セレブのブルゾン姿を見ればよくわかる!
知っておきたい“ネイビー効果”とは⁉
ファッションは見た目が大事。となれば、パッと見の印象を決める“色の効果”をよ~く知っておいたほうがいい。たとえばネイビー。ダークだけど黒より品よく見えるのがこの色。また、白と合わせると爽やかに。いい歳の大人を若々しく見せる効果もあるなど、様々なご利益が期待できる。
で、そんなネイビーを「上手に活用しているなぁ」と思わせてくれるのが、お洒落セレブのブルゾン姿。もちろんそれぞれ着こなしは違うけど、みんなネイビーの“いいところ”を自己演出に生かしているから、これは参考になるってもの。それではさっそく、お洒落セレブたちの上手なネイビーブルゾンコーデを見てみよう。
Style 01
David Spade [デビッド・スペード]
こちらは、コメディを得意とするベテラン俳優のデビッド。かなり男らしい雰囲気のネイビーのナイロンブルゾンを着て、キリッと引き締まったコーデにまとめている。そこには、ネイビー=ダークトーンの引き締め効果が見え隠れ。一方、ボトムやシューズは黒だが、インに白Tを合わせることで軽さを表現。ネイビーブルゾンと白Tとの爽やか効果も手伝って、ダークな着こなしのわりには全く重く見えないでしょ? このあたりの紺・黒・白のバランス感はさすがといったところだ。
Style 02
Channing Tatum [チャニング・テイタム]
着こなしにストリートのノリを取り入れるのがうまい、俳優のチャニング。ここでもコーチジャケット風のネイビーブルゾンをラフに羽織り、大人のストリートミックス感覚で着こなしている。ビッグシルエットの赤Tをインナーにしたお目立ちレイヤードだけど、ブルゾンがネイビーだから派手すぎることはない。そこは、上品さとちょっと育ちのよさが感じられるネイビーのブルゾンのおかげ。ストリート感覚の着こなしを品よく見せるには、ネイビーの投入がやっぱり効果的!?
Style 03
Jeremy Irvine [ジェレミー・アーヴァイン]
イギリスの俳優ジェレミーも、レッドカーペットの上でネイビーのブルゾン姿を披露。キリッとしたスポーティさがある立ち襟タイプを選んで、彼のキャラに合った清潔感のある着こなしに仕上げている。さらにそのクリーンさを強調するのに貢献しているのは、ネイビーブルゾンと白インナーの組み合わせ。ブルゾンが黒だと、こんな印象にはならないはず。相性のよいこの組み合わせは、品よく爽やかなお洒落の基本として覚えておきたい。
Style 04
Jamie Bell [ジェイミー・ベル]
日課のワークアウトに向かう俳優のジェイミー。ということで当然、動きやすいスウェットパンツ&スニーカー姿。でもそこにネイビーのMA-1を羽織ることで、グッとシャープな印象に見せている。同じミリタリー系アイテムでも、色がカーキだと骨太な男らしさが強調され、ネイビーなら凛とした大人の雰囲気が出る。だからワンマイルの格上げにも使えるってわけ!
Style 05
Patrick Dempsey [パトリック・デンプシー]
ベテランらしい着こなしを披露してくれたパトリック。全体をネイビーのワントーンでまとめていて、若々しく颯爽とした雰囲気だ。彼が選んでいるブルゾンは、いわゆる定番的なスウィングトップ。ともするとオジサン感が出やすいアイテムだけど、シャープな印象で趣味のよさが感じられるネイビーなら颯爽として若々しい印象に。ブルーデニムとも相性抜群だし、こんな着こなしなら初対面の人にも好印象を抱かれるはず!
Style 06
Will Kopelman [ウィル・コペルマン]
ウィルが選んでいるのは、アウトドアテイストのナイロンブルゾン。でも、しっかり街っぽさが出ているのは、ネイビーを選んでいるからこそ。そう、ネイビーには洗練されたイメージがあり、都会的に見える側面もあるのだ。それに、デニムや茶ブーツといったLAカジュアルの定番アイテムにもよく馴染み、土っぽくならずにすっきり着こなせるのもいいところ。アメカジを今っぽく着こなすなら、こんなネイビー使いこそがお手本になるかも!
photo by AFLO