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ULTIMATE POOLS

大人は泳ぐだけじゃなく、
驚きのプールも堪能。

プールの水面と水平線が重なったインフィニティエッジに感動していた頃が、もはや懐かしい。なぜなら、世界を見わたせば、斬新な発想から生まれたあっと驚く仕掛けのプールが続々と登場しているから。リゾート地を楽しむ大人にこそふさわしい、美しいだけじゃない次世代型プールをピックアップ。

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THE EDGE

［ジ・エッジ］

崖から突き出たスリル満点のプール！

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崖から突き出た先端、ガラスの底に立てば、足の遥か下にインド洋。宙に浮いたような想像以上のスリルを味わえる異色のプール！

 

バリ島の南端、ウルワツの断崖に佇む、ヴィラリゾート。注目のプールは、レストランやバー、サンデッキなどを併設したデイクラブ＂ワンエイティー＂内にある。崖の先端から6mほど突き出したプールは、なんと底の一部がガラス張り。足元の約160m下にはインド洋が広がる。先端側面もガラス張りのため、その名のとおり、空と海が180度広がる、パノラマビューが楽しめる。食事はLAのビバリー・ウィルシャーの元副料理長が腕を振るい、ワインリストも専門誌『ワインスペクテーター』の賞に輝くラインナップだ。この絶景と美食を堪能するには予約が必須。1カ月半前には埋まってしまうので、お早めに。

 

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A：断崖から突き出た＂ザ・クリフ・バー＂の床も、一角がガラス張りになっている。カクテルやワイン、昼下がりにはアフタヌーンティーも楽しめる　B：ヴィラは１・２・３・５ベッドルームの種類があり、全17棟。750㎡以上のゆったり間取りを確保。プライベートプール付き

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LAUCALA ISLAND

［ロザラアイランド］

水中の美ボディが透けて見える!?

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2000㎡のメインプール。ラッププールがガラス張りに。SNSで人気だが、超高級リゾートゆえ、投稿することもステイタス!?

 

フィジーにおけるセレブ御用達のアイランドリゾート。熱帯雨林や切り立つ丘、美しいビーチなど、広大な敷地にわずか25棟のヴィラが立つ。各戸にプライベートプールは付いているが、人気は敷地中央にあるメインプール。3つのエリアのひとつ、25mのプールはシースルーなガラスのキューブ型。彼女の泳ぐ姿がばっちり見えるのも魅惑的だが、鍛え上げた自身の筋肉自慢をするにも最高のステージかも。

 

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A：ロングビーチを見わたすメインプールは、一画に人工島もレイアウト。貝の形をモチーフにした、プールバーも併設　B：椰子など天然の建材を使った、伝統的なフィジー様式のヴィラ。ハーフムーン形の入り江やヤシ林の合間などロケーションも多彩。こちらは広さ134㎡ある＂ペニンシュラ・ヴィラ＂

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FAIRMONT MALDIVES,
SIRRU FEN FUSHI

［フェアモント モルディブ シル フェン フシ］

島を横断するプールに驚愕！

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歩いてまわれるほどの小さな島が多いモルディブにあっても、島を貫通したロングプールがあるのはココだけ。泳いで島を横断できる

 

主流は1島1リゾートのモルディブ。新しいリゾートがアイデアでしのぎを削る中、お目見えしたのがコチラ。なんと長さ200mものモルディブ最長のプールが、島を東西にばっさりと貫いている。長さだけにとどまらず、ラグーンと繋がったようなインフィニティエッジや水中のヤシ林、ジャクジーなど、エリアごとにいろいろな仕掛けも用意。ラグーン寄りのプールサイドでは時間帯によりDJプレイも。

 

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A：モルディブ北部のシャビヤニ環礁に位置。ヴィラはビーチや水上、サンライズやサンセットなど14タイプ。モルディブのモスクのような、アラビアンな意匠が随所に　B：バリ島の＂バンブーハウスプロジェクト＂のエローラ・ハーディがデザインした、すべて竹材で造ったというプールサイドバー

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文＝古関千恵子

2019-10-25