WEEKLY COORDINATE vol.140【コーデ解説】今、参考にしたい春スタイル15選

季節の変わり目はコーディネートの作り方に四苦八苦してしまうことも多々あるはず。そこで今回、『Safari Lounge』がこの春に提案する着こなしを、モデルカットのサンプルと共にお届け。それぞれの着こなしのポイントを解説しているので是非参考にしてみて。着こなしたアイテムはどれもおすすめなものばかり!

 

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サーフ気分が盛り上がるプリント入りのロンTとダメージデニムの組み合わせ。シンプルな着こなしだからこそ、大人はアイテム選びにこだわりたい。で、押さえておきたいのがこのデニム。まるでヴィンテージのような加工を得意とする〈レッドカード トーキョー〉に別注で製作してもらった1本は、カットオフやこだわりのダメージがクラス感を演出。爽やかなロンTを格上げしてくれる仕上がりとなっている。色数をホワイトとブルーの2色に絞っているのも清潔感出しに貢献だ。

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新緑の季節はトレンドでもあるグリーンを押さえておくと、簡単にお洒落感を出すことができる。とはいえ、意外と難しく感じる色でもあるはず。そこでおすすめなのがなじみのある色褪せ加工を施したグリーンや淡いセージカラー。薄い色なら普段どおりの感覚で取り入れやすいので是非試してみてほしい。この2人のようにグリーンの濃淡によって合わせるデニムの色を調整すると上下でコントラストがつき、こなれ感を出しやすい。スポーティにキメるならクルーネックスウェット、ヌケ感をより出したいならジップパーカを選んでみて。

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まだまだ夜や肌寒い日もある春先は、薄手のニットがあると非常に心強い。ただ、あくまでも"ニット"なので暑苦しく見えないように配慮するのが重要だ。まず、生地が薄いことは大前提。そして大事なのは色味。こんな淡いカラーリングやグラデーションが効いた1枚なら、見事に季節感を演出してくれる。 編み込まれた生地に奥行きがあるので、コーディネートはシンプルにデニムでOKだ。

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重たいイメージのある冬コーデを脱ぎ捨てると、不思議と派手色が着たくなる人も多いのでは? そんなときはカジュアルなスウェットパーカで取り入れてみるのがおすすめ。生地自体にヌケ感があるので、あざやかな色でも"いかにもお洒落してます"感が出ず、爽やかにまとまる。で、おすすめなのがこちらの〈キャンバー〉。メイド・イン・USAのタフなボディは男らしく、長年続いた老舗ブランドだからこその信頼感も。是非春コーデの主役として採用してみて!

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大人の渋みを演出したいなら、コーディネートに使う色をブラウンやグレーなどを基調にまとめてみるのが正解。つい黒に頼ってしまいがちだが、春先の軽やかさは出しておきたいので、あえて使わずにこれらの色をセレクトしてみよう。着こなしの色味を変えるだけで、若者見えしがちなカジュアルなプルオーバーパーカーとナイロンパンツというスタイルが見事、大人仕様に!

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春コーデは気温に上手に対応するのもとっても大事なポイント。そんなときに役立つのがカーディガンだ。ただ、このタイミングでカーディガンを買っても長く着られないんじゃ……と思ってしまうのも事実。そこで推したいのがこのモデルが着用したパイル素材のカーディガン。薄手で軽く、吸水性もあるから街だけでなく海辺にもぴったり。男らしいヘンリーネックやデニムのスタイルに、さりげないキュートさを添えてくれるから女性ウケも完璧!

