デヴィッド・ベッカムの冬コーデ11選!
『Safari Online』で掲載してきたデヴィッド・ベッカムのコーデから冬の装いを厳選してご紹介!
DAVID BECKHAM[デヴィッド・ベッカム]
年齢を重ねるとジャケパンスタイルも手持ちスタイルの選択肢に入れたいところ。もちろん紺ブレにブルーデニムってのもトラッドでお洒落。だけど、今回のベッカムのコーデはどんな場所でも様になり、デートの場所も選ばないメチャクチャお洒落で真似したい着こなし。仕立ての良いジャケットは温かみのあるブラウンをセレクト。これは若いとなかなか手が出しづらいアイテム。それをグラデしたパンツに合わせてワントーンコーデにしている! これだけだとオヤジすぎるからか、ネイビーとブラウンの大ぶりチェック柄マフラーでアクセント出し。どうです、一気にフレッシュな印象じゃない? いやはや流石、お洒落キング!
この日のベッカムはコーデュロイのブラウンセットアップ。インのタートルネックやストールなど70年代を連想する配色で、かっちりアイテムをかなりカジュアルにしてスタイリング。昨今のレトロブームをカラーリングで上手く取り入れたコーディネートと言えるだろう。サングラスもブロータイプにしていて小物にもこだわりが感じますよね!
アメカジアイテムの着こなしって定番色でまとめがち。ところが、ベッカムを見てみるとモカカラーの上下でかなり品よく決まっている。ショート丈のミリ風ジャケットにテーパードのチノパンとスリッポン。ブラックでもない、ビビッドカラーでもない渋色ワントーンで揃えると見事に格上げ感が出る。さすがの色選びに脱帽ですね!
大人の上品スタイルを参考にするなら、こちらのベッカムの着こなしがおすすめ。グレーのチェスターコートは襟を立てて、見た目をアレンジ。インには黒のタートルネックを投入して、シックで洗練されたコーデにまとめている。ボトムも黒にして統一感を出すなど、大人好みのモノトーンコーデに仕上げている。これは真似しておきたい!
マークスクラブで行われた妻ヴィクトリアのパーティに参加したベッカム。ベージュのチェスターコートを羽織り、インには白T、ボトムはグレーパンツという装いを披露。コートもダーク系が主流だけど、ベッカムのように明るめのカラーを選ぶと優しげな印象をまとえるし清潔感も出るので、大人にはぴったり。
ノッティング・ヒルのゴールドレストランで家族と食事を楽しんだベッカムは、精悍な黒コーデを披露。トップは短丈のレザージャケット、ボトムは黒パンツで、インナーの黒Tはタックインしてきちんと感を演出している。全体が重たい印象になりすぎないようシューズは白スニを合わせて、軽やかさをプラスしている。この装いはベッカムのお得意で、冬の定番コーデになっている。
カジュアルな着こなしに上品コートというのは、ベッカムが得意とするコーデ。今までは濃紺デニムが多かったけど、今年はこんな感じで淡青デニムを使っている。白Tとの王道コンビで爽やかさがグッと増して、より若々しくアクティブな雰囲気だ。
ガゼット付きのグレースウェット、濃紺デニムパンツ、白の“スタンスミス”という、北カリフォルニアあたりの空気感を出したアメカジは、まさにベッカムの得意とするところ。そこへキャスケットやチェスターコートを合わせてシックにまとめあげるのも、彼らしいテクニックといえる。あえて定番の白をチョイスしたところが、今回の着こなしのキモといえるかも。
マンチェスターのレストランで目撃されたのがこのスタイル。レザーJKは昔からいろんな形を好んで着ていた彼(さすがバイク乗り!)。この日着たのは、サード型Gジャンのようなデザインのタイプだ。トップまでボタンを閉めて、レザーJKでもピシッと着るのが最近のお気に入りのよう。たくましさにきちんと感が加わって、より大人っぽく見えるでしょ。
妻・ヴィクトリアのブランドの記念パーティに参加したときはこんな感じ。パーティ会場がロンドンの伝統ある会員制クラブだったからか、往年の英国紳士然としたスタイルで登場した。ツイードのおそらくハンティングジャケットに、ジャケットと似たトーンの渋色ホームスパンパンツ。足元はフルブローグシューズで、これまた紡毛素材で仕立てたハンチングをオン。英国カントリーを全身で表現した、なんともエレガントなスタイル!
ラフなカジュアルだけでなく、上品スタイルも抜群にうまいベッカム。カーキのチェスターコートは、それだけで凛とした存在感が漂うドレスアイテム。これをネイビー合わせでシックにまとめつつ、Tシャツやスニーカーといったアイテムで軽く見せている。こうしたドレスダウンはベッカムの得意技。足し算と引き算を使いこなして、狙いどおりのスマートなイメージを演出している。