BUYER'S RECOMMENDバイヤーズレコメンド【11月まとめ】! “自分にご褒美”、“お買い得アイテム狙い”、アナタはどっち!?

今年も気づけば、もう残りわずか。この1年、バイヤー推しのアイテムをたくさんご紹介してきました。さて、今回は先月に週ごとの記事でピックアップしてきたものをこのタイミング合わせて再編集! 1年頑張った自分へのご褒美やワードローブを覗いて足りないものを買い足したり。是非、活用してみてください!

 

優雅な佇まいは洗練された空気感を生み出す!

言わずと知れたフランスのメゾンブランド〈バルマン オム〉。歴史に裏打ちされた技術力を注ぎ込んだアイテムは毎シーズンため息が出てしまうほど美しいのですが、今季は間違いなくこのウールコートだと思います。ソリッドなブラックのワントーンでシンプルに見えるのですが、アクセントになっているメタルパーツの配置バランスといい、生地のドレープ感といい、底知れぬオーラが漂う仕上がりになっているんです。なんていうんですかね、思わず息を飲む高級感を感じさせてくれます。そして着心地はふわっと軽やか。ウールコートって割と重く感じがちなアイテムだと思うのですが、一切それを感じさせません。流石のひと言に尽きる1着です。

BALMAIN HOMME[バルマン オム]
ウールフルジップコート
¥357,500 税込
 

 


細部にいたるまで妥協を許さない作りです
 
 
ボタンの刻印、フロントジップの持ち手が引きやすいようにカーブしていたり。フィッシュテール部分のメタルパーツも一級品と呼んで差し支えないメタルパーツがあしらわれています。


モデル着用のイメージはコチラ!
 
 
上質なウールコートですが、カジュアル使いしやすいようにフィッシュテールなどモッズコートのディテールが取り入れられています。スウェットやデニムとあわせて普段の着こなしをアップデイトするのがおすすめです!

間違いなく今季の主役! 圧倒的存在感のムートンジャケット

唐突ですが、今年は是非ムートンに挑戦してほしいです。なぜって、こんなにカッコいいアイテムはないからですよ。大人の貫禄たっぷりの見た目に仕上がり、防寒性は随一。インナーは薄手で問題ないから、暖房の効いた屋内や車の中など、昨今では外と中の寒暖差に対応しやすいというメリットもあります。で、コチラの〈ジェイ ダブリュー アンダーソン〉の1着。ムートンと耳にすると男くさ〜いものを想像しがちですが、洗練された仕上がりに見えませんか? ネイビーとグレーの色みで粗野に見せず、都会的な雰囲気に。〈ロエベ〉のクリエイティブディレクターを手がけるだけあって革の質感は文句なし! そして視線を引きつける大きな襟! どこかかわいらしい印象を与え、ムートンジャケットが持つ男クサさを上手に中和してくれています。

JW ANDERSON[ジェイ ダブリュー アンダーソン]
ムートンジャケット
¥382,800 税込
 

 



これだけ首元が覆えれば、もう寒くないです

ジップを上まで閉めればご覧のとおり。この1着があればマフラーやストールも必要ないくらいあたたか〜く過ごせます! 1着ですべて解決するんです。


モデル着用のイメージはコチラ!
 
 

見てください、この圧倒的な貫禄! ショート丈なのでドライブシーンでもたつくことはないですし、使い勝手もかなりよい仕上がりになってます!


03/なんといってもロロピアーナ社の光沢感がいい!

まず最初にご紹介するのがこのドミッツィアーノ。〈タトラス〉を代表する1着であり、最も人気が高く毎年完売が続く売れっ子モデルです。その理由は着膨れ感をなくしたこと。これを実現したのが身頃にダーツを入れた立体的なシルエットと少量でも軽くて高い保温性を確保できる最上級のホワイトグースダウン。また、ダウンの表地に採用している生地はイタリアのロロピアーナ社のスーパー150というシルク混のウールを用いており、抜群の着心地! ダウンジャケット特有のアウトドア感を中和し、都会的で洗練された印象に仕上がっているというワケです。その品のよさは“ドレッシーダウン”とも呼ばれ、スーツの上から羽織ってもまったく問題がないほどなんだとか。まさに今、手に入れておきたいダウンですね。

TATRAS〈タトラス〉
ドミッツィアーノダウンジャケット
¥137,500
  



モダンで洗練されたイメージに!
 
 
シルバーメタルのスナップボタンやジップで生地の持つ高級感をより一層輝かせるように計算。各部のメタルパーツがカジュアルに見えがちなダウンを洗練された印象にアップデイトしてくれています。


モデル着用のイメージはコチラ!
 
