LOVE DENIM【メンズ】大人のデニムコーデ39選 | コーデのコツや選び方を解説
デニムは年齢や季節を問わず、さまざまなコーディネートに使えるアイテムのひとつ。なのに、「なんだかしっくりこない…」「合わせ方が分からない…」「こどもっぽい…」と感じたことはないだろうか。それもそのはず、デニムにも実はカッコよく着こなすポイントがあるのだ。本記事では、デニムのシルエットやタイプの詳細を通して、今から取り入れたいメンズのデニムコーデテクを紹介していく。カッコよくも大人らしい、自分好みのスタイルが見つかるかもしれないので、ぜひチェックしてみて!
デニムを着こなすためのコツ
大人がコーディネートをお洒落に仕上げるには、「シルエットラインを決める」、「大人の品格を演出する」、「テイストに合わせてシューズを選ぶ」の3つがポイント。それぞれ詳しく解説するのでチェックしてみて。
シルエットラインを決める
デニムコーデを考えるときには、全体のシルエットラインを決めると組みやすい。シルエットラインは、上半身と下半身のボリュームのバランスによって、Aラインシルエット・Iラインシルエット・Yラインシルエットに分けられる。
Aラインシルエット
Aラインシルエットを作るにはボリュームのあるテイパードやワイドタイプのデニムにジャストサイズのトップスを合わせるのがポイント。ボトムスが安定し、どっしりとした印象を作れる。きれいめなトップスを合わせると、きめすぎていない、ほどよいカジュアルさを演出できる。また、Aラインのシルエットは体型カバー効果も。筋肉質など、脚のラインをあまり強調したくない場合にはAラインにまとめるのがおすすめ。
Iラインシルエット
トップス、ボトムスともに細身のものを合わせるIラインシルエットは、もっともシンプルなシルエット。デニムコーデならジャストフィットのデニムを合わせよう。
Iラインは縦の長さを強調するので、身長が高く見える効果も。デニムコーデでもIラインのシルエットなら、スマートな印象に仕上がる。
Yラインシルエット
Yラインシルエットは、ボリュームのあるトップに、細身のボトムを合わせたシルエット。ゆったりしたトップで気になるお腹まわりを隠すことができるので、40代になってスタイルに自信が持てなくなってきた方にも試しやすい。
Yラインのコーデにはストレートもしくはスリムタイプのデニムをチョイスしよう。ロングコートなどボリュームのあるアウターやトップスを合わせれば手軽にYラインを作れるうえに、デニムコーデでも上品なコーデに仕上がる。
大人の品格を演出する
大人らしくお洒落にデニムを着こなすには、アイテムの合わせ方を意識することも大切。たとえば、カーディガンやジャケットなどのきれいめなトップを合わせることで、カジュアルなデニムとバランスの取れた上品な着こなしが完成。
また、小物を足すのも効果的で、首元や手首にはアクセサリーを取り入れればグッと洗練された印象に。バッグはレザーやスウェードといった上質な素材を選ぶことで、大人らしいリッチ感が演出できる。色合わせも、デニムやトップスとバッグやシューズを同系色でまとめると全体が引き締まり、落ち着いた大人のコーディネートに仕上がる。
テイストに合わせてシューズを選ぶ
デニムコーデの印象は、合わせるシューズによっても大きく変わるもの。スニーカーであればカジュアルでリラックスした印象になるが、たとえば素材がスウェード生地であれば着こなしに品のよさを添えてくれる。
また、ワイドデニムにボリュームのあるスニーカーを合わせれば、よりストリートテイストに仕上がるなど、合わせるデニムやスニーカーの種類によってコーデの印象を左右する。夏のデニムコーデには、抜け感を出せるサンダルもおすすめ。特にスウェード生地のサンダルであれば、気の抜けた雰囲気を演出しながらもラフになりすぎないから大人でも取り入れやすい。海沿いを歩くなどのリラックスシーンにはラバー素材のサンダルがしっくりくるし、こなれた印象に仕上げてくれる。
デートやカジュアルなディナーなど、品格を出したいときには革靴が適任。ジャケットやシャツといったきれいめなトップスとも相性抜群で、カジュアルになりがちなデニムコーデを引き締めてくれる。革靴といってもブーツであればタフで男らしさを、ローファーなら軽快さをアピールできるので、理想のイメージに合わせて足元を変えられるとコーデがうまくまとまる。
ジーンズの選び方
理想のイメージや自分の体型にあったデニムを穿くことで、洒落感がグッとアップするもの。そんなワケで、コーデのコツを押さえるのとともに大事なのが、ジーンズの選び方。選ぶときには、シルエット・カラー・デザイン・生地といった4つのポイントに注目して選ぶのがおすすめ。それぞれのポイントについて詳しく解説するので、是非デニムを選ぶときの参考にしてみてほしい。
シルエットで選ぶ
まずは、スタイルを左右するデニムのシルエット。主にスリム(スキニー)・ストレート・テイパードの3種類が主流で、自分の体型や好み、コーデに合わせてシルエットを選びたい。
スリム
