スーツを誂えるとなれば、品質に妥協はしたくないもの。思い切って最高峰の〈ジョルジオ アルマーニ〉に足を運んでほしい。敷居が高く、時間もかかるというイメージをいい意味で裏切ってくれるようだ。
イタリアンスーツの品質の高さを世界に広めた立役者である一方、そのステイタス感と着心地の両面で最高峰を体現している〈ジョルジオ アルマーニ〉。そんな同社のオーダーメイドとなれば、プライス的に雲の上のような存在と思われがちだが、どうやらそれは大きな誤解のようだ。実は“メイド トゥ オーダー”のシステムが一新され、より身近な存在になっていたのだ。
まず注目したいのは、プライス設定。既製のスーツを購入した場合との価格差は、約10%だけ。既製品をお直しするだけでもこれくらいの価格差が出ることを考えると、ほぼ変わらない金額で自分だけの1着を仕立てられるわけだ。また、オーダーのベースになるのは3型だが、通常は日本で展開していないサイズもオーダー可能。着丈調整などを加えるわけだから、仕上がりのバリエーションは無限といっても過言ではない。しかも、納期は注文後わずか1カ月だという。ここぞというときのためのスーツを仕立てるなら、迷わず最高峰の扉を叩くのが正解のようだ。
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070 |
写真=野口貴司 スタイリング=中川原 寛 文=遠藤 匠 構成=大嶋慧子
2018-03-13