【40代必見】大人の革ジャン、上手な合わせ方 〈ショット〉編
今回の公式YouTubeチャンネルは、大人に似合う革ジャンをご紹介。タフなイメージのダブルのライダースや、洗練された印象の柔らかいレザーアウターをピックアップしています。
今回は、失敗しないレザーアウター3選と、その合わせ方のコツを詳しく解説します。まずは〈ショット〉のワンスターです。〈ショット〉は、皆さんもご存知ですよね。その代表的なアイテムが、このワンスターになります。
まず大きな特徴は、エポーレットの星型スタッズですよね。しかもダブルのライダースになります。
1953年に公開された映画『乱暴者(あばれもの)』で、マーロン・ブランドが着ていたことで非常に有名になったと思うんですが、ダブルのライダースとデニムに、バイクのトライアンフという組み合わせが当時の若者たちに大人気となったワケです。バイカーだけじゃなくて、ミュージシャン、ラモーンズとかセックス・ピストルズといったロック・ミュージシャンたちにも人気を集めまして、誕生した50年代から、ほぼ形を変えていない名品中の名品になるんです。
ご覧いただければわかるとおり、しっかりとした肉厚のカウハイド=牛革、そして実はこれ、今でもメイド・イン・USAなんです。これまでにも、いろんなアメリカのブランドが生産拠点をアジアなどに移してきましたが、〈ショット〉は創業から3代にわたって、職人による自社ファクトリーでの製造にこだわってきたんです。そこも魅力のひとつです。
背中にはアクションプリーツが入っていて、硬いレザーなんですけど、意外に腕を稼働しやすいんです。サイズ感もチョイスするうえでは、大切ですよね。着込むとレザーは柔らかくなっていきますし、カラダにフィット感があったほうがアタリも出やすいんですが、やっぱり大人が選ぶなら、ちょっと大きめがいいと思います。
実際にこれを着てみましょう。ダブルのレザーを大人が着こなすなら、こんなスタイルはいかがでしょうか? ワンスターって、めちゃめちゃ重厚感があるんですよね。なので、ほかのアイテムは軽く柔らかいアイテムで揃えれば、大人もストレスなく着られます。スウェットパンツに、スウェットパーカって部屋着感のあるセットアップですが、上下ブラックで統一すればラフな感じが軽減します。スポーティなセットアップに、ダブルのライダースを羽織るとグッとお洒落感が増しますよね。このスウェットパンツがテイパードが効いているので、スニーカーはこんな風に、ボリュームのあるタイプがいいと思います。
もっと上品にダブルのライダースを合わせたい場合は、こんな着こなしはどうでしょうか? 軽快さを引き出すために、白パンを合わせてみました。これよくみてもらうとわかると思いますが、オフホワイトなんですよ。真っ白なパンツだと、ワンスターが真っ黒なのでメリハリが効きすぎて、新品感が出ちゃうんですよね。オフホワイトなら、俄然、こなれた雰囲気が出せると思います。
【残りの2着は、こちらをチェック!】
styling : Masahiro Enomoto(remix) video :OWL COMPANY