WATCH*

CVSTOS

スポーティなスケルトンが鮮烈な〈クストス〉。

お洒落な大人の切り札は
黒着こなしに白時計。

華やかな場所にお呼ばれする機会が増えるこの季節。そんなときのお洒落の切り札として、あえて黒を基調にした着こなしに〈クストス〉の白時計という装いはどうだろう。着飾った女性たちを引き立てつつも、手元だけは鮮烈に。もちろんこの時計、その造形美でもまわりを魅了してくれる。

ドレスアップがふさわしい場所に、どんな装いで出かければいいのだろうか？　クローゼットの前でそんな悩みを抱えたことは誰にでもあるのでは？　解決策としては、着たい服をあれこれ足していくという発想を捨てること。あるいは、着こなす服を黒に絞るという手もある。そもそもブラックはフォーマル色が極めて高いカラー。TPO意識の高さをしっかり印象づけられるし、しかも着る者をキリッと精悍に見せてくれるのも頼もしい。

そして、着こなしの仕上げは〈クストス〉の白時計で。ご覧のとおり、黒を基調にした装いとのコントラストが、なんともドレッシーにして好印象。しかも、このモデルは6時位置のスモールセコンドの中でジェット機のタービンを思わせる羽根車が回転するという驚きのギミックも搭載。その構造美がまわりの興味を集め、会話のきっかけ作りにひと役買うかもしれない。それにこの時計は、ムーブメントが丸見えのスケルトン仕様。航空機で使われるハイテク素材を惜しみなく投入し、できる限り軽量に仕上げた贅沢なモデルでもある。ドレッシーに決めつつ話題の提供者であることも忘れない。そんな大人こそ華やかな場にふさわしい。

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CHALLENGE
JET-LINER II
P-S AUTOMATIC

［チャレンジ ジェットライナー II
P-S オートマティック］

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タービンをモチーフにした真っ赤なスモールセコンドは、それを駆動させるために従来は＂抑えバネ＂というパーツを用いるが、その代わりに機械式時計の大敵といわれている磁石をあえて使用。特許出願中のこの新機構で、スムースな運針と高精度化に成功した。純白ダイヤルのメカニカルな造形がさりげなく個性を主張する一方、約42時間のパワーリザーブで実用性にも配慮。ケースサイズ53.7×41㎜、自動巻き、チタンケース、ラバーストラップ、100m防水。118万円（クストス／フランク ミュラー ウォッチランド東京）

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[INQUIRY]

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写真＝野口貴司　スタイリング＝中川原 寛　文＝遠藤 匠　構成＝大嶋慧子

2018-11-30