脚全体にぴったりフィットするスリムフィット。下半身がすっきりと見えるので、スタイルアップが期待できるのも魅力。シャツやジャケットなどと合わせるときれいめに仕上げやすい。
ラインがはっきり見えてしまうため、スリムフィットのデニムはサイズ選びが重要。穿いたときに太ももやふくらはぎが窮屈にならず、あくまですっきり見える程度のサイズ感を選ぶのがベター。スリムシルエットのデニムを選ぶときのポイントにしてみてほしい。
▼スリムデニムの紹介!
ストレート
太ももから裾までまっすぐになっているストレートデニムは、もっともベーシックなスタイル。トレンドに左右されづらく、1本お気に入りがあれば長く穿ける。また、幅広いコーディネートに合わせやすいところもポイント。カジュアルにも、きれいめにも合わせたいのなら、まずストレートシルエットは持っていて間違いない。
▼ストレートデニムの紹介!
テイパード
太もも部分にゆとりをもたせて、裾に向かって細くなるテイパードシルエット。ゆったりと穿けるうえにスタイルもよく見せることができる。カジュアルなデニムでありながらもスマートさが漂い、大人らしいコーデに仕上げてくれる。
▼テイパードデニムの紹介!
カラーで選ぶ
コーデの中で占める割合の多いデニムは、カラーによって与える印象が大きく変わる。
ブルー(インディゴ)
デニムの定番カラーであるインディゴブルーだが、濃淡の違いによって印象は変わってくる。濃いブルーのインディゴは引き締まった印象で落ち着いたコーデにも合わせやすい。一方で、ライトブルーのインディゴは明るくカジュアルな印象が強くなる。コーデのテイストに合わせて、ブルーの濃淡を選び分けよう。
▼ブルー(インディゴ)デニムの紹介!
ブラック
ブラックはカジュアルからきれいめまで、どんなテイストにも合わせやすく、コーディネート全体を引き締める効果もある。特にスリムなシルエットであれば、その効果は絶大。
基本的に黒は落ち着いた印象を与えるため、デニムコーデでも大人らしく上品なコーデに仕上げやすい。
▼ブラックデニムの紹介!
ホワイト
爽やかさを演出してくれるホワイトデニムは、クリーンで品があるので大人にふさわしいカラー。Tシャツとデニムといった定番の組み合わせでも、色の効果によって洗練された印象に見える。また、夏には涼しげに見せてくれるし、冬には暗くなりがちなコーデを華やかにしてくれるのも嬉しい。
▼ホワイトデニムの紹介!
グレー
グレーのデニムは、都会的な印象を持ちながらほかの色に比べて主張しすぎないのが魅力。様々なカラーのトップスに馴染みやすいし、モノトーンスタイルに合わせても中間色としてニュアンスを出してくれる。幅広いコーディネートに合わせやすいグレーは、1本持っておいて間違いないだろう。
▼ グレーデニムの紹介!
デザインで選ぶ
デニムは加工の違いでもコーデに変化が出てくる。主なデザインは色褪せ(フェード)加工とダメージ/ペイント加工の二つ。カラーが決まれば、デザインにも目を向けたい。
色褪せ(フェード)加工
色褪せ(フェード)加工とは、デニムをお湯や薬品で洗うことで、ほどよいダメージ感を作る技術。色褪せ加工を施すことで、経年変化を待たずともはじめから味わいのあるデニムを楽しめる。
▼色褪せ加工のデニム紹介!
ダメージ/ペイント加工
別名クラッシュと呼ばれることもある、膝やポケット部分などが破れているダメージ加工。なかには破れた部分に裏から別の布をあてたり、ステッチを入れたデザインのものもある。ダメージやペイント加工はコーデのアクセントになるが、激しいデザインだと大人感を損ねてしまうこともあるので気をつけておきたい。トップとのバランスやデザインを考えて選ぼう。
▼ダメージ加工のデニム紹介!
▼ペイント加工のデニム紹介!
生地で選ぶ
一口にデニムといっても、生地の素材によって違いがある。大きく分けると、コットン100%のデニムとストレッチ素材のデニムの2種類。どちらを選ぶかは穿き心地と経年変化によって異なる。それぞれの生地について特徴を把握しておこう。
コットン100%
コットン100%のデニムは、その名のとおり縦糸にも横糸にもコットンを100%使用している。はじめのうちは固めの穿き心地だが、穿いたり洗濯したりして生地が伸びたりこすれたりしていくことで、だんだん身体に馴染んでいくのを味わえる。生地は比較的丈夫な素材が多く劣化しづらいため、長く穿き育てて自分好みの1本に仕上げたい人におすすめ。
▼コットン100%のデニム紹介!
ストレッチ素材
横糸の数%から10%程度にポリウレタンという化学繊維を混ぜこんで作ることの多いストレッチ素材のデニム。はじめから身体にフィットして穿きやすく、収縮性が高いためコットン100%のデニムに比べると動きやすい。最初から穿き心地のよさを求める人日常的によく動く人にはストレッチ素材のデニムを選びたい。
▼ストレッチ素材のデニム紹介!
【季節別】おすすめのデニムコーデ39選
ここまではデニムのタイプや特徴を解説し、デニム選びの奥深さを伝えてきた。なので、ここからは実際に様々なデニムを使ったコーディネートを見ていこう。
春のデニムコーデ
ヘンリーネックニット×ストレートデニム

