FEATURE*


GIORGIO ARMANI

〈ジョルジオ アルマーニ〉のスーツには

まわりも唸る美フォルムと
軽やかな快適素材がある。


スーツ選びでも、着心地のよさが最優先される今日この頃。そんな時代が到来する遥か昔から、確かな技術力から導かれた機能性を実現してきたのがこのブランド。快適かつ美しさでも群を抜くスーツなら、高い満足度が得られる。




最近はスーツの世界でも、快適さが重視されるようになってきた。しかし、そもそも仕立てのよいスーツは、体型を美しく補正しながら動きやすさにも配慮するのが大前提。シルエットでいえば、首の曲線に沿う"のぼり襟"はその代表例。そのうえで、腕の可動域などを確保することが、技術力の高さの証となる。そんな技術の最高峰を体現しているのが〈ジョルジオ アルマーニ〉。新作でも高品質は健在だ。

シルエットは、精悍な印象のストレートショルダーが映えるスリムフィット。ごく薄い肩パッドを使いウエストも絞っているが、締めつけ感や重さは感じない。その理由は、立体的な裁断や非常に軽いウールの服地が快適さに貢献しているため。サイズ感が微妙に合わなければ、既製品価格の10%プラスだけで"メイド トゥ オーダー"をすることも可能。より高いフィットを得られれば、動きやすさに配慮したパターンや生地自体の質の高さを体感しやすいはず。しかも仕立ては本国のミラノで行われるので、腕は確かだ。



SHADOW STRIPE SUIT

[シャドー ストライプ スーツ]



単色ながら、格子状の織り柄が浮かび上がる生地が個性的かつ爽やか。ふわりと軽い着心地も、スーツとしては極めて新鮮。ゴージラインは高く、Vゾーンはやや広め。絶妙なバランスが、美しくシェイプしたシルエットを引き立てる。スーツ38万円、シャツ6万2000円、ネクタイ2万8000円、ポケットチーフ1万6000円(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)


[INQUIRY]


ジョルジオ アルマーニ ジャパン
03-6274-7070

写真=正重智生 スタイリング=中川原 寛 文=遠藤 匠 構成=大嶋慧子

2019-03-29






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