NEW S.T.DUPONT エス・テー・デュポン
1872年、パリに革製品のショップをオープン。これが〈エス・テー・デュポン〉のはじまり。創設者のシモン・ティソ・デュポンはナポレオン3世の写真家であり、審美眼をもったパイオニア精神に富んだ人物だった。店で扱う個性的なトランクはたちまちヨーロッパの富裕層たちの間で有名となり、ナポレオン王妃のウジェニーなどからバッグの注文を受けた。1941年には最初のオイル式高級ライターを作成。それ以来、ライターが有名となり、王侯貴族などに愛用されたり、アーティストとのコラボレーションにも数多く取り組んできた。しかしながら、ブランドのスタートは皮革製品であり、ヨーロッパ産の厳選されたレザーを使いながら、卓越したクラフツマンシップによって製作されるバッグはオードリー・jヘップバーンや英国のロイヤルファミリーなどにも使われている。