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HILLSIDE HOTEL

朝昼晩のまるで違った絶景に息をのむ。

ビーチリゾートというと、どうしても“オンザビーチ”にこだわりたくなるが、今回はあえてのヒルサイド。丘のてっぺんから見わたす限り広がる海の光景は近くで見るのと、また違う絶景。海の1日の移ろいも、味わい深い。

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リゾートは傾斜を生かしたレイアウト。プールがいくつかの階層に分かれて配置され、崖の先端には海へ続くインフィニティプールが

すべての場所からインド洋を望める楽園。

 

バリ島の最南端。サーファーの聖地、“ウルワツ”近くのクリフトップに立つエコ・リゾート。ヴィラ、レストラン、バーなど、敷地のあらゆる場所からインド洋を望む。うねりが規則的に打ち寄せる大海原が、水平線の先のオーストラリアまで続くと思うと感慨深い。

全室オーシャンビューのヴィラ群は、広さ108㎡以上。深めのバスタブに浸かりながら、海の眺めを満喫できる。各部屋には〈シックスセンシズスリーププログラム〉に基づいた、オーガニックの寝具が用意され、快眠をお約束。

レストランも、もちろんオーシャンビュー。是非“クリフバー”で、サンセットに染まる海のパノラマビューを。

また、スパでは最新システム〈ウェルネス・スクリーニング〉を導入。全身スキャンを瞬時に行い、カラダの状態を測定、生活習慣のアドバイスが受けられる。心身ともにヘルシーが叶う。

 

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Ａ：バリ島の建築様式を取り入れつつ、ブルーの差し色が効いたクリフトップ・プールヴィラ。プライベートデッキやバスタブから遮るもののない海が望める　Ｂ：プール沿い、海に突き出したような“クリフバー”。ピザやパスタなどの軽食やオーブン料理などをサーブ　Ｃ：海と星空をバックに上映される“シネマ・アンダー・ザ・スカイ”

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自然に囲まれた丘の斜面に立つ極上のオアシス。

 

到着時、一瞬にして心掴まれるのが丘の上に築かれたアライバルサラからの眺め。びっしりと生い茂るヤシ林とタイ湾の眺めは、未体験の迫力といえる。各ヴィラとレジデンスはタイ湾に面した熱帯雨林の傾斜に点在。建築家ビル・ベンスリーが手掛けた客室は、デッキエリアが広く、海を望むプライベートプール付き。オンザビーチのレストランや、アジア初のラム酒100銘柄を集めたラム・ヴォルト（貯蔵庫）など食も充実。

 

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Ａ：856本ものヤシ林を眼下に見下ろす、南タイ料理の“コ・タイ・キッチン”　Ｂ：タイ様式の建築にノーブルなブルーがアクセントになったデザイン。ベッドに寝ながら、プライベートプールの先に海が眺められる　Ｃ：ヒルトップから海へと敷地は展開。オンザビーチでの食事も

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“世界一の夕陽”を自分の部屋から。

 

サントリーニ島のイアは“世界一”との呼び声が高いサンセットの名所。なかでもココは、茜色に染まった家並みとエーゲ海の美しさがイメージどおりの場所。海抜約90mの斜面に、迷路のように客室やプール、レストランが配置されている。この地方特有の洞窟住居スタイルの客室は、磨き抜かれた白一色。全室に夕日を望むバルコニー付き。できれば、バルコニーにジェットバスを置くハネムーンスイート以上を選びたい。メインのインフィニティプールも絶景。

 

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Ａ：海抜90mから海へと落ちる斜面をそのまま生かしたレイアウト。白いキクラデス様式の建物とエーゲ海のコントラストが絶妙　Ｂ：白で統一された室内。アーチや壁のくぼみなど、伝統的な洞窟住居の特徴が随所に。広さは25㎡以上　Ｃ：“ビザンチン料理の再定義”がコンセプトのレストラン。眺めもスパイス

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文＝古関千恵子

2020-05-29