荷物を持つ煩わしさから両手を解放し、身軽になれるのが“手ぶら”バッグの魅力。もしそれが背負うだけで心が弾む〈ルイ・ヴィトン〉の新作なら、週末の外出が待ち遠しくて仕方なくなりそうだ。
リュックやショルダーバッグのおかげで両手が自由になったときの外出は、いつにも増して開放的な気分になれるもの。そんなちょっとした高揚感をさらに高めてくれそうな新顔が、〈ルイ・ヴィトン〉に揃い踏みした。たとえば、この“マッチポイント・バックパック”を見てほしい。荷物の出し入れがしやすいトップローディング構造にメッシュポケットを備えたそのスタイルは、スポーツバッグそのもの。その一方で、ミッドナイトブルーに彩られた“ダミエ・コバルト キャンバス”が放つオーラは、高純度のラグジュアリー感で満たされている。街を身軽に駆けられるだけでも十分嬉しいのに、お洒落のステージを一段上げられたときの特別感まで味わえるわけだ。
一気室構造の縦長ボディを“コバルト キャンバス”で仕立て、側面からボトムにかけてのエレガントなラインをしなやかな“タイガ・レザー”で描いたデザイン。トップの開口部は、紐で巾着状に閉じてバックルどめする構造。なので、荷物をクイックに出し入れできる。伸縮するメッシュポケットも、使い勝手がいい。
W35×H54.5×D19㎝。25万7000円(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
また、型にはまらないユニークなデザインも見逃せない。Cの“マッチポイント・ハイブリッドバッグ”は、リュックのようだがメッセンジャーバッグとしても使え、トートバッグの機能も併せ持つ。こんなリッチで遊び心あふれるバッグを背負えば、気分が上がらないわけがない。
エンボス加工で立体感を演出し、“ネオン”と名付けられたあざやかなブルーが目を引く“ダミエ・アンフィニ レザー”仕立て。ストラップのボトム部は、自分好みのスタイルで背負えるように左右のどちらにも付け替えが可能。
“ダミエ・コバルト キャンバス”で仕立てた薄型設計のメッセンジャーバッグを、“タイガ・レザー”でトリミングした高級感あふれるデザイン。内側には、大型のオープンポケットに加え、小物の収納に便利な3つのフラップポケットを装備。使い勝手バツグンだ。
便利な大型トートとして手持ちできるだけでなく、ショルダーバッグとして肩掛けしたり、リュックとして背負うこともできるハイブリッド設計。写真では開口部をドローストリングスで絞っているが、トートバッグとして使うときは開いたままにすることも。
ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854 |
写真=正重智生 スタイリング=中川原 寛 文=遠藤 匠 構成=大嶋慧子
2018-04-27