ジャケットの装いは、ひとつ間違うとまわりと似たり寄ったりな印象になりがち。その中でまわりの印象に残る装いを狙うなら、バッグをチェンジするのが一番の近道に。アイコニックな意匠を満載した〈グッチ〉のトートなら、頭ひとつ抜きんでた装いが楽しめそうだ。
出会った人の記憶に、不思議と残る。そういう人のことを思い返すと、自分を特徴づける持ち物や着こなしで自分らしさを表現していることが多い。要はそうした行為によって自分自身をアイコン化し、印象的なキャラクターを演出しているわけだ。
そんな自己演出効果が期待できそうなのが、このトートバッグ。フロントにはウェブ ストライプが走り、その最上部には"インターロッキングG"と呼ばれるディテールが存在感を放っている。これだけ〈グッチ〉を象徴する意匠が満載されていれば、このバッグ自体が記憶に残るアイコニックな存在に。それでいてトートのイメージをいい意味で裏切る品格を持ち合わせているので、ジャケットスタイルの気分転換を図るにもうってつけだろう。もちろん、これでジャケットの着こなしに新鮮さを加えれば、出会った人の記憶にも残るに違いない。ちなみに、バッグ自体は2WAY仕様で肩掛けも可能。カジュアルな装いでも、一目置かれる着こなしを演出してくれそうだ。
[ラージ トートバッグ]
ウェブ ストライプを走らせた上品な縦長フォルムも、〈グッチ〉を象徴するデザイン。上質なレザーでボディにトリミングをきかせ、コットンキャンバスにはエイジング加工をさりげなく施した。W41×H44×D3㎝。
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写真=正重智生 スタイリング=中川原 寛 文=遠藤 匠 構成=大嶋慧子
2019-05-31