GOURMET*

CHRISTMAS

今年のクリスマスは
ラグジュアリーホテルの
人気ケーキで。

いよいよクリスマスシーズン。さて、ケーキはいつもどうしている？　いつもと違って、今年はホテルの特別ケーキでお祝いしてみてはどう！？　家族で楽しく、あるいは2 人で素敵な聖夜に。

Mandarin Oriental Tokyo

ラズベリーとピスタチオの
ブッシュ・ド・ノエル

目にもあざやかなクリスマスカラーの赤と緑がムードを盛り上げるブッシュ・ド・ノエル。甘酸っぱいラズベリーのコンフィが中に仕込まれたラズベリー風味のババロア、なめらかで香ばしいピスタチオのクリームが口の中でハーモニーを奏でる。さらに、クリームの中に口の中でパチパチと弾けるキャンディーが忍ばせてあり、食べた相手の驚く顔もお楽しみのひとつ。8月に就任した新エグゼクティブペストリーシェフ、ステファン・トランシェのクリエイションが光る。
Grand Hyatt Tokyo

ステンドグラスケーキ

2017年のテーマは“Colors of Hope”。その言葉どおりローズ＆ラズベリー、キャラメル、マンゴー＆ココナッツ、ピスタチオ、フロマージュブラン、ラズベリー＆ショコラ、マロン＆ショコラなど、11種類ものカラフルなムースケーキをステンドグラスのように組み合わせている。限定150台のこのクリスマスケーキ。四つ角には、ステンドグラスをとめる金具をイメージした飾りもつけるという凝りよう。このテーマに合わせた、ホテルのロビーの艶やかな装飾も必見だ。
Sheraton Yokohama

オランジュノワゼット

エグゼクティブペストリーシェフ武藤修司が2001年、2002年の世界大会で出品したスペシャリテ。オレンジクリーム、香ばしいヘーゼルナッツのキャラメリゼ、オレンジ風味のダックワーズをミルクチョコレートムースで包み、プラリネとミルクチョコレートでコーティング。それぞれの素材の味わいの相性も抜群ながら、オレンジクリームとミルクチョコレートのなめらかなテクスチャーの中に、ヘーゼルナッツの香ばしさとカリカリとした食感が絶妙のアクセントとなっている。
The Ritz-Carlton Osaka

ホワイトノエル

舞い落ちる雪が街に積もる、ホワイトクリスマスの風景をイメージ。上品な味わいのブッシュ・ド・ノエル。ラズベリーのジュレをトンカ豆とミルクチョコレート、ラズベリーとダークチョコレートの2層のムースで包み、ホワイトチョコレートでコーティング。ふわりと香るトンカ豆とチョコレート、ラズベリーの華やかな風味が重なりあい、ヘーゼルナッツが香ばしいアクセントに。白一色でまとめたデコレーションも、大人の聖夜にふさわしい一品。
Hyatt Regency Kyoto

胡桃ショコラ

ホテル自家製の胡桃のプラリネクリームと胡桃のダックワーズ生地に、メキシコ産カカオを使ったガナッシュのスモーキーな香りを加えた。サクサクした食感のフイヤンティーヌとカリカリしたカカオニブで豊かな味に。つややかなグラサージュでコーティングし、キャラメリゼしたナッツやチョコレートで飾りつけ。濃厚で香ばしい胡桃と、ダークチョコレートの美味しさが満喫できる、大人の男性にもすすめたい一品。とっておきのコーヒーと合わせて。
Conrad Tokyo

メルヴェイユドール

2017年7月に就任した岡崎正輝シェフ率いる、ペストリーチームの手による「黄金の不思議」という名のケーキ。フランスの高級ティーメゾン〈テオドー〉の茶葉を使った香り高いアールグレイのクリームと、口どけなめらかなホワイトチョコムースを重ね、底生地はピスタチオのビスキュイ（スポンジ生地）とヘーゼルナッツのヌガティーヌで香ばしさをプラス。アクセントにシングルオリジンチョコレートと、オレンジの自家製コンフィチュールのクリームを忍ばせているのもポイント。