絶大な人気を誇る“カレラ”誕生55周年を記念し、自社キャリバーでは初のGMT搭載モデルが登場。グローバルにチャレンジし続ける大人を支える、信頼のファンクションといえそうだ。
[タグ・ホイヤー カレラ キャリバー
ホイヤー02 クロノグラフ GMT]
カレラは1963年に誕生し、歴史ある〈タグ・ホイヤー〉の中で最もロングセラーを誇る。そればかりでなく、マニュファクチュール・ムーブメントからコネクテッド ウォッチまで、今も進化をやめないブランドのアイコンだ。今年カレラは55周年を迎え、クロノグラフにGMT機能を備えた。
自社キャリバー"ホイヤー02"では初のGMTであり、スケルトン仕様の精緻なクロノグラフムーブメントに、24時間表示の赤いGMT針が映える。セラミックベゼルをブラック&ブルーに色分けすることで、第2時間帯の昼夜も一目瞭然だ。
そんなグローバルな機能で思い浮かぶのが、カレラ生みの親である創業4代目のジャック・ホイヤー。当時、北米担当責任者としてアメリカを拠点に活動。そして時代のトレンドを吸収する中、最先端であるモータースポーツの世界に着目。商品企画や技術開発に生かすとともに、あのスティーブ・マックイーンとの強い信頼関係を築いた。本国スイスを遠く離れ、2つの国を股に掛けたジャックの情熱は、時空を超え、GMTに甦る。カレラの名には、そんなチャレンジを続ける男の意思がこめられているのだ。
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7054 | www.tagheuer.com |
写真=野口貴司 スタイリング=中川原 寛 文=柴田 充 構成=大嶋慧子
2018-09-14