守るべきものは守り、変えるべき部分には思い切ったアップデイトを加える。“サントス”という時計が名作と呼ばれる理由は、そんな軸足の安定感と探究心にある。その最新形が、スマートな所作を演出する。
“サントス”というタイムピースが時計界で特別な存在感を放っている理由をご存知だろうか。時計好きにとっては、釈迦に説法的な話かもしれないが、なにを隠そうこの時計は、男性用で世界で初めて腕につけることを前提に開発され、実用化に至った歴史的なモデルなのだ。誕生のきっかけとなったのは、当時注目を集めていた飛行家のアルベルト・サントス=デュモンが、ルイ・カルティエに語ったひとこと。飛行中に懐中時計をポケットから取り出すのではなく、操縦桿から手を離さずに時刻を確認できればとさらりと話したのだという。そんな背景から1904年に誕生した“サントス”が、現代のモダンな男性像にふさわしいタイムピースとして進化を遂げた。とりわけ大きな前進といえるのが、ストラップだ。“クィックスイッチ”システムの採用で、裏側をワンプッシ ュするだけで付属する2種類のストラップを付け替えることが可能になった。加えて、メタルブレスにも新しいテクノロジーを搭載。“スマートリンク”によって道具を使わずに長さ調整ができるという。
歴史ある時計としてタイムレスな魅力を放ち続けながら、オンオフで使い分けられるようなお洒落心を満たす機能を搭載した新生"サントス"。時計史に、また新たな1ページを残すことになりそうだ。
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757 |
ケリング アイウェア ジャパン カスタマーサービス 0800-555-1001 |
2018-03-13