WEEKLY COORDINATE vol.67アウター脱いだ屋内で見映えする“ニット”コーデ3選!
この時季になると、ついついアウターを着こなしのメインと考えがちだけど、よ〜く考えてみて。1日の中で、屋内で過ごしている時間って意外と多かったりする。ってことは、インナーもやっぱり気を抜けないってワケ。そこで今回はアウターを脱いだ屋内でも映えるニットを使った着こなしのご紹介。これでどのシーンもこなれ感ばっちりに!
Coordinate.1
ソリッドなダウンコーデの印象をニットで中和!
・ソリッドなダウンの印象をニットで和らげた
・ボリューミーなトップに対して細身パンツでバランス調整
・小物はニットの色を拾い全体の統一感アップ
この冬、活躍必至なダウンを主役にしたコーディネート。ブラックの1着は着まわし力も高いが、ボリュームがある分、重く見えてしまう心配も。そこでベージュのニットを配して軽さを加えている。そんなトップの合わせに対して選んだのはスキニーパンツ。ボリュームの差し引きでVラインシルエットを構築することでスタイルよく見えるように。小物をニットの色みに合わせれば、全体の統一感もアップしてもう言うことなし!
アウターを脱いだらこんな感じ!
ダウンを脱いだらシンプルなニット姿かと思いきや、要所に刺繍を施した趣あふれる1着が露わに! よ〜く見ると、ボディと袖で編み方が違うなど普通に見えて普通じゃない絶妙な塩梅のニットになっている。さりげなく個性を際立たせてくれるインナーはアウターを邪魔しないので重宝するはず!
インナーで使ったのはこのニット!
お洒落だなと感じる人に共通しているのはさりげなくデザインが効いたアイテムを取り入れてること。そこで今回インナーに使ったのがコチラ、〈ジェイ ダブリュー アンダーソン〉のニット。ベースは誰からも好かれる優しげなベージュのニット。そして、よ〜く見てみると、ところどころにカラフルなステッチが。ぱっと見、馴染んで見えるのでコーディネートにも合わせやすいのが嬉しいポイント。そして、実はボディと袖で編み方が変わっているのも見逃せない!
JW ANDERSON[ジェイ ダブリュー アンダーソン]
アンカーロゴクルーネックニット
¥73,700 税込
いたるところにカラーステッチが!
ステッチといえど、胸のロゴ刺繍と同じ太さの糸なのでアイキャッチの効果は十分。袖口、脇下、裾と様々な場所に散りばめられています!
こんな着こなしもおすすめ!
落ち着いたベージュカラーはどんなアイテムも受け止めてくれる懐の広いアイテム。コチラのコーディネートではステッチの色を拾ったパンツでアクティブな着こなしに!
Coordinate.2
防寒性と品のよさを足せる白タートル!
・男らしいカバーオールにニットで品のよさをプラス
・全体を優しげな色合いにまとめニットと調和させている
・要所に小物で黒を差し、全体がぼやけないよう引き締め!
男らしいムードのカバーオール。そこに品のいい白のタートルネックを足すことで、上品さと男らしさの両方を獲得するとともに首元の防寒性も高めた。優しげなカラーリングのトップに合わせるように、ボトムには温かみあふれる茶のコーデュロイパンツを選択。仕上げに全体がぼやけて見えてしまわないように、バケットハットやスニーカーは黒をチョイスして引き締めているのも見逃せない。
アウター脱いだらこんな感じ!
一見、脱いだら白の普通のタートルネックニット姿なんじゃ……と思いきや、実はさりげなく切り替えが入っているこのニット。普通のニットよりも断然、こなれ感が出ているのがわかるはず。また厚みあるニットはコーデュロイパンツの存在感にも負けず、上手くバランスが取れている。さりげないお洒落ってまさにこういうこと!
インナーで使ったのはこのニット!
ふっくらとした厚手の生地で、柔らかな手触りのイタリアンウールブレンドのタートルネックニットはフランス発の〈オフィシン ジェネラル〉のもの。さりげなく切り替えを施した編み地が無個性になりがちな白ニットを唯一無二のアイテムにしている。ふっくらとしたニットは防寒性もかなりのもの。一見、オーバーサイズに思えるがパターンに定評のあるこのブランドの持つ技術力で着ると思いのほかスッキリ。着膨れとは無縁の仕上がりだ。
OFFICINE GENERALE[オフィシン ジェネラル]
マルチステッチタートルネックニット
¥66,000 税込
シルエットが素晴らしい!
さりげない洒落感を出すディテールに美しいシルエット。このブランドが人気な理由はまさにココにある。着膨れしがちなこのカテゴリーのニットもご覧のとおり、胴回りがかなりスッキリ! また、この切り替えのおかげでアウターを脱いでも無個性とならないのが嬉しい。
Coordinate.3
定番ダッフルに個性的な柄でアクセントを!
・間違いないダッフルコート×ニットの上品合わせ
・脱・普通を演出するニットの柄
・アクティブなボトムとスニーカーでさりげなくハズす!
品のよさを演出するなら間違いないダッフルコートとニットの組み合わせ。とはいえ、何も考えずに合わせてしまうとまるで学生のように見えてしまう危険が。そこで個性的かつ洗練された柄ニットで大人の余裕を演出したのがこの着こなし。フロントから見える部分に柄が効果的に配されているので、総柄ニットを着るよりも挑戦しやすいのが嬉しい。仕上げに品のあるトップに対してスポーティなボトムとスニーカーでハズせば、こなれ感もさらに上昇!
アウター脱いだらこんな感じ!
柄はあくまで部分的なものなので、アウターを脱ぐとアイキャッチなポイントとして活躍させられる。魅惑的な柄は“ニットの魔術師”の名を持つ〈ミッソーニ〉ならではのもの。視線を誘う効果は抜群だ。そんな場所に高級感あふれるレザーのミニバッグを配置してより一層、洗練された印象を与えるようにしている。
インナーで使ったのはこのニット!
秋冬シーズンのニットと聞くとついついオレンジやブラウン系、はたまた落ち着いたネイビーなどの濃色を思い浮かべてしまうが、まわりと差をつけたいならブルーなどの寒色系を選ぶのがおすすめ。で、さらに一歩先行くならこの柄ニットで。ブランドの代名詞でもある幾何学柄を配した代物だけど、珍しいのがこのクールなカラーリング。寒色系、かつ総柄でないのでそこまで派手に見えずに取り入れられる1着だ。
MISSONI[ミッソーニ]
ウールクルーネックニット
¥97,900 税込
使い方次第で様々な見え方に!
この柄ニットはかなり使えるアイテムで、アウターからフロントだけ覗かせて柄を差すのはもちろん、たとえばダウンベストの中に着てフロントを閉じれば、無地ニットのように使える。着こなし次第で様々な見え方ができるので是非お試しあれ!
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