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先ほどのコーディネート解説でパイル素材のよさをお伝えしたが、こちらのハーフジップパーカもパイル素材で出来ていておすすめ! 週末のチルタイムにふさわしいリラックス感がこれからの季節にうってつけだ。ハーフジップがあることで首が詰まって見えず、ヌケ感出しも自由自在。ちなみにセットアップになるショーツもあるから、連休でどこかリゾートに出かけたいな〜なんて考えている人は今のうちに是非押さえておいてほしい。

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冬にメインで使っていた黒パンが春先は急に重く感じてしまうことも。そこでおすすめしたいのが褪せブラック。色褪せするだけで、重さが軽減され、ちょうどよい塩梅で着こなしを引き締めてくれる。このボトムは〈レミ レリーフ〉に別注して製作したやや太めのスウェットパンツ。この太さが窮屈感をなくし、より軽やかさを演出してくれる力作だ。トップはどんな色合いも似合うが、春ならピンクとの合わせを是非おすすめしたい。また、トップをやや細身にしてまとめるとアルファベットの"A"のようなラインが生まれ、こなれた雰囲気を出せるのでお試しを!

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シンプルにまとめつつも寂しく見えない大人コーデ。これぞまさに理想のスタイルだと思う人も多いはず。これを実現するにはアイテム選びが非常に重要。で、今回セレクトしたのはリネン100%のニット。ニットとはいえ、シャリ感がある素材でロンT代わりに着用できる代物だ。そこに合わせたのはダメージにプラスしてペンキ加工が施されたデニム。こだわりのアイテムで組み合わせたスタイルは、シンプルでも十分見栄えする仕上がりに。

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着こなしの洗練度を上げるテクニックのひとつとして、全体のカラートーンを揃えるという方法がある。たとえば、このモデルカットのようにブルートーンの合わせ。全体の色味を揃えることで統一感がグッと高まっているのがわかるはずだ。注意したいのは、着こなしがのっぺりしないように生地感や色の濃淡を少しずつ変えること。このボトムのようにペンキ加工など、さりげないアクセントがあるものだと尚よし!

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大人なスポーティスタイルを披露したこのコーデ。ナイロン素材のアイテムは、軽快さを演出でき、機能的にもこの春にふさわしい1品だ。で、大人見えするためのポイントが上下のどちらかを細身にまとめること。これだけで着こなしがシャープにまとまり、上品な雰囲気にまとまる。ちなみにこのナイロンブルゾンは〈ティーシーエスエス〉に別注したスペシャルピース。袖は半袖にもなる2WAY仕様で、こんなカジュアルスタイルはもちろん、ゴルフシーンに最適な作りになっている!

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上品さは大人な着こなしには外せない要素。どんなときも忘れてはいけないポイントだ。さて、その要素をコーディネートに足すなら、"襟"のある1着をピックアップするのが手っ取り早い。とはいえ、かっちり見えすぎるのも堅苦しいので素材選びで魅せて差をつけていこう。そこで採用したのがこの〈フェデリ〉のパイルポロ。珍しいロングスリーブのスキッパー仕立てでヌケ感も文句なしの仕上がり。清潔感ある白デニムとの相性も抜群だ。

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これから暑くなっていく季節はプルオーバーよりもジップパーカが役立つタイミング。インナーのチョイスや見せ具合で印象も変えられるし、こなれ感を出すのに大いに役立ってくれるアイテムのひとつだ。このコーデでは、パーカが際立つように他のアイテムのトーンをアイボリーで統一。質感あるパーカがアイキャッチになり、雰囲気ある見た目を実現してくれている!

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コチラもブルートップの応用スタイル。先ほどのパーカと同じく、カーディガンであざやかなブルーを選んだ分、他の色味を押さえている。ただ実はボトムは白のようで絶妙に色落ちさせたうす〜いブルーなので、より統一感が出ているってワケ。キャップやインナーに合わせたロンTのロゴで、カーデの青を拾っているのもポイント。緻密に計算された色合わせのテクニックお見逃しなく!

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上下の緩急は洒落感見えの近道であり、大人な雰囲気を出す秘訣。この着こなしもトップはゆる〜いメキパに対し、ボトムはシュッと細身のスウェットパンツを合わせコントラストをつけている。チグハグに見えないのは色味を調整して近づけているから。春にふさわしいペイルトーンなどの淡いカラーリングはぼやけて見えやすいので、この着こなしのように細身ポイントを作るのが正解だ。

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