王道のインディゴデニムを上品に着こなすのが大人の男。そこでトップにヘンリーネックのニットを選択。定番の白Tにはない抜け感とクリーンさが絶妙な表情を引き出してくれる。また、春先の冷え込みに備えてさっと羽織れるテイラードジャケット、手元にスウェード調のバッグを品よく合わせれば、色気あるデニムコーデの出来上がりだ。
コーチジャケット×テイパードデニム

春のはじまりは適度に軽快に! てことで、青が差し色のスニーカーにシルエットの綺麗な淡青デニムで春っぽく爽やかに。でも、まだ寒さが残る季節の変わり目なら、こんな風にトップのトーンを抑えつつ軽やかなナイロンの軽アウターを選ぶと、ほどよく防寒できる春コーデにまとまる。色や素材感を意識して春を先取りしていこう!
デニムジャケット×ストレートデニム

難しいと思われがちだけど、やっぱり推したいGジャンとのセットアップ!デニム×デニムの無骨な男らしさがいつまでたってもかっこいい。今回は洒脱さを見せるため、インにヘンリーネックを合わせてみた。この、Tシャツにはない胸元に、さりげないアクセが◎。デニムのサイズ感を程よくゆるめにすると、古臭さを感じない今時に仕上がるので是非試してみて!
ナイロンブルゾン×テイパードデニム

