
NEW GOSHOW 郷祥
書道を現代アートへ――独自の素材と技法で書の未来を描くアーティスト
美術史の文脈と真摯に向き合い、書道家としてのバックグラウンドと独自に調合した墨と削る技法を活かし、作品を制作。また、「侘び寂び」に代表される日本人の精神性や「白と黒」、「自然美と人工美」、技法における「描くと削る」など、自身の美意識である「相反する二面性の共存」も作品に反映。伝統を重んじつつ、革新的かつ現代的な表現で書の新たな可能性を切り拓いている。現在、書道を“守られる文化”ではなく、“芸術として日本を守る存在”にすることへの強い使命感を持ち、現代アートの分野に挑戦。これまでに、フランスの公募展「ル・サロン」入選、「サロン・ド・アール・ジャポネ2022」グランプリ受賞、「Forbes JAPAN」への掲載、さらにミシュラン掲載店への作品納品など、国内外で高い評価を受けている。