BUYER'S RECOMMEND vol.1『Safari Lounge』バイヤーが推す、秀逸な逸品!

今回より新連載がスタート。その名も“Buyer’s Recommend”だ。『Safari Lounge』で展開している商品を買い付けているバイヤーたちがそれぞれ今の季節、気分にあったアイテムを熱い気持ちとともにお届けする。記念すべきvol.1は”春”にちなんだ3ブランドをピックアップ!

 

1/〈コービーズ〉の春トレンチ
冬から春にかけて、まさにこの時季によく街中でも目にする“トレンチコート”。そのトレンチコートを、第一次世界大戦中に英国陸軍省から生産を請け負っていたのが、この〈コービーズ〉! だから、その歴史はとても古く、創業はなんと1909年! 今から100年以上も前なんです。今ではトレンチコートだけに留まらず、英国のあらゆるブランドのアウター製作を手掛けてるんだとか。だからこそ、〈コービーズ〉のコートは今も高い水準の技術力で作られていて、その製品のよさは一目瞭然! ところで、今回ご紹介する“シングルトレンチ”って、もしかしたらあまり馴染みのないワードかも知れませんね。でも、実はシングルトレンチって、この季節に着たいコートのいいところを全部集めたようなアイテム。ステンカラーコートのシンプルな見た目をベースに、トレンチコートのデザインやディテールをプラス。物足りなさも、お腹いっぱい感もない“ちょうどいい塩梅”。それがこのシングルトレンチのいいところです!

ベルトの開け閉めで雰囲気が変わる!
 

  
フロントを開けた状態だと、インナーが見えるので、抜け感がありカジュアルに着こなせます。さらに、ベルトを閉めると英国らしいクラシックさが際立ったスタイリングに。なにより注目してほしいのが、この美しいシルエット! 生地にほどよいハリ感があって、ごわついたりせずにストンと落ちてくれるからこそ出せる、このシルエット。この美しさ、ぜひ実感していただきたい!

 

細部まで“さすが”のこだわり!
 

 
〈コービーズ〉の技術力は100年続くブランドだけあって確かなもの。だからこそ、細かなところにその気品のよさが現れています。縫製技術は言わずもがなですが、たとえば上襟の裏側。さりげな~く襟を立てたスタイルのときに役立つスロート・タブが。本格的なトレンチコートによく見るデザインなんですけど、やっぱりこういう気の効いたポイントがあるだけで見栄えが全然違いますよね〜! さらに、ベルトのバックル部分がレザーなのも上品に見せてくれるポイント。フロント部分は風を通しにくい比翼仕立てなので、風が強い日なんかに重宝されること間違いなし!

CORBY'S[コービーズ]
シングルトレンチコート
¥107,800 税込

  



2/〈フェデッリ〉の春カラーニット&Tシャツ

『Safari』愛読者ならご存知かと思いますが、最近なにかと『Safari』誌面でも見かけることの多い、〈フェデッリ〉。まだまだ日本では知名度が高くないブランドですが、ヨーロッパではニットブランドの代表格のひとつなんです! 90年近い歴史を持つイタリアの老舗ブランドで、特に品質の高いカシミヤ使いが最大の魅力。もちろん綿や麻などのあらゆる素材を扱っていますが、とりわけ目を見張るのがカシミヤ使いってワケです。毎シーズン厳選したカシミヤの原毛のみ採用していて、カラーによって使い分けしてます。ブランドの人気もうなぎ上りですが、品質へのこだわりが強いので品質の高さをキープできるよう、極端に大量生産しないのもどこか日本の職人気質と通ずるものがあるような気がします。

贅沢なカシミヤ使いが魅力のニット
春にニット?」って思うかもしれないですが、スプリングニットって言葉があるくらい、夏手前まで着られる方は多いんです。最近ではコットンニットが多く見かけますが、着心地を重視するので僕は断然カシミヤ派。しかも、これくらいライトウエイトだと秋も着れちゃうし、冬にはジャケットやブルゾンとレイヤードなんてのもお手の物なんです。これだけ使い回せるとコスパもかなりいいように思えてきます(笑)。しかもこの発色は他ではなかなか見つけられません。絶妙なペイルトーンで、派手な色みに見えて、かなり着やすいんです! 無難な色を選びがちなハイゲージニットだけにコーディネートの差し色になってくれるこういったカラーは持っておくとかなり重宝しますよ。大切に扱えば何十年も活躍してくれるので、お手入れだけ手抜き厳禁です!

着用イメージはコチラ!



やはり褪せ色デニムと合わせてのペイルトーンコーデは鉄板です! やっぱりスタイリングは季節感が大事だと思うので、季節ごとのシーズンカラーは取り入れたいところです。僕はピンクが好きなので、今シーズンは重めな色のライダースやテイラードなどレイヤードして、アウターの差し色使いで着まわしてます。

FEDELI[フェデッリ]
クルーネックライトカシミヤニット
¥77,000 税込

 

 


1枚で十分過ぎるほど映えるTシャツ!
続いてはオトコの必携アイテム、無地Tをご紹介。エジプトの地名ギザに由来するギザコットンを使用してます。エジプト綿(高級綿の代表格です)のひとつで、なかでも最高品質と言われている“GIZA45”と呼ばれるものを使用してます。化学肥料や農薬を一切使用しないオーガニックコットンで安全面も確保。軽くて、しなやかで、耐久性もあってと欠点のない、トリプルAランクの無地Tです! ウォッシュド加工が施されており、いい塩梅のアタリが出ているのも僕的にはかなりツボです。


着用イメージはコチラ!


 

 
発色のよいシーブルーとセクシーなライトピンク、セレブが雰囲気たっぷりで着ていそうな(笑)カーキ、使い勝手のよいライトグレーと4色をラインナップしました! ウォッシュドされた見た目が魅力なんで、同じテンションの褪せ色アイテムと合わせるのがオススメです! タイトなシルエットなんで、鍛えたカラダには相性抜群!

FEDELI[フェデッリ]
クルーネックTシャツ
¥18,700 税込

  

 


3/〈チームオックス〉の春バッグ
最後に紹介するのは〈チームオックス〉のボディバッグ。旬の革小物を展開するこのブランドは、世界中のレザータンナーと繋がりがあるため、高品質かつ手頃な価格帯でアイテムを製作できるというのが魅力のひとつ! しかも、なんといっても『Safari Lounge』だけでしか手に入らないというのが推しポイント! そんなボディバッグは、イタリアの老舗タンナー(=革工場のことを言います)が生み出したきめ細やかな型押しが特徴の“アドリアレザー”を素材に使っています。このレザーは長期間、使用していても変色することが少なく、型押し加工のおかげでレザーバッグで気になりがちな小傷も目立ちにくいというのがメリット。家にある布でサッと拭くだけでケアできるのも嬉しいですよね。軽装になる春先、ポケットがパンパンになってませんか? 大人としてスマートにふるまいたいときにこんな1品があれば確実に差がつきますよ!


実用性にも優れている!
 

 
このボディバッグは実用性に優れているのも大きなポイントです。携帯電話などすぐに取り出したいものはジップ内ではなく、背面のスリーブポケットへ。このスリーブポケットはしっかりとした深さがあり、スナップボタンもあるので入れた荷物を落とす心配もなし。また、背面についているので着用時は正面から隠れ、防犯という目線から見てもグッド! このディテール、海外旅行にも役立つと思いません? もちろん、ジップ内部は見た目以上に荷物が入る収納性に加えて、ダブル仕様なので開閉も楽チン。機内に持ち込むアイテムはこのバッグで十分カバーできますよ!


着用イメージはコチラ!
これだけの大容量でありながら、着用するとスマートなのがこのボディバッグ。ストラップもレザーを使っているのであっという間に上品な印象が出せるってワケです。たとえば、このコーディネートのようにバッグの色みと服の色みを近づけて着こなしに統一感を出すのがおすすめ! もしくは、あえてシンプルな服装に合わせて、アクセントとして使うのものもアリですね。

 

 
ネイビー以外にも、定番のブラックやグレーも展開。黒ならよりクラス感ある装い、たとえばジャケットとの合わせにも役立つハズ。ジャケットスタイルに合わせられるバッグって意外とないんですよね〜。一方、グレーは革の型押しが目立つので、レザーの質感を存分に味わえます。サラッとバッグを持ちたい人はコチラの色がいいかもしれません。どちらも甲乙つけがたい仕上がりなので、ワードローブと組み合わせやすい色を選ぶと決めやすいかなと!

TEAM OX[チームオックス]
【限定商品】ボディバッグ
¥29,700 税込

  

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