防虫服といっても、プロフェッショナルが着るガチなタイプではないのでご安心を。実はこの夏、いつものお洒落の路線は変えることなく、虫除けができるウエアが大豊作。デザインも、ミリタリーテイストなどカジュアルでお洒落なものが多く、これで虫を寄せつけないとはなんともありがたい話。これはもう、アウトドア派だったら虫、いや“無視”するわけにはいかないのでは!? 

柄クルーネック2万8600円（以上サウス2 ウエスト8）

柄フード付きコート4万5100円（以上サウス2 ウエスト8）

〈ネペンテス〉のオリジナルブランドだけあって、防虫加工のメッシュで仕立てたウエアも、温故知新なミリタリー顔に。右側の“ブッシュ クルーネックシャツ”は、裾をドロストで絞ってシルエット調整できるプルオーバー。左側の“ブッシュ フーデッド コート”は、フィッシュテイルまで再現されたM-51スタイルのハーフコート。双方とも非常に風通しがよく、透け感を生かして魅せるレイヤードを楽しむこともできる。 

茶ジャケット1万8700円、茶ロングパンツ1万6500円（以上ザ・ノース・フェイス／ゴールドウインカスタマーサービスセンター）

洗濯に対する耐久性を高めた東レの虫除け加工“ウィズリリーフ“を採用したのが、こちらのアウターとパンツ。 “TNF ビーフリー ジャケット”は、街にも映えるミニマルデザインのアウターで、前ポケットに収納すると持ち歩きの邪魔にならないサイズになるパッカブル仕様。“TNF ビーフリー パンツ”も同じく腰ポケの中に収納可能。見た目はシェルっぽいけど、実はメッシュ以上に通気性が高いといわれており、UVケア（UPF15～30、紫外線カット率85％以上）対策も万全だ。 

ネイビーロングスリーブTシャツ9680円、ネイビーシャツ2万900円、カーキロングパンツ1万8480円（以上フォックスファイヤー／ティムコ）

こちらは、アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した、“スコーロン”という防虫& UVカット素材を採用したシリーズ。万が一、蚊が止まっても刺されにくい革新的な素材だ。右の“SCコットンT ロングスリーブ”は、丈夫なコットンニットのロンT。左の“SCコットンシャツジャケット”は、中厚で打ちこみ強めのポプリン風コットンで仕立てたシャツジャケ。どちらも胸ポケは水が抜けるメッシュ製で、サングラスなどを入れておくのもサマになる。下は、“SCアルティメットパンツ”。内側のインナーカフが、裾から虫が入りこむのを防いでくれる。 

ネイビー、グレーロングスリーブTシャツ、ネイビータイツ各4180円（以上へインズ／へインズブランズ ジャパン　カスタマーセンター）

 “インセクト シールド ロングスリーブTシャツ”と名づけられたこちらのロンTは、吸汗速乾性に優れるストレッチジャージの繊維に防虫成分を固着させたタイプ。縦横に伸びる素材なのでインナー使いした際も動きやすく、UVカットと消臭機能も兼備。前から見ると普通のクルーネックだけど、紫外線を浴びやすい首の後ろ側が隠れるように後身頃だけモックネック風になっている。袖ロゴは、暗闇でも見つけやすいリフレクタープリント仕様。