 
ダウン特有の悩みであるボリューム感が解消され、スマートな見た目に。生地の上質さも相まって、都会的で洗練された着こなしに仕上がっていますよね。


01/さりげないチェックの差し柄がアイキャッチ!

ブランドでも不動の人気を誇るダメージ加工とペイントを散らしたスプラッシュ加工を贅沢に取り入れた1本。大胆な加工を施しながらもシルエットが洗練されているので、嫌みに見えず大人でも着こなしに取り入れやすくなっています。なかでも注目なのがチラリ覗くバッファローチェックの当て布。ダークトーンが増えるこれからの時季にコーディネートにさりげなく華やかさをプラスしてくれるディテールになっています。ボタンフライ部分にはおなじみとなるピスネームが。盛りだくさんなのに胸焼けしない、まさに今穿きたいデニムといえる仕上がりです。

DSQUARED2[ディースクエアード]
“スケーター”デニムパンツ
¥100,100 税込
 

 


コチラがその間違いない加工部分!
 
 
ペイント、ダメージと至るところまで加工が施されているのに、高級感ある雰囲気すら感じさせるのは流石の一言。まさに“ラグジュアリー”という言葉がふさわしいデニムだと思います!


モデルの着用イメージはコチラ!

ラフにスニーカーをあわせるのはもちろん、このモデルカットのようにサイドゴアブーツでシックにまとめあげるのもおすすめです。美シルエットはこれからの季節、ボリュームあるトップとも相性抜群!


02/今話題の“褪せ黒”カラー!

淡青デニムは永遠の定番カラーですが、デニムにもシーズン毎によって話題になるカラーリングがあります。今、巷を賑わせているのがこのデニムのような褪せたブラックカラーです! そんな旬のカラーリングを〈ディースクエアード〉が料理すればご覧のとおり、ダメージやステンシルを施したソリッドな仕上がりに。ダメージ加工は肌が見えないように当て布をしてあるので大人でも穿きやすく、ランダムなペイントも浮いて見えないように計算されたカラーリングになっています。引き締め効果もこのカラーリングなら十分! すでにこのブランドのデニムを穿いている方でも、色が変われば違った見え方になるので満足していただけるかと!

DSQUARED2[ディースクエアード]
“スケーター”ブラックデニムパンツ
¥90,200 税込
  



バックシャンを叶えるブランドロゴ!
 
 
“男は背中で語るもの”ではないですが、バックにブランドロゴがあるので歳を重ねると気になりがちな後ろ姿も隙なしに! あと見逃せないポイントなのですが、当て布部分のデニムも色落ち加工がされているので“いかにも貼り付けてます”感がないんです。


モデルの着用イメージはコチラ!

ブラックカラーになることでより引き締まったラインに見えます。クロップド丈なので足首まわりがもたつかず、すっきりとした見た目をキープできる仕上がりです!


03/見逃し厳禁! 祝・25周年モデル!

最後にご紹介するのはブランド設立25周年を記念した1本。あえてダメージを施さず、ブラックのカラーリングで品のある面持ちに仕上げているのがポイントです。上品な分、よりシルエットの美しさを体感できるアイテムになっています。で、周年のディテールがこのフライ部分のピスネームとバックのパッチ。黒に映えるオレンジカラーになっていて、パッチの数字がブランドがスタートした1995年から2020年までを表しているんです。周年ものって翌年になるとちょっと着づらいなんてことが往々にしてあるかと思うのですが、その点このデニムならずっと着られる見た目。その部分への配慮も流石ですね。

DSQUARED2[ディースクエアード]
25周年モデル“スケーター”ブラックデニムパンツ
¥67,100 税込
  



コチラが気になる“限定”ディテール!
 
 
通常のものにはないオレンジカラーで作られたピスネームと限定感のあるバックパッチ。シンプルなブラックカラーのおかげでより一層映えてます!


モデルの着用イメージはコチラ!

シンプルで穿きやすく、どんなアウター、トップにもあわせられる仕上がり。それに加えてシルエットは間違いない美脚パターン。ワードローブにあるとついつい手に取ってしまう1本だと思います!


脱いだ時間も主役級な〈マルニ〉のハイセンスニット


まずご紹介したいのが〈マルニ〉の1着。繊細な素材やカラーリングを大胆にアイテムに落とし込み、新作が発表されるたびに話題を呼ぶブランドですが、このニットもかなり注目して欲しいアイテムです。シェットランドウールを100%使用したやわらかな着心地を生み出す高品質な素材に、デザインとして大胆なダメージを施しています。デザインと上品な色使いとのバランスが、”格上感”を放つ〈マルニ〉ならではの仕上がりに。アウターを脱いだとき視線を引きつける効果は抜群です! 皆さんの中には今年はアウターを買わずに、インナーで新鮮さを出して乗り切ろうという方もいらっしゃると思うんです。そんな人に是非おすすしたいですね。

MARNI[マルニ]
ダメージニット
¥101,200 税込
  



各所のダメージがアウターからさりげなく見え隠れ!
 
 
アウターを着ているときは袖や裾のダメージがさりげなく見えるようになっています。これで着こなしのこなれ感も簡単に出せるはず!


モデルの着用イメージはコチラ
 
 

ニットの下にはシンプルなカットソーでOK。モデルカットは白Tですが、引き締めたいときは黒Tを着るのもおすすめです。


世界に誇る、岡山発のデニムブランドカラーデニム!
 
 
国内のみならず海外からも注目を集める、“メイド・イン・岡山”の〈ジャパンブルージーンズ〉。コチラは春夏シーズンに完売した人気モデルの新色なんです。みなさん、この季節ってアウターはダークトーンだったりしますよね? 毎日着ていると、正直ちょっとマンネリ化してしまって刺激がほしくなったりしますよね!? そこでこのカラーデニムってワケです。あざやかなレッド、そしてペイルイエロー。これで冬場の着こなしにスパイスを加えられるって算段です。カラーデニムってノーダメージで色だけ目立ってしまうことが多いのですが、そこは世界からも注目されるブランド、同系色でダメージを加えることで男らしさもしっかりと出せます。着心地はストレッチが効いて素晴らしく動きやすいんです!

JAPAN BLUE JEANS[ジャパンブルージーンズ]
【別注・限定商品】カラーデニムパンツ
¥19,415 税込 

  



美脚効果も抜群ですよ!

絶妙な細さの“ほどピタ”シルエットは男らしさを出しつつ、洗練された見た目を作り出す効果を見込めます。アイキャッチな色みは視線を引きつけ、まわりと差をつけるのも簡単!


ただのブラックデニムじゃありません!

〈パープル ブランド〉は2017年に誕生したばかりのLAブランド。設立ながらデニム業界で長いキャリアを持つ4人のデザイナーが携わるだけあって、その完成されたシルエットはセレブの間でも話題沸騰中! で、コチラがその〈パープル ブランド〉のブラックデニム。男らしさを表現するハードな色落ちとダメージ加工に目を奪われますが、色落ちの箇所をよ〜く見てみるとメタリックなシルバーの塗装が! これにより、ラグジュアリー感が加わりデニムを洗練されたアイテムへとアップデイトすることに成功しています。この加工、随所にあしらわれているのですが、ほどよいバランスで施しているのワル目立ちの心配はありません。スマートな雰囲気を演出する絶妙な細身シルエットは、ストレッチが効いているのでノンストレスなのも嬉しい限りです。

PURPLE BRAND[パープル ブランド]
ブラックデニム
¥36,300 税込
  



メタリックシルバーが着こなしを華やかに

冬になると着こなしが地味になりがちですよね? とはいえ、あざやかなカラーを取り入れるのは気が引ける……。私もそうなのですが、そんな方にぴったりな1本かと思います。これで着こなしが見違えますよ!


着用イメージはコチラ!
   
モノトーンの着こなしの中で、先ほどお伝えしたとおりメタリックなシルバーがアクセントに。ブラックデニムは下半身を引き締める効果も見込めるのでスタイルアップをしたい方にもおすすめです!


優しさの称号は〈オフィシン ジェネラル〉の1着で手に入ります



ふっくらとした厚手の生地で、柔らかな手触りのイタリアンウールブレンドのタートルネックニットはフランス発の〈オフィシン ジェネラル〉のもの。みるからに清潔感ある仕上がりがこのブランドのウリでもあるんですが、さりげなく切り替えてある編み地が無個性になりがちな白ニットを唯一無二のアイテムにしています。また、白のタートルネックはどんなコーディネートにも馴染みやすいので名脇役としてはもちろん、この切り替えのおかげで1枚でも主役を十分張れること請け合い! いますよね、そういう俳優。まさにそんな立ち位置の絶妙な1着は、ワードローブにあるとつい手に取ってしまう存在になるんじゃないでしょうか?

OFFICINE GENERALE[オフィシン ジェネラル]
マルチステッチタートルネックニット
¥66,000 税込 
 

 



シルエットが素晴らしい!

〈オフィシン ジェネラル〉はシンプルな見た目のアイテムが多いんですが、その人気の秘訣はシルエットにあると私は思うんです。このニットの類は着膨れしがちなんですが、見てください。胴回りがかなりスッキリしていますよね!

 

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