今後ライフスタイルの一部になりそうなテレワーク。ところが、ひとりだからこそストレスを抱えてしまうこともあるはず。そこで役立てたいのが動画配信。仕事で愛用しているPCでアクセスすれば、そのまま卓上がシアターへと大変身。1日のご褒美がすぐに味わえる。
人生、思いもよらない苦難があるもの。そこで、身につけておきたいのが、逆境を乗り越える術。「でも、どうやって?」。ご心配なく、それはここで紹介する6人の主人公が教えてくれるはず。
マイケル・ ジョーダンの軌跡を振り返るドキュメントシリーズ。興味を惹くのが1997〜’98シーズンの貴重な密着映像。当時、ピッペンやロッドマンなどを擁したシカゴ・ブルズは黄金期を迎えていた。ところが、球団は次世代のために解体を示唆する。チームを最強へと導いてきたMJは、苦悩するなか、「強ければ、あれこれ言われない」と自らを奮い立たせコートに向かう。彼の最強哲学が学べる作品。
クリス・ヘムズワースが傭兵に扮して、誘拐された少年を救出するためダッカへと潜入する作品。計画どおりとはいかず、途中、孤立無援となる。けれどもクリスは、自身が身につけた銃撃テクや格闘術を駆使して、少年とともに脱出を試みる。本作でわかるのは、日頃からの準備が大事ということ。切り抜けられる術があれば、どんな難局も恐れることはないはず。
1930年代のアメリカ。当時、世間を賑わしていた犯罪者コンビ、ボニー&クライドを捕まえるため、当局は元テキサス・レンジャーのフランク(ケヴィン・コスナー)を雇うことに。引退した身ながら、危険な連続殺人犯を追う理由は、使命感のみ。劇中、「たやすくはない、美しくもない」と任務の過酷さを吐露するフランク。彼の姿勢に勇気がもらえること必至。
アダム・サンドラーがNYの宝石商ハワードを演じるクライム作品。こちらの主人公は、借金まみれなうえに、若い愛人とつき合い、あらゆる面で破綻寸前。なにかと金策に走っては食い繋いでいく、綱渡りな人生を歩んでいる。そんなハワードには学ぶべきところが少ないのだが、どんな状況でも一攫千金を目指す姿勢はアッパレ。ラストのNBA賭博の大勝負は手に汗握るはず。
ベン・アフレック、オスカー・アイザックの出演作。物語は凄腕の傭兵たちが麻薬王から大金を強奪する内容。注目したいのは、強奪計画が頓挫した際の対処方法。大金を奪取したものの、搭乗するヘリが密林に墜落。仲間がパニックになるなか、オスカー演じるポープだけは、冷静に次の行動の指示を出していく。逆境にいても、平静さを保ち続けることが大事だとわかるだろう。
警察官のスペンサー(マーク)は、上司への暴行罪で投獄。刑期を終えて出所したある日、その上司が殺されたことを知る。独自に調査をはじめた彼は、その裏に自身も陥ったある陰謀があることに気づく……。参考にしたいのは、主人公の前向きな姿勢。真相に近づくたびに古巣の仲間や、裏組織に襲われるのだが、決してあきらめない。自らの正義感に従う大切さを教えてくれる。
テレワークだと、仕事の合間に同僚と談笑してリフレッシュ、とはなかなかいかないもの。それならば、ユーモアたっぷりのコメディ作品で、ひと笑いするのはいかがだろうか?
ジェニファー・アニストンとアダム・サンドラーが夫婦役を演じる本作。欧州旅行へとやってきた夫婦が、招かれた船上パーティで殺人事件に遭遇。犯人に疑われたことから、自ら真犯人を探そうと奮闘する。2人の軽妙なやりとりが面白いうえに、珍妙な推理も加わって思わず笑ってしまうこと請け合い。忽那汐里が大富豪の新妻役で出演しているのも見どころ。
ドジな警官コフィーは、恋人の息子カリームの反抗的な態度に手を焼いていた。ところがある日、カリームが殺人事件を目撃。2人はギャングから狙われることになる。とにかく少年カリームが生意気で、大人びたセリフを連発。それに振り回されるコフィーのドジっぷりが笑える本作。目撃した事件が、警官の汚職問題に繋がる、まさかの展開にも驚かされるはず。
1970年代に活躍したミュージシャン兼コメディアンのルディ・レイ・ムーア。’75年に自身が製作・主演した映画『ドールマイト』で一躍人気者となるのだが、彼がいかにして成功したかをエディ・マーフィ主演で描く。エディが得意とする軽妙なトークが楽しめるのだが、オススメは吹き替え版。声優、山寺宏一の絶妙なセリフ回しが面白さを倍増させている。
テレカンで重要な打ち合わせを終えた後は、なにも考えたくないほど、疲れてしまうもの。そんなときは、痛快なアクション作品を見るのも一興。スカッとした気持ちになれるはず。
超一流のスキルを持つ6人が、自らの存在を消して、傍若無人な独裁者を倒そうとするアクション作。『アルマゲドン』の監督マイケル・ベイが手掛けるため、派手でスリリングなシーンが満載。冒頭の市街地でのカーチェイスは、スロー映像を効果的に使用。斬新なビジュアルで見る者を圧倒する。ユーモアたっぷりなテイストなので、気軽に楽しめる。
マッツ・ミケルセン主演のバイオレンスアクション。最強の殺し屋ダンカンに約束された破格の年金。しかし、負債を抱える雇い主は、それを反故にしようと彼の殺害を企む。瀕死の重傷を負ったダンカンは、復讐を誓い……。激しい銃撃戦が展開し、血みどろな描写も多いために、見る前には覚悟が必要かも。並行する隣人カミールとのドラマは意外な結末に。
山奥でのキャンプに参加した少年たちを突如、UFOが襲撃。命からがら逃げのびた彼らは、瀕死の宇宙飛行士と出会い、地球を救うデータが入ったUSBを託される……。子供が主人公ながら、アクションは超一級品。最凶エイリアンも登場と、痛快さは十分。子供たちが互いに苦手を克服していくなどドラマ面もアツい。監督は『ターミネーター4』のマックG。
ネットフリックスで配信中。 | https://www.netflix.com |
2020-05-29