シーズン最優秀選手賞に輝いたのは、得点、アシスト、リバウンドと攻守にわたる活躍で、2月と3月に月間MVPを連続受賞したD.J・ニュービル。たくましい腕が映える黒ベストで、MVPカップを掲げた。

パンツ15万5100円（ディースクエアード／スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス）、その他はスタイリスト私物

D.J・ニュービル［宇都宮ブレックス］

チーム最高勝率（51勝9敗）に貢献した宇都宮の司令塔。「全国どこでも駆けつけてくれたファンの熱いサポート。それが衝撃で力をもらいました。ノースリーブを選んだのは、絵になる“袖＝タトゥー”があるから（笑）」

B1所属のヘッドコーチと選手、メディアによる投票で決まるベスト5。今回からセカンドチームの選手も選出され、MVPを含めて計10名が受賞。そのうちの８名が着こなす華麗なるブラックコーデをご覧あれ。

ジャケット68万2000円、バンドカラーシャツ28万6000円、パンツ13万7500円、ローファー13万7500円（以上ドルチェ&ガッバーナ／ドルチェ&ガッバーナ ジャパン）

比江島 慎［宇都宮ブレックス］

44.0％という驚異的な数字をひっさげて、ベスト3P成功率賞を獲得。6期ぶりのベスト5入りも納得。「W杯後すぐのシーズンなのも影響してか、 今期は観客の熱量が衝撃的。普段の自分とは違う服も気に入りました」

ジャケット参考商品、シャツ参考商品、パンツ24万6400円（以上ドルチェ＆ガッバーナ／ドルチェ＆ガッバーナ ジャパン）

テーブス海［アルバルク東京］

高いパスセンスとスピードで相手を翻弄する若きPGもB1トップ10入り。「フォーマルで華やかな黒スタイル、 すごくいい！　父がWリーグ・富士通のHCとして日本一になったことが衝撃。父に負けないよう頑張りたい」

ジャケット39万6000円、パンツ22万円（以上アミリ／スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス）、その他はスタイリスト私物

富樫勇樹［千葉ジェッツ］

2冠獲得に貢献した天皇杯と東アジアスーパーリーグで、最優秀選手賞を受賞。「短期間でふたつのタイトルを獲れたことは、やはり衝撃的でした。黒は着ていて一番落ち着く色。黒い服しか着ないくらい自分の色になっています」

ネックレス5万2800円（ジジ／ホワイトオフィス）、チーフ参考商品（ロバートフレイザー／アイネックス）、その他はスタイリスト私物

コティ・クラーク［三遠ネオフェニックス］

新天地でも、持ち前の得点能力でゲームを支配。チームをB1中地区優勝に導き、セカンドチームに堂々選出された。「今期は目の肥えたファンが増えたね。今日の服も気に入ったよ。『Safari』にモデル起用、どうかな？」

ジャケット参考商品、パンツ13万2000円（以上ディースクエアード／スタッフ インターナショナルジャパン クライアントサービス）、その他はスタイリスト私物

齋藤拓実［名古屋ダイヤモンドドルフィンズ］

エースPGとしてチームをB1西地区優勝に導いた功績が称えられ、今期B1トップ10に選出。「黒は好きだけど、アワードならではの格好は新鮮。チームにいい刺激をくれたジョシュア・スミス選手の存在が衝撃でした」

洋服はすべてスタイリスト私物

セバスチャン・サイズ［アルバルク東京］

気迫のこもったプレイでチームに貢献する大黒柱。「お洒落でもバスケでも、自信を持って自分を表現することが大切。今日の装いでも、11モチーフ（背番号）のゴールドチェーンやピアスは、自分のものを取り入れています」

ハット1万7820円（カシラ／カシラ プレスルーム）、ボウタイ参考商品 （ロバートフレイザー／アイネックス）、その他はスタイリスト私物

ジョン・ムーニー［千葉ジェッツ］

初のリバウンド王と、セカンドチーム選出に輝いた。「普段しない格好だから、新しい自分に出会えたよ。試合日程はハードだったけど、東アジアスーパーリーグと天皇杯、ふたつのタイトルを取れたことがビッグインパクト」

ジャケット17万9000円、パンツ12万5000円、シューズ10万4500円（以上アミ／アミ パリス ジャパン）、ネックレス17万6000円（ジジ／ホワイトオフィス）、その他はスタイリスト私物

河村勇輝［横浜ビー･コルセアーズ］

アシスト王に輝く活躍で、2年連続のベスト5入り。「今期チームに加入した、カイ・ソット選手の高さを生かしたプレイは衝撃でした。ゴールドチェーンをつけるのははじめてなので、これも僕的には衝撃」。その存在もキラキラ。

サッカー元日本代表の小野伸二をはじめとする豪華プレゼンターたちが栄えあるアワードを発表する声に合わせ、特別賞受賞の選手たちもランウェイに登場。ブラックで統一された装いとはいえ、その魅せ方は多彩。コートの上で披露するプレイスタイルと同じくらい個性ある姿をご覧あれ。

タキシードジャケット39万6000円、シャツ11万円、デニムパンツ12万1000円、ベルト参考商品（以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ／サンローラン クライアントサービス）

平尾充庸［茨城ロボッツ］

フリースロー成功率91.1%を記録し、“ベストFT成功率賞”に。「ジャケットに黒シャツは成人式以来ですが、新鮮でワクワクしました。2人の子供がユーチューブを見ながらミニバスをやっていて、成長の早さが衝撃！」

ジャケット44万2200円、シャツ11万3300円、パンツ14万800円（以上フェンディ／フェンディ ジャパン）

ベンドラメ礼生［サンロッカーズ渋谷］

11月12日の横浜BC戦で果敢に放った3Pシュートで衝撃を与え、“ベストタフショット賞”に選出。「全身〈フェンディ〉で気分が上がりました。お洒落は、どんな服もドヤ顔で着れば自分のものにできます」

ジャカードジャケット〈スーツ価格〉25万4100円、タンクトップ10万5600円、側章パンツ15万5100円（以上エトロ／エトロ ジャパン）、その他はスタイリスト私物

コー・フリッピン［群馬クレインサンダーズ］

“スティール王”を獲得。新天地・群馬でも輝きを見せた。「W杯もあって、ローカルチームでも多くの方が観戦してくれた。特にこの１シーズンを群馬の新アリーナでプレイできたことは衝撃だし、誇りに思う」

ジャケット参考商品、パンツ参考商品、バックルベルト7万3700円、ローファー12万6500円（以上フェラガモ／フェラガモ・ジャパン）、その他はスタイリスト私物

サーディ・ラベナ［三遠ネオフェニックス］

リーグ随一のカラダの強さと運動能力を誇るフィリピンの至宝が“アジア特別賞”を獲得。「普段も黒が好きだけど、こんなにスタイリッシュなスタイル、光栄だね。パーフェクト。今期は、もっと成長できると感じた1年」

ジャケット26万4000円、パンツ7万4800円（エンポリオ アルマーニ／ジョルジオ アルマーニ ジャパン）、その他はスタイリスト私物

馬場雄大［長崎ヴェルカ］

堅守でファンを沸かせ、“ベストディフェンダー賞”に。「5期ぶりに日本に帰ってきて、ご飯が衝撃的に美味しかった（笑）。黒はよく着るので、リラックスできます。それでいて品もあって、自分でも格好いいと思います（笑）」

スーツ29万7000円、Tシャツ6万4900円、ブーツ27万1700円 （以上ディースクエアード／スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス）

石川海斗［信州ブレイブウォリアーズ］

B1の“フェアプレー賞”を獲得した信州を代表して登壇。「黒で決めたコーデ、新鮮ですね。今期は多くの子供たちが応援してくれました。嬉しいとともに、日本代表の偉大さを感じました。来期は巻き返します！」

ジャケット19万5800円、パンツ12万1000円（エンポリオ アルマーニ／ジョルジオアルマーニ ジャパン）、その他はスタイリスト私物

桜井良太［レバンガ北海道］

リーグ発展に寄与した者を表彰する“功労賞”を受賞。 「広島の優勝が衝撃で、リーグ全体にいい衝撃が走りました。黒をよく着るけど、今日のような都会的な服ははじめて。北海道弁でいうと“いずい”ですね（笑）」

Tシャツ1万2100円（ヌーディージーンズ／ヒーローインターナショナル）、ホースシューゴールドネックレス27万3900円、Sロゴゴールドネックレス37万4000円（以上シンパシー オブ ソウル／ S.O.S fp 恵比寿本店）、パンツは本人私物、その他はスタイリスト私物

長谷川智也［越谷アルファーズ］

B2の“フェアプレー賞”に選ばれたチームを主将として牽引。「セミファイナルでB1昇格を決めたあの瞬間、衝撃でしたね。リラックスした格好が好きで、実はこの太いパンツも自分のものを穿いています（笑）」

ジャケット12万1000円、パンツ5万9400円（以上オーバーコート／大丸製作所3）、ネックレス6万3800円（ジジ／ホワイトオフィス）、シューズ13万2000円（ピエール アルディ／ピエール アルディ 東京）、その他はスタイリスト私物

山本翔太［熊本ヴォルターズ］

ライブ配信アプリ上で最も応援されたB2の選手に選出。「2年連続ケガなく全60試合に出られたことが、いい意味での衝撃。普段あまり着ないジャケットを、似合うといってもらえたので取り入れようと思います」

ボロータイ13万8600円（グッド アート ハリウッド／ミック 恵比寿）、その他はスタイリスト私物

川真田紘也［滋賀レイクス］

見る人の心を動かした選手に贈られる“MIP賞”に。「B2優勝でB1復帰の目標を成し遂げたこと、それが嬉しい衝撃。カラダが大きくてお洒落になかなかこだわれないのですが、格好よくしてもらえて嬉しいです」

ジャケット7万4800円、 パンツ参考商品（以上ワングラヴィティ／エストネーション）、ネックレス11万5500円（ジジ／ ホワイトオフィス）、その他はスタイリスト私物

田中翔大［金沢武士団］

今期のアワードでは、Bリーグの社会的責任活動である“Bホープ”を通じた能登半島地震の復興支援活動も紹介。金沢武士団の田中翔大がチームを代表して登壇し、リーグに復帰できたのは声援のおかげ、と感謝の気持ちを伝えた

デニムパンツ2万8600円（アッパーハイツ／ Safari Lounge）、 その他はスタイリスト私物

金近 廉［千葉ジェッツ］

“新人賞”獲得のスーパールーキー。「東アジアスーパーリーグと天皇杯の決勝を立て続けに戦った一週間が衝撃で、いいエネルギーをもらいました。今日は、黒デニムが少数派なので、特別な感じで嬉しい（笑）」

洋服はすべてスタイリスト私物

ジョシュ・ホーキンソン［サンロッカーズ渋谷］

昨年のW杯の活躍もありメディア露出も多かった今期。新天地でも安定感抜群で、“ブロック王”を獲得。「自分の感覚にないスタイルだから、新鮮で格好いい。渋谷という世界的な街で、１年間家族と過ごせたのは光栄」

アワードのトップバッターとして登壇したのが、広島ドラゴンフライズのメンバー。下剋上優勝の喜びを爆発させると、会場の熱気はいきなり最高潮に。その後も、今期限りの引退を発表した選手に盟友が感謝の思いを伝える姿に、会場の人々も思わず涙。“黒の衝撃”と熱いドラマが交差し、日に日に勢いを増していくBリーグを象徴するような一夜となった。

日本のバスケ界を牽引してきたニック・ファジーカスが今期で引退。功績を称える“功労賞”が贈られた。ニックと長年共闘した辻 直人選手が「あなたは引退しても語り継がれる。日本に来てくれてありがとう」と心からの手紙を読み上げ、ニックも「辻なくして今の自分はいない」と感謝を語り、会場ももらい泣き。

洋服はすべてスタイリスト私物

ニック・ファジーカス［川崎ブレイブサンダース］

「優勝で飾れなかったのが残念だが、チームも自身も最後まで諦めずに戦う姿勢を見せられた。アワードは普段と違う格好ができるから、楽しみなんだ。またみんなに会える日がくるといいな！」

ワイルドカードからの下剋上優勝という快挙でファイナルを盛り上げた、広島ドラゴンフライズの選手が揃い踏み。ミリング監督が優勝インタビューで絶叫して話題を呼んだ「勝ちじゃけぇ！」を披露すると、会場が歓喜の渦に包まれた。

右（ロバーツ・ケイン）：タキシードジャケット69万3000円、シャツ参考価格27万6100円、タンクトップ7万7000円、タキシードパンツ参考価格21万6700円、シューズ16万5000円（以上ジバンシィ／ジバンシィ ジャパン）、その他はスタイリスト私物　中央（アイザイア・マーフィー）：洋服はすべてスタイリスト私物　左（朝山正悟）：タキシード参考商品、Tシャツ4万9500円、スカーフ2万4200円、ベルト2万3100円（以上エンポリオ アルマーニ／ジョルジオ アルマーニ ジャパン）、その他はスタイリスト私物　

ロバーツ・ケイン

NCAA 1部でのプレイ経験を持つ、若き司令塔。「プロ入り1年めなのに、広島の街でみなさんに声をかけてもらえるようになったのが衝撃」

アイザイア・マーフィー

CSの8試合中6試合でスターターに。「チームのためにという気持ちが芽生えた。今日のコーデは、このまま帰りたいくらい好き（笑）」

朝山正悟

悲願のリーグ制覇で現役に終止符。精神面でも支柱。「現役最後の年に、最高の景色を見られたこと。これ以上の衝撃はないですね」


右（中村拓人）：洋服はすべてスタイリスト私物　中央（ドウェイン・エバンス）：コート12万9800円（エンポリオ アルマーニ／ジョルジオ アルマーニ ジャパン）、その他はスタイリスト私物　左（山崎 稜）：パテントシューズ31万7900円（ジョンロブ／ジョン ロブジャパン）、その他はスタイリスト私物

中村拓人

シーズン後半に躍動した次世代PG。「ワイルドカードから日本一を勝ち取れた。短期間でチーム力が向上したことがいい衝撃でした」

ドウェイン・エバンス

リーグ屈指のオールラウンダーとして、広島を頂点へ導く原動力に。「人と違うお洒落が好きなので、ローブのようなジャケットを選択」

山崎 稜

3＆Dが持ち味。今期CSのMVP。「僕らの日本一は予想していなかったはず。いい意味で裏切ることができ、衝撃を与えられたかな」


右（船生誠也）：ネックレス2万1450円（シンパシー オブ ソウル／ S.O.S fp 恵比寿本店）、その他はスタイリスト私物　中央（上澤俊喜）：ジャケット38万1700円、シャツ20万200円、パンツ17万2700円、ローファー12万9800円（以上ヴェルサーチェ／ヴェルサーチェ ジャパン）、その他はスタイリスト私物　左（ケリー・ブラックシアー・ジュニア）：ストール参考商品（ロバートフレイザー／アイネックス）、その他はスタイリスト私物

船生誠也

攻守両面で欠かせないオールラウンダー。「川久保玲さんの大ファン。優勝は、当時の“黒の衝撃”並みのインパクトを残せたと思う」

上澤俊喜

得意の長距離砲で、幾度となくチームを救う働きを見せた。「スター選手たちの引退が衝撃。早く彼らのレベルにいけるよう頑張りたい」

ケリー・ブラックシアー・ジュニア

控えから出場し、好成績を残し、“ベスト6 thマン賞”を受賞。「衝撃的な優勝は、愛する娘が幸運を運んできてくれたのだと思います」


右（三谷桂司朗）：ジャケット参考商品（フェラガモ／フェラガモ・ジャパン）、その他はスタイリスト私物　中央（武内理貴）：ジャケット17万3800円、カットソー2万2000円、パンツ8万9100円、シューズ15万4000円（以上エンポリオ アルマーニ／ジョルジオ アルマーニ ジャパン）　左（河田チリジ）：スカーフ2万9700円（エンポリオ アルマーニ／ジョルジオ アルマーニ ジャパン）、その他はスタイリスト私物

三谷桂司朗

日本代表の合宿メンバーでもあり、地元出身の期待の星。「高3からお世話になっているチームで、日本一の景色を見られたことが衝撃」

武内理貴

高確率の3Pシュートを武器とする若手SG。「プロ1年めで優勝を経験できたのが衝撃。１年前では考えられない景色を見ています」

河田チリジ

Bリーグ創設から延べ7チームを渡り歩くビッグマン。「日本国籍を取得でき、チームも日本一になれた。今期はすべてが衝撃的です」

ニックとともに“功労賞”が贈られた桜井良太が壇上に立つと、 サプライズゲストが登場。ニックと親友関係にある辻 直人に加え、桜井にとって旧知の間柄である五十嵐 圭という2人のレジェンドが両者に花束とトロフィーを渡し、それぞれの思いを語ると、会場から惜しみない拍手が贈られた。

ジャケット参考商品、シャツ参考商品、パンツ17万3800円（以上ステラ マッカートニー／ステラ マッカートニー カスタマーサービス）、ネックレス9万200円（ジジ／ホワイトオフィス）

五十嵐 圭［群馬クレインサンダーズ］

B1最年長プリンスも、引退する２人の表彰に駆けつけた。「新アリーナで毎試合5000人超の観客と一体になる瞬間は衝撃です」

シャツジャケット25万8500円、パンツ20万1300円（以上ボッテガ・ヴェネタ／ボッテガ・ヴェネタ ジャパン）

辻 直人［群馬クレインサンダーズ］

「古巣・広島の日本一が衝撃！」。人生一回をモットーに挑戦を続ける、リーグきってのお祭り男も、黎明期から知る2人にはなむけの言葉を贈った

スーツ13万2000円、シャツ3万3000円（以上エストネーション）、タイ、チーフ共に参考商品（以上ロバートフレイザー／アイネックス）、ブーツ9万9000円（パラブーツ／パラブーツ青山店）

島田慎二［Bリーグチェアマン］