春の季節感出しにもってこいのブルーのデニム。この時期マストの薄手ナイロンアウターと合わせて気分も軽快だ。ここでもし周りと差をつけるなら、程よい色味のこんなライトベージュを選んでほしい。カジュアルながら品の良さも生まれるはずだ。ちなみに、デニムはイージー仕様の楽パンなのにテイパードが効いていて綺麗なシルエット、という嬉しいギミック付き。シューズと羽織りの色味をリンクさせたのもさりげにコーデを格上げするポイントだ。
MA-1×テイパードデニム

白デニムを基調とした春の装い。トップのニットもパステルカラーの柔らかいグリーンで、春を纏うような上品な大人の着こなしだ。全身クリーンなので、手元首元にアクセをつけると引き締まり、何より大人の色気が加わる。寒さ残る夜対策には、あえて無骨なMA-1ブルゾンを選択すると、男らしさ感じるスタイルに。昼と夜で印象が変わるこなれコーデを楽しもう。
ブルゾン×テイパードデニム

シャカシャカ素材のブルゾンに合わせて、ボトムには裾リブになったイージー仕様のデニムをセレクト。上下ブラックではあるが、デニムは褪せた色味なので軽快さがあるしモノトーンスタイルにニュアンスが出ているのでのっぺりと印象はない。シックなスポーティスタイルの足元は白のスニーカーにすることで、抜け感を出しているのもポイント。
ロンT×テイパードデニム

淡い色で全体をまとめたコーデ。単調になりがちな着合わせでも、ロンTのグラーデーションが遊び心を追加してくれる。袖を捲った際にあらわになる手首には、アクセなどの装飾を忘れずに。
ナイロンアウター×テイパードデニム

春に役立つ薄軽ライトアウターとデニムのコーデ。トップとシューズが明るい時は、パンツをブラックにすれば全体が引き締まる。着脱しやすい軽めのアウターは春のマストアイテム。
ニット×テイパードデニム

ベージュのデニムを使った品のある春コーデ。ジャストサイズにまとめたIラインのシルエットが、全体をすっきりさせ、品のある雰囲気に。クリアフレームメガネをかけるだけで知的な大人の味わいを演出している。
パーカ×テイパードデニム

暗めのパーカーには明るいデニムを合わせて軽快さをプラスすると、春らしさを出せる。デニムがスリムなので、Yラインのシルエットでラフ過ぎず全体を締めてくれる。
夏のデニムコーデ
白Tシャツ×スリムフィットデニム

Tシャツ×インディゴデニムの王道コーデ。細身のデニムで全体を落ち着かせつつ、程よいダメージとペイントが良いアクセントに。トップスとシューズの色を合わせるのもポイントだ。
黒Tシャツ×ストレートデニム

黒Tにはトーン違いのグレーデニムを合わせるのが男らしい。しかも薄いグレーだから夏でも爽やかな印象に。色味を揃えたサンダルとキャップで抜け感をプラスすると、落ち着きのある軽快なコーデにまとまる。
白Tシャツ×テイパードデニム

夏の王道コーデpart2。シンプルな白Tに合わせたデニムはテイパードが効いているので、カジュアルなのにどこか上品な味わいだ。手元首元にアクセを付けるのをお忘れなく。
サマーニット×テイパードデニム

砂浜と海を連想させる夏コーデ。デニムはイージータイプなので穿きやすく、トップスにはパイル風の素材をチョイスして上品な印象に。街にも海にももってこいの大人コーデだ。
半袖シャツ×テイパードデニム

テイパードデニムに半袖の白シャツを合わせた爽やかなコーデ。スウェード素材のサンダルを合わせるとぐっと上品さがアップする。シンプルながら品のある大人メンズに仕上がるのでぜひ試して欲しい。
半袖シャツ×テイパードデニム

グレーのスリムデニムがきれいなシルエットに落ち着かせる。デニムと同系色のスウェード調バッグを選ぶだけで大人の品が増す。トップスもシャツにして全体をきれいにまとめるのがポイント。
ニットポロシャツ×テイパードデニム

こちらは半袖ニットポロと黒デニムの組み合わせ。スウェード調のミニバッグとポロシャツで上品コーデに格上げしつつ、デニムのダメージが程よい抜け感。大人の色気を感じる夏コーデ。
秋のデニムコーデ
カーディガン×テイパードデニム

リラックスしたいシーンにぴったりなコーデ。白Tとインディゴデニムという定番の組み合わせに、オレンジのカーディガンを差し色として投入。暑いときにカーディガンを脱いでも、白Tのロゴでさりげなく個性だしできるのもポイント。
ニット×テイパードデニム

さりげなく個性を効かせた大人のシンプルコーデ。デニムにはダメージやフェード加工を施しているが、やりすぎ感はなくグレーの色味も相まって大人らしさを損なわない。トップの優しげなベージュとも馴染んでいて、胸ポケットのデニム生地と統一感を出しているのもポイント。
シャツジャケット×テイパードデニム

カーキシャツにブラウンのスウェードシューズで秋の要素を取り入れたコーデ。初秋には薄いグリーンのデニムを合わせると全体がクリーンに落ち着くので、季節の変わり目にちょうど良い。
チェックシャツ×テイパードデニム

ダメージの入った男らしいスリムフィットデニムに合わせたのが、ベージュのチェックシャツ。残暑が残る時期には着脱しやすいから便利だし、色味も相まって上品で季節感のある雰囲気が漂う。白のトップとスニーカーが、着こなしに軽やかさを添えている。
ライダースジャケット×テイパードデニム

アイテム自体は王道アメカジの組み合わせだが、野暮ったさを感じないのはアイテム選びを工夫しているから。スウェード生地を採用したライダースに、スラックス仕立てのようなデニムパンツを合わせることで上品にまとめている。色合わせもベージュや白、ブルーといった清潔感のある組み合わせ。爽やかで都会的だけど男らしさを出したい人にはうってつけ。
パーカ×テイパードデニム

ユーズド感あるレッドの色褪せパーカに合わせるのは、同じく色褪せ感あるグレーデニム。コーデ全体が馴染んでくれる。レッドのアクセントがあるので、他をシンプルにまとめるとメリハリが出て◎。
カーディガン×テイパードデニム

デニムでもウールのニットカーディガンを羽織れば一気に大人の雰囲気に格上げ。テイパードの効いたスリムデニムを穿く事で、全体がYラインのきれいなシルエットに仕上がっている。
スウェットシャツ×スリムフィットデニム

ダメージデニムにペイント加工されたスウェットシャツは難易度高い組み合わせ。着こなしポイントはデニムもトップスも色のトーンを抑える事。遊び心ある大人コーデにまとまるのでトライしてみてほしい。
パーカ×テイパードデニム

シーズンムードがぐっと高まるボルドーのパーカにブラックデニムで全体を落ち着かせているのが秋らしい。デニムはストレッチが効いているのでちょっとしたお出かけにも最適だ。
ニットジャケット×テイパードデニム

きれいなシルエットのデニムなら、テイラードジャケットを合わせると、一気にスマートな印象に。ジャケットもメランジ調のニットジャケットだから気負わず羽織れるのがポイント。
チェックシャツ×スリムフィットデニム

黒のモノトーンコーデ。スリムデニムのダメージが男らしさを演出。チェックシャツがトップスとデニムの色味を拾っているのがポイント。残暑には着脱しやすいシャツがマストだ。
冬のデニムコーデ
ショールカラーコート×テイパードデニム

レイヤーが増える冬の時期に、気楽に過ごせるパーカとデニムは定番だがカジュアルすぎる。そんな時、さっと羽織るアウターにきれいめなコートを選ぶとどうだろう、カジュアルながら品のある大人コーデに格上げされるのがわかるはず。デニムもテイパードを効かせて、シルエットをきれいに整えてあげると◎!
MA-1×テイパードデニム

男らしさをアピールできるMA-1。合わせ方によっては野暮ったくなりがちなところを、すっきりとしたシルエットで抜け感のあるカラーのデニムを合わせることで洗練された雰囲気に仕上げた。そこにデニムと同系色のブーツを取り入れ、タフさは残しつつもこなれて見える大人のミリタリーコーデに完成している。
ボアGジャン×テイパードデニム

ブラウンとグレーの色味により大人感が漂うコーデ。ふわもこのGジャンと白ニットを重ねたボリュームのあるトップに対して、スタイリッシュでテイパードの効いたイージーデニムパンツを合わせることでバランスを取っている。リブ仕様の裾と白スニーカーも、コーデの軽快さを後押ししている。
ライダースジャケット×ストレートデニム

黒のデニムとレザージャケットで男らしさが際立つ都会的コーデ。インナーに柔らかなニットの風合いを取り入れると、武骨なブラックレザーの抜け感になる。Iラインを意識して、品のあるコーデに仕上げよう。
ダッフルコート×ストレートデニム

上品なグレーのコートにはあえて太めのデニムをチョイスして、メリハリを持たせると◎。デニムのペイントにも遊び心があるので、程よくカジュアルな仕上がり。大人コーデは“程よく”遊ぶを意識してみて。
ショールカラーコート×テイパードデニム

きれいめなコートに太めのデニムを取り入れると遊び心が生まれる。オレンジのニットも明るすぎないのでコーデの邪魔をしてないのもポイント。飾りすぎないおすすめの大人コーデなので試してみて。
ロングジップコート×ストレートデニム

個性的なイエローをトップに持ってくるなら、ボトムはグレーのデニムがちょうど良い。色馴染みがよくコーデのバランスを取ってくれるので、一見難しそうなカラーの時はぜひ取り入れてほしい。
ダウンベスト×テイパードデニム

足のラインがしっかり出るスリムデニムを穿くなら、トップにボリュームを持たせるとしっくり収まる。ダウンベストは冬の始まりにも重宝するので、全体のシルエットを見て取り入れていこう。
ダウンジャケット×テイパードデニム

カジュアルながら品のよさをキープしたコーデ。トップがボリューミーなので、下半身をすっきりさせるスリムデニムがシルエットを整えるのにちょうど良い。上下の白も少しずつトーンが違うので全体に馴染みが生まれて◎。
ダウンジャケット×テイパードデニム

こちらもイエローを取り入れた冬コーデ。色褪せさせたブラックデニムなので、ダウンとの馴染みも問題なし。黄色のボリュームが強いのでインナーやその他アイテムはシンプルにまとめるのがポイント。
ダウンジャケット×テイパードデニム

先ほどと同じデニムを使ったコーデ。大人の色気漂うパープルにも、褪せブラックの色味が馴染んでいるのが分かる。デニムが細身なので、トップにボリュームを持たせてみよう。Yラインのきれいなシルエットができあがる。
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総括
デニムは幅広いコーディネートに合わせやすい定番アイテム。しかし、センスよくデニムを穿きこなすには、デニムのシルエットやカラー、素材を慎重に選びたいところ。トップスとのバランスだけでなく、コーディネート全体のアクセントになるアイテム選びや、テイストをまとめてくれるシューズを合わせることも、デニムコーデの大切なポイント。本記事で紹介したデニムの基本知識やコーデテクニックを活かして、格上のデニムコーデを目指してほしい。
▼ 今回紹介したアイテムを取り扱うファッション雑誌『Safari』の公式ECサイト『Safari Lounge』では、ほかにも限定アイテムやおトクな情報なども発信しているので、会員登録してまわりと差のつくコーディネートを楽しもう! ▼
