャしてしまいがち。ならばいっそのこと同じ柄、というのが彼の潔いところ。上半身が柄×柄なぶん、ボトムはシンプルな細身の黒。シューズも黒スウェードで一体化させ、非常にすっきり都会的に見せている。
イマドキのビッグシルエットを上手に大人っぽいコーデに仕上げているニック。苦手意識のある人でも、これなら気軽に取り入れられそうでしょ!?
[ジュリアン デイヴィッド]
JULIEN DAVID
3万5000円(ジュリアン デイヴィッド/Safari Lounge)
フロントのユニークなモチーフがアイキャッチ
重ねるようにデザインしたネックがポイントになったゆるニット。こちらドロップショルダーでリラックスしたシルエットが特徴。コットンとウールをミックスさせた温かみのあるニットなので着心地は抜群。全体的にゆったりとしているので、ボトムはニックのように細身で決まり。
[スコッチ アンド ソーダ]
SCOTCH & SODA
2万6000円(スコッチ アンド ソーダ/Safari Lounge)
ライトインディゴに白を挟みこんだ爽やかな配色!
襟のカットオフやほどよく色褪せたカラーリングが、大人のこなれ感を演出。オーバーサイズで着丈が長く、このゆるさがリラックス感を高めてくれる。ノンストレッチのコットンデニムで、ハリ感のある着心地に仕上がっている。
[カルベリーズ]
CAL.BERRIES
5900円(カルベリーズ/Safari Lounge)
定番Tシャツもドロップショルダーでイマドキ!
肘まで隠れる袖丈の長さが特徴のオーバーサイズ。ナチュラルなカラーとゆるさでレトロな雰囲気が演出できるのも大人カジュアルにはぴったり。オーガニックコットン特有のソフトな肌触りで着心地がいいのも見逃せない。
●Safari Lounge
TEL:03-4485-1305
photo by AFLO