CAR*


CONVERTIBLE

ハイエンドなオープンモデルで
味わう、本当の贅沢。


プレミアムカーブランドから、ハイエンドモデルのオープンカーが続々発表されている。優雅で快適な装備に、さらに日差しや風を楽しめる贅沢が加わる。そこには"本当の贅沢"があります。


どんなにSUVが流行ろうと、「3列シートのニーズがあります」と自動車メーカーが語ろうと、2ドアモデルは永遠である。そして、その屋根を取っ払ったオープンモデルも絶えることはない。

そんなことを思わせるモデルが次々と登場している。写真の〈ベントレー〉コンチネンタル G T コンバーチブルと〈ビー・エム・ダブリュー〉8シリーズ カブリオレだ。どちらもクーペの登場後、矢継ぎ早にその姿を現した。それだけニーズがあるということだろう。さらに言うと、今年頭のデトロイトモーターショーではコンセプトモデルながら、〈レクサス〉LCのオープンモデルもステージ上に飾られた。優雅なその姿に見とれた人は多かったに違いない。スポーティかつエレガントで上品な趣にあふれていた。

ということからもわかるように、今、プレミアムブランドのハイエンドモデルでオープンモデル投入の流れが起きている。冒頭に記したようにSUV全盛でありつつも、この辺のカテゴリーは不変なのだ。しかも自動車創成期から。

新型は着実にカスタマーに都合のいいよう進化している。キャビンへの風の巻きこみを軽減させるのはもちろん、ロールオーバーを含む衝突安全対策もバッチリ。さらに言えば、寒さ対策も進歩している。シートヒーターとステアリングヒーターはデフォルト。近年はヘッドレスト付け根から温風が出るネックウォーマーを装備するクルマも増えた。そして今回のコンチネンタル GTは、肘を置くところのセンターコンソール部分も暖められる。つまり、人とクルマが接する部分はすべてヒーティングされるということ。残りは足の裏くらいだろう。なので、こうしたハイエンドモデルは、オールシーズンで快適にオープンエアモータリングを楽しめる。オープンカーは夏の乗り物という概念はすでになし。まぁ、そもそも英国あたりは、冬も寒さを我慢しながら走りを楽しむ文化ではあるが……。

ということで、そんなトレンドがあることに注目してはいかがだろう。本当の贅沢がそこにある気がする。快適装備に包まれてオープンエアを楽しむのだからこのうえない。しかもこの2台は4シーター。リアシートの使い方は自由自在だ。

それと屋根を閉じたときのキャビンの静粛性も抜かりはない。新型コンチネンタル GT コンバーチブルの静粛性を数値にすると従来型のクーペに匹敵するという。いやはや恐れ入る。もはや屋根開きを買わない理由はない!?


 


BENTLEY Continental GT Convertible

[ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル]


 

オープントップにして
パワーはスーパーカー級。

 

従来型とそれほどディメンションを変えずして、よりスタイリッシュに見せるスタイリング。スポーティなロングノーズ&ショートデッキ的フォルムがお見事。エンジンは昨年リリースされたクーペと同じ6ℓ W12 TSIが搭載される。ツインターボで過給されるパワーは635ps、最大トルクは900Nmを発生させる。今後V8モデルも追加予定。


  • A

  • B

  • C

 

A:コンバーチブルは豊富なボディカラーが際立つ。絶妙な大人っぽい中間色がよく似合う B:インテリアはまさにゴージャス。インターフェイスは最新だ C:屋根の開閉は19秒。50km/h以下なら走行中も操作可能。屋根の色は7色あり、英国調のツイード柄も用意される


 

 


BMW 8 Series Cabriolet

[ビー・エム・ダブリュー 8シリーズ カブリオレ]


 

スポーティでありながら
エレガントな仕上がり。

 

6シリーズからバージョンアップされ、8シリーズとして生まれ変わった大型オープントップモデル。ワイド&ローに見えるのは、既存の6シリーズクーペとサイズを比べて、全長がやや短く全幅は広がり、全高が低くなっているから。〈ビー・エム・ダブリュー〉M850ixDriveカブリオレのエンジンは4.4ℓ V8ツインパワーターボで530psを発揮する。


  • A

  • B

  • C

 

A:発表されたのは M850ixDriveカブリオレ。"M"専用バンパーやアルミホイールなどでお化粧される B:シートカラーのバリエーションを増やしエレガントさをアピール。インターフェイスはここから新世代へ C:幌の開閉は50km/h以下で稼働。時間は約15秒


 

 



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文=九島事務所

2019-04-25