セレブの着こなしテクを調査!
真っ黒姿のヌケ感出しはゆる首がポイント!
春本番ってことで、普段の着こなしにも白アイテムや色柄モノが増えてくる。重くなりがちな黒アイテムなんてとんでもない……と、思うでしょ?
でもセレブの中には、スタイリッシュな黒づくめ好きはたくさん。しかも、重たい黒を軽やか&爽やかに見せている猛者が意外と多い。で、どんな秘密があるのか探ってみると、どうやらポイントは胸元にある様子。黒Tシャツのネックをゆる~く見せて、上手にヌケ感を出しているってわけ。大人の余裕すら感じる彼らの着こなしテクを、さっそくチェックしてみよう。
01 スポーティさを加速させる首元!
Josh Duhamel[ジョシュ・デュアメル]
鍛え抜かれた肉体の持ち主である俳優のジョシュ。黒コーデだとかなりコワモテになりそうだけど、そうはなっていないのが彼の巧さ。まずVネックのTシャツで胸元にヌケを作っているのが印象的。ボトムもよく見ると裾がギャザーになったリラックス素材なのがわかる。そこへスニーカーとキャップを合わせることで、軽快さを演出しているというお洒落ワザ。夏の黒コーデは、彼のようにスポーティにまとめるのも正解のひとつ。若々しくアクティブな都会派スタイルに仕上がるはず!
02 胸サンでこなれたVゾーン作り!
Joe Manganiello[ジョー・マンガニエロ]
俳優のジョーは、Tシャツにパーカを羽織ったカジュアルな黒コーデ。ハットや腕時計で大人っぽさを加えて、そのへんの小僧とはしっかり差別化している。で、注目すべきは胸元のサングラス。クルーネックのTシャツにサングラスを引っ掛けることで、Vネックのようなヌケ感を作っているのがわかるはず。さらにパーカの袖もぐいっと捲って、肌見せの面積を大きめに。これらのテクによって黒の重さが軽減されて、こなれた大人の余裕が漂う着こなしに仕上がっているのだ。
03 アクセ使いでVVラインを確立!
Robin Thicke[ロビン・シック]
コチラは黒VネックTシャツ姿がクールなミュージシャンのロビン。基本的にはベーシックな黒コーデなのだけど、胸元のネックレスが着こなしの大きなポイントになっている。そう、Tシャツのネックラインに合わせることで、Vゾーンがダブルになっているというわけ。これによって胸元のヌケ感が強調されて、シンプルなのにこなれた印象に。ティアドロップのサングラスやリング、ブレスなどを含めて、アクセ使いで差をつけるのがロビン流の黒コーデ攻略法といえそうだ。
04 ジャケットのおカタい印象をグッと和らげる!
Ian Somerhalder[イアン・サマーホルダー]
俳優のイアンは、テイラードジャケットにデニムを合わせた黒コーデ。全体的にキリッと引き締まっていながら、おカタくならず実にスマートな雰囲気だ。その秘訣といえるのが、大きく開いた胸元。これが首の詰まったクルーネックだったら、かなりカッチリした印象になっていたはず。しかもブーツインした足元とのバランスも悪くなる。となると、普通はシャープなVネックを合わせたくなるところだが、彼が選んでいるのはUネックに近いヌケ感たっぷりのタイプ。その絶妙なチョイスを見ても、彼のお洒落スキルの高さがわかる!
photo